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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2022年8月16日火曜日

●大手銀行のムチャ   ~誰か騒いで~

コロナ禍やウクライナ侵攻で、物価高、円安、株価低迷です。中には、投資により半年で資産を20%減らした方もいます。「投資だから損もありうる」ではありません。問題はそうなるまで手を打てなかった原因です。銀行の対応です。参考に、ぼくの関わる話ですが、超大手のM銀行が扱う財形貯蓄型の海外投資です。リーマンショックでも利益を出せたスグレモノです。だからお任せに近く、銀行からの報告は年一度。といっても通常の報告ではありません。昨年、銀行より不思議な手紙です。簡単にいうと「取扱い金額が増大しすぎたので、今後の受付を中止する」とあります。金集めが仕事の銀行に、投資が順調なら中止はありません。昨年12月といえば、すでに日経の平均株価は低迷です。もしやと思い銀行へ行きました。

銀行は株価にふれたがりません。ぼくは、頼み、資産状況の推移を見せてもらいましたら、利益は思いのほか出ていました。ただし事前調査で、4月には悪化すると予測できました。ぼくは、利益が出なければ解約するので、報告をよろしくと、その場はそれで終わりです。と言っても放置ではありません。職業柄、内部調査はできます。その後、調べると、不思議な手紙で解約した方は少なくない。2月のウクライナ侵攻以降、銀行(といっても実務が証券会社)の資産運用は悪化です。が、4月になっても銀行からの報告はなし。5月になると銀行からの手紙は別な運用のご案内ばかりです。8月に銀行に出かけ、先の20%損失の説明を他人事みたいに受けました。その間、「ご免なさい」の「ご」の字もありません。こちらから申し出なければ、解約も勧めません。もし銀行が誠実であれば膨大な人を、ささやかに老後資金を蓄えている方を救えただろうに。これを不作為言わずなんと言うべきか。

今、ぼくは何をすべきか。具体的ブログで伝えるべきか、メディアに訴えるべか。手元に、ぼくなりの内部調査と銀行とのやりとりの録音。それを前に迷うのでありました。

●内閣改造  ~あぁ、やっぱり~

 10日とえいば内閣改造がありました。コロナ、物価高、国防、ウクライナなどが心配される折、注視したけど、結果は「やっぱり」です。そのシンボルが新中派大臣の林さんの再任かも。岸田さんの"聞く力”の正体は、"聞くだけ”です。「やはり」といえば、副大臣や政務官も含め20人近くが旧統一教会の世話になっていました。これも聞く力?問題はなぜそうなのか、です。その1は首相に信念と責任感がない。その2は自民を支える国民も同じ。政策ではなく、自民だから支援している方が多く、なので騙されても気がつかない。その3,野党はヒステリー騒ぎだけ。その4、かくいう僕は無力すぎ。きっとそれでも書くぼくはバカです。


●熊坂宗徳さん  ~知っていますか~

10日の朝刊に熊坂崇徳の名前。維新の公認で来春の県議選で相模原の中央区の候補者になる記事です。彼は愛川の町議ですから、相模原の方はまず知らない。いや、もしかしたら愛川でも名前くらいしか知らない方も。それでか、ぼくにも問い合わせがありました。この機会に少し紹介です。

 彼は、ぼくも含めた3人会派の一人ですからぼくはそれなりに知っているけど、そのイメージは町民の認識とズレているかも。それでふれます。まず表面的には若くて、元気で、小太りでいつもニコニコで穏やか。が、それが誤解の因かもしれません。けっこう仕事師です。議会の質疑や質問は徹底的に調べてやる人で、その点、町議会屈指です。地味で、敵をつくらないので軽く見られているようだけど、実力者なのです。実は県議選に出るのが遅すぎたくらい。そこで、僕の見立てです。維新は関西では人気だが関東では強くない。参院選では東京で失敗しています。松田さんの当選は元知事の知名度と実績、人柄、それに国政には第3極が必要という県民ニーズかも。政治家同志では互いに実力が見えますから、そこに目をつけたのがかれの実力でしょう。かくして維新に推された気がしています。

 ぼく的には、愛川を見捨てたなんてケチを言わないで、大いに頑張ってもらいたい。だから紹介したけれど、崇徳町議に松田さんみたいな知名度はなし。ヤキモキしています。

●8月15日終わる ~またも空しく~

今年も終戦の日を迎え、77回目の一連の行事の終わりです。たとえば右よりは戦争というより戦略の失敗を振り返り英霊を悼みながら、左よりの人達は戦争自体を反省し、核の廃絶と平和を祈念しながら。そして現実は今も戦争中、たとえばウクライナ戦です。ぼくにはその空しさがやり切れません。そのズレは何からくるのでしょうか。

 書くことが多すぎて放置してきたけど、一つの明解です。日本の平和は、天皇の玉音放送の日からがスタートです。でも、ぼくには祈念の日にメディアが玉音の意味を報道した記憶がありません。それでよいのか?しかし、ふと気がづけばぼくも高齢で、もう放置できません。これからは少しは"あの戦争”にふれたい。ですので、よろしく。


2022年7月26日火曜日

●第6次総合計画 ~要望はしたけど~

前回、町の総合計画の素案に要望を検討中と書きました。で、その後も検討会があり、意見や要望をまとめ、7月14日町長へ提出しました。あとは「町長はどれだけ見直してくれるか」ですが、正直、個人的に大きな期待はありません。というか、素案以前にに出すべき要望もあったし、素案の量に対し、検討時間の不足の念もありました。あゝ、議会の時間不足問題、なんとかならないか。ついでに、意見・要望の町長への提出といえば、同じころ広聴応報委員会があり、5月の「第9回 町民との意見交換会」での町民の声をまとめて、町長へ出しました。こちらについては町長が重く受け止めるのを望むばかりです。時間もそれなりに使ったし。

●補正予算案 ~お、皆で大賛成~

広報委員会のまえ、補正予算の審議がありました。中身は、皆さんが日々悩む、参院選でも焦点だった、たとえば油の高騰や物価高の悩みにこたえた国からの交付金。問題はその使途です。過半がその悩みに応えて給付されることになりました。ちなみに一億円強。文句なく皆で協力したしだい。ただし、それ以外の使途には一部注文も。それは例の金持ちも貧乏も一律の「所得制限なし給付」についてです。「貧乏人により手厚く」が自論です。注文はその自論に応えたものですが、こちらはいつ実現か。町長、公約の「誰一人取り残さない」の実行を!

●「子どもに関する勉強会」~ひたすらに~

7月21日、牧瀬さんの子どもについての講習を有楽町で受けました。資料だけで120頁。ただひたすらひたすら勉強でした。

●藤井裕久氏が逝く   ~心より哀悼~

元財務相の藤井さんが、安倍さんの銃撃直後に亡くなりました。たまたま2つほど接点があり、人柄を少し知ります。一言でいえば、とにかく心がきれいです。天国で遊びまくれるよう祈ります。相模原市は何かしないのかなぁ。

                           以上、7月21日現在


 

●国政もいいけれど ~愛川はどうなるの?~

 町長選も参院選も済みました。「しばらく町は平穏ネ」そう思う町民が多い。しかし、選挙区の見直しがあって、来年はその中で統一地方選挙を迎えます。気がつけば、行政的には厚木・愛川・清川が一つで選挙区的には相模原・愛川・清川が一つで、けっこう厄介かもしれません。実際、町内にもすでにその来年を睨み準備しはじめた方もいる。来秋には町議選もあり「お前はどうするのか?」と訊かれるが、ぼく的にはそれどころではない。まずは県議に誰を推すべきか、町内の水面下は穏やかではないのです。その辺り、皆さんはどう思いますか?


●安倍さん その後  ~気になる3題~

 安倍さんが逝きほぼ10日です。メディアの報道ぶりで大きく3つ気になる。

●1つは警備問題 ~平和ぼけ問題か~

メディアは警察の大失態というけど、ちょい待て。"現場”には報道陣もいたけど、かれらも警備のもれに気づかず、そのメディアに批判の資格があったの?同じことが旧統一教会問題にも言える。翌日には山上容疑者の母親の寄付問題が報道されたが、ジャーナリストならピンとくる筈。かつて統一教会が寄付集めに慰安婦への同情を利用したとの噂があった。あの時、追及していれば、今回の犯行はなかったかも。統一教会を介した日韓の政治家たちの癒着もなかったかも。ともに平和ぼけが招いた。この際でも明らかにして、新韓派の政財界の闇の構造を!ネズミがいっぱいだろう。

●その2は国葬問題 ~脱思想でネ~

国葬が決まると、一部のメディアが騒がしい。首相は説明をとか、経済政策や外交政策、政治的言動に賛否があるとか、何じゃ、エラソーに。吉田さんの時もそうだったが、国葬はそうしたものを超えたところにある。そして、安倍さんの国際的評価は高い。それで十分でしょう。ぼくにも安倍批判もあるけど、今は止すのです。日本人の佳き伝統として、そもそも故人の評価は歴史がするもので、岸田さんにはムリ。

●そして3はそのの「安倍さんの後」です。

報道的にいうと「岸田さんは安倍さんを引き継ぐか」です。すごく気になるが控えたい。妖怪が多く複雑で、今誰が語れよう。ぼくが大いに気になるのは、その語れないことを語るメディアの無責任でありました。


2022年7月9日土曜日

●安倍元首相死亡 ~そのまっとうな反応~

 ●安倍元首相死亡 ~そのまっとうな反応~

安倍元首相が選挙の応援演説中に銃弾に撃たれた。その反応は大きく二つ。一つは国民はもとより、与野党を問わず「民主主義への蛮行だから許されない」。『蛮行』とは、人間や動物どころか虫以下の行為ということだが、言われて当然です。そしていま一つの反応です。救命中ということで、こちらもほとんどの党が、その間選挙運動を控えた。その日本人的美学、ぼくは誇りに思う。ごく一部に「ここでチャンス」と熱弁をふるう不届きの党もあったけど、票を減らす、そう願う。

●世界地図  ~ほんとうは役にたつのか~

ウクライナ侵略後、地図を見る方が増えたが、それのどれくらい役立つことだろう。ご存知、世界地図の歴史は長くない。それは航海技術の発達と軌を一にする。どこかに新天地はないか、ほしい資源はないか、貿易をのばせないか、儲けられないか、やがて侵略できないか、植民地化できないか・・・。その起りはむろんイギリスを中心にスペイン、ポルトガルなどの西側で発達していく、否、大昔、地球は丸いし、自転していて西側はなかった。英、西、蘭などを中心に発達していて、イギリスを緯度0度として地図が生まれたので、それらの国が西側になり、いきおい、たとえばアジアが東側になったのだ。仮に日本で世界地図ができていたら日本が西側だ。ちなみに、ぼくたちはイギリス風メルカトル世界地図に慣れているけど、自国をど真ん中とする地図は少なくない。さて、そうした西側で生まれた地図。かつて自国の版図を拡げるべく生まれた地図。植民地化目的の地図を見て、ぼくたちはどう思ったか。おもしろくない。イギリス、スペインに追いつきたい。あるいはアジアを解放したい。それが、日露、日清、日中戦争か。その思いは先の敗戦まで続いた。

が、その流れに取り残された国もあった。経済的に貧国だったロシアや中国など。かれらは戦後に経済力をつけながら、地図を見て思う。たとえば「西側ばかりいい思いしやがって。オレにもいい思いをさせろ」と。それが冷戦構造の元かもしれないし、ウクライナ侵略かもしれない。あるいは中国の一路一帯か。だが、残念。ここ数十年で原点を国連の平和主義をとして、今までの世界地図は変わった。あるいは世界地図の見方が変わった。地球の温暖化、森林破壊、砂漠化などだけではない。食料不足、富の偏在、飢餓、汚染・・・。やれ冷戦だ、東西対立、南北問題などと言っていられない。地球規模で解決すべき課題の続出、それがSDGsだろうか。子どもの地理教育のために生まれたジグソーパズルで普及した世界地図は、グローバルという丸いものとして全体をとらえる見方にシフトした。ぼくたちは、そうした時代の新しい地図をどれほど開いているだろう。一度は目にしてほしい。そこには個々の国がかなりSDGsの観点で位置づけられている。ぼくなど、せいぜい町内の噂で世の中を知った気になっている自分が恥ずかしくなるのです。

●7月14日は13:00から春日台のタウンカフェで「よろず相談会」です。一人30分ほど、あなたの行政への疑問、不満や提案をお聞きし、解決のお手伝いをする会です。参加お待ちしています。担当・熊坂宗徳(090‐5785‐1199)まで、よろしくネ。


 

2022年7月2日土曜日

●ブログ更新しました

 ・表彰条例の改正の賛否  ~ともに変~

相模原市が表彰対象に国や県の議員を加える案、賛成14,反対18で否決とか。賛成者は「国会議員も県議も東日本台風のとき、被災者に寄り添っていた」とか。そして反対者は「市が赤字財政で苦労しているのに」とか。ともに意味不明です。ちなみにわが祖父の3兄弟、農業振興(農民のため銀行設立、農作物移入、品種改良など)、日露戦争に勝ち軍艦の購入、そして関門トンネルの設計で勲位を得ていたが、曰く、「給与を得て仕事をしたまでのこと」だと。いまは、仕事をしてもしなくても存職10年で市町村議は表彰される。表彰自体に意味がない。報道されるべきは、採決で退席した公明と颯爽の会などの見識ではなかったか。

・参院選挙です  ~争点がなく困った~

参院選にあたり、メディアは、争点は9条の有無とか、やれ、経済成長だとか。いや分配の仕方などと大騒ぎ。困った無責任です。くどいが、9条の有無と平和は無関係。核は抑止力になっていない。核保有を脅しに、ロシアは戦争を仕掛けたではないか、バカめ。「持たない」も平和を担保しない。ウクライナの核放棄がロシアの侵攻を許した、バカめ。もっとひどいのが「成長より分配を」です。日本は金持ち優先で成長してきた。だから公平な分配はない。つまり与党は分配しないし、野党はできない公約だ。争点以前なのです。そう、健全に成長させ、健全に分配できる第3勢力がないかぎり、日本は変わらない。しかし、政策ではなく、組織力やタレントの知名力頼りの参院選で何ができるのか。メディアよ、もっともっと選挙の不毛こそを騒げよ。白紙投票の促進などしてくれまいか。

・第6次総合計画 ~財政を気にしてネ~

6月議会が5日になりヒマだな、ではない。町の最高位の方針である総合計画の素案ができ、全町議でチェックを入れている。そこに提案というか、意見を提出しようというのです。が、簡単ではない。まず素案自体が膨大です。しかも財政状況の資料がない。それを1回2時間ちょいの検討で50項目以上をチェックしていく。しかし事業計画はほぼすべて財政の裏付けがあって成り立つ。その資料を抜きにぼくたちに何をどれほどできるか。実際、進行が猛スピードなので、ほぼ財政の話題はない。ぼくなぞ、つい思う、この作業にどれほどのの意義があるのだろう。そこで思う。いま世の中は急激に変化しているし、12年分の計画を立ててもその有効性を担保できない。この際、総合計画はせいぜい6年分を丁寧にやりたいなぁ。

・ウクライナ侵攻  ~結局はどうなるの~

その"どうなるか”はすでに侵攻の一週間後にはふれています。「誤算だから勝てない」です。いまは1月の中頃にロシアのサイバー攻撃が始まったこと、それ自体に誤算があり失敗のためキーウも撤退したこと、軍略が乱れたこと、軍事指導者が不足し軍備が不足してきたこと、内部に財閥オリガルヒなどの争いが起きていることなどが証明されだした。問題は「では然るのちどうなるか」ですが、ロシアの場合「勝てない=敗ける」と限りません。失敗から見えてきたのは底のない利権体質です。その意味では、ロシアはゴルバチョフを失うことで、終わったとも言えます。となると、その後は見えます。これからはウクライナ対ロシアの戦争ではなく、自由主義対侵略専制主義の戦争です。そこに接点はありません。行きつくのは、国連改革も無理なら、国連の分割かも。さて、どうなるか。

・コロナはどうなるか ~終わりなどない~

コロナ、この頃、国の、わけても岸田さんの無策にあきれ、ふれなくなったコロナです。一番の不愉快は「コロナ対策か経済対策か」の2元論。それとアフター・コロナ論。そもそもコロナの敵は、医療であって、経済ではない。そのコロナはいつでもどこでも起こりうる。かれらに「アフター」の認識はなど、ない。まぁ、ぼくに言わせると日本人のコロナ恐怖症は十分すぎるほどに身についた、マスクをして熱中症で死ぬほどに。要らない場所にアクリル板を立てるほどに。時に、無効なウレタン・マスクで安心するほど、室内で黙って読書するときも外せないほど。しかも、今度は4回目の接種、死亡率は超低いのに・・・。ぼくなぞ、あきれて口もきけないが、日本人の4人に3人がそのあきれた人達で、怖くて口もきけないのです。かくて結論、ぼくは自分なりに対策はとるけれどネ、岸田さんなぞどうでもよいのです。



2022年6月15日水曜日

●愛川町長選顛末   ~大差すぎて~

町長選は、ご存知、現役が新人2人に3倍や10倍の差で勝ち。というかここまで大差だと勝ち負けというのさえ変。敗因の分析の意味もないかも。かといって勝ち騒ぎもない。横綱が十両に勝っても話題にしないみたいに。という訳で、コメントはパスでご免ネ。

ただただ想う。公開討論の準備がたいへんだった同僚のKくん、ありがとう、お疲れ様。私的には「後退のあてがついて来年は引退」の口実がなくなり、さて、どうしよう。そこで、気持ちを変えようとゼレンスキー大統領の演説集をパラパラめくる。えっ、何なのそのすごさ。大統領を気分転換に使った自分が恥ずかしい。そんな2、3日でありました。愛川の皆さんにも佳いことありますように!!

 

2022年6月8日水曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版1ページ目)

<ウクライナ侵攻 怒りと涙が止まらない> 

●本当に平和は大切か ~ ぼくは疑う ~

今回、予告していたとおり、この紙面をウクライナ特集としました。理由は大きく二つです。その1 つは、日本人は、口を開けば、平和が大切とか、唯一の被爆国とかいうけど、ならばどれほどウクライナを心配していますか。心配なら、支援してますか。そもそも戦争の原因を知ってますか。何か解決しようとしていますか。ぼくは、日本人は知らない 見えていない、に思える。その原因は政治とメディアです。そこで語られるのはほぼ戦争の現況報告一色。たとえば今日はどこで何人殺されたとか。原因を気にしないので、いわば他人事。だから口先が訴える平和もから回りして絵空事になるのでしょうか。たぶん愛川町でただ一人、25歳でチェコ侵攻の直前を目にして、翌年は戦場でヴェトナムの戦争報道のウソ(大本営発表)を知ったぼくは、ウクライナ報道に怒ります。平和とは、戦争の背景を語ることから始まるのでないですか。

●ウクライナを知ろう  ~ 共に泣くために ~

毎朝、新聞にどこかの誰かの死亡記事です。誰も泣きません。それどころか読んだとたん忘れる。すこし知った方なら2、3時間気になる。親しく身近ならたぶん泣く。ではウクライナ人の死はどうか。言うも愚かでしょう。では、そのウクライナ人を知るとどうか。やはり泣かないが、「もっと知る」だと話は変る。かれらは戦争で亡くなるのであり、戦死は私たちも体験している。たとえば作家の五木さんは、目前、ロシア人に親を殺されている。もうウクライナ人の死は他人事ではありえないのです。かれにウクライナは自分事です。いまのメディアに他人事を自分事にする報道姿勢がありません。いきおい日本人の平和主義は口先になりがち。ゼレンスキーの国会での国連無能論の訴えも他人事でした。平和ボケの私たちはそれにも気がつかない。だからウクライナを知ってほしい。ロシアのウクライナ侵攻は、ウクライナではなく、じつは世界史を変える出来事なのです。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版2ページ目)

●ウクライナ①  ~ 少し歴史を噛ろう ~

●初まりは。ある本ではスキタイ人がキンメリア人を滅ぼして初まる、となってる。日本の縄文時代です。以後はいろんな人種がきて、国が生まれては死ぬのくり返し。日本は、人種は1つだが、権力者が生まれては亡ぶのくり返しであった。ウクライナの方が悲惨です。異国人に殺されるのですから。

●真の初まりは。ウクライナ人もロシア人もスラブ人系です。その意味での初まりは6世紀。キエフはキー兄弟の町という意味だが、8世紀に東スラブ人が統一したのがウクライナの出発点かも。奈良から平安時代の頃でした。

●暗黒時代です。その後も国が生まれては滅びるのくり返し。たとえばモンゴル、リトアニア、ポーランドなどがやってきて、征服したり、国土の一部を噛ったり。大人しいスラブ系=ウクライナ人は影の存在。でも抵抗もあり、時に異民族を駆逐。17世紀にはトルコにも遠征。コサック兵は強かった。ウクライナ人がかれらを国歌で讃える所以です。(因みに、ロシアはコサックの初まりは自分たちだ と名誉の横取り)。ともあれ、ロシア系でない、つまり略奪系スラブ人でない、ウクライナ人の戦禍はなんと1000年近くも続きます。

●かくて地獄図の近現代。とくに凄絶なのがロシア革命以後でしょう。ウクライナ人は大人しく使い勝手がよい。独ソ戦争やナチとの戦いで銃弾に晒される。分けても記憶すべきは旧ソ連の末期、89年です。ウクライナは世界2位の核保有国でしたが、その廃絶と交換に、英米はロシアにウクライナの独立させる。実態はロシアの略奪とウクライナのロシア化。ソ連崩壊で独立はしたけど、事実上、農作物もただ働きで取られたりして、反論すれば、ナチ呼ばわり、果てがかの侵攻なのは知るとおり。

●たまらないです。ぼくなぞ、かつて連合国にいじめられ、追いつめられてしたあの戦争の事実、その後に生まれた国際連合(国連)のまやかしの事実、国連が大国間の利害の絡む戦争に無力な事実を知っているからたまらない。国会で演説したゼレンスキーの訴えを無視したのも宜なるかな。1000年近くも自由と平和のために抵抗しているウクライナ人に対し、たかが10年ほどの戦争体験。それも検証抜きで、先輩顔が平均的な日本人です。それが一番たまらないのです。かくして粗末なウクライナ史でありました。


●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版3ページ目)

 ●ウクライナ②  ~ 少し気楽に語ると ~

 私たちはウクライナを知らない。ロシアとの区別も怪しい。ウクライナの人が中国と日本を混同するみたいに。そこで、以下は気軽に「大人ならこれくらいは知っとこう」です。

●面積は? 歴史的には大きくなったり小さくなったり。14年にクリミアを奪われてます、でもヨーロッパ2位の大国。日本の1、6倍。(別の解釈もあります)

●人口は? こちらは減少傾向。何分にも戦死が多すぎ、元5000万強で、今4300万くらいかな。

●国旗は? 独立後の青と黄の2色旗を代表として、「トリズブ」という国章を含め、2、3種類の併用。青と黄の比率も変化した。

●人種は? ウクライナ:ロシア:その他が、ざっぱに7:2:1くらいかな。

●国柄は? 農業国といわれているけど、近年は工業や科学の国とも言われます。

●独立は? ふつうは91年のソ連崩壊中にウクライナが国民投票で独立したこと指す。しかし似たことは17のロシア革命でもあった。う~ん、「独立」って何だろう。

●知的レベルは? 国土のないユダヤと同じに国のなかったウクライナも文化で勝負したので高いIQ国です。ちなみに ドストエフスキー、チャイコフスキー、画家のマレーヴィチ、棒高跳びのブブカはむろん、月への衛星や大陸弾道弾を作ったのも、ボルシチがうまいのも、みな、ロシア人でなく、ウクライナ人です。「百万本のバラ」の本歌も。

●議会関係は  ~ 気合いに欠けたか ~

選挙の関係で6月議会は5月になって気合いに欠けたかも、短期だったし。それでも一般質問は「ウクライナ支援」と「成年年齢引下げ」でぼくなり熱弁でした。まあ、情熱が伝わったかは別として。心配なのは町長選挙です。連日大騒ぎのウクライナ侵攻でも人々の関心は戦況ばかりです。まして町長選をや。政策に関心があると思えない。きっと低投票率で、きっと町は変わらない。大人の無責任の極みです。せめてせめて、投票に行ってネ。白票でもいいから。無投票は“ 大人放棄”だし。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版4ページ目) 

 ●ミニ・ノート  ~ 戦いすんで日が暮れて ~ 

●今回は、いつもの町の議会報告でなく、1、2、3面、ことごとくウクライナ一色の異例です。それでも正しく伝えられた自信はない。だから書き終ると疲れがどっと。まさに戦いすんで日が暮れて、でありました。

●背景に膨大な中身をダイジェストする困難がつきまといました。以下、2、3その言い分けです。分かってもらえればありがたい。

●たとえば一面。ゼレンスキーの国連無能論に半行ふれました。かつて国連の事務総長の書いた「国際連合」を読み、腹をたて、ゼレンスキーに共鳴したから。でも国連の実態を知らない方には何も伝わるまい。

●2面、ウクライナ史です。「スキタイ人がキンメリア人を滅ぼす」に始まる前半の出だしの出典は歴史家、かのヘロドトスの記述。数10行のもの。後半の多くは元ウクライナ大使の本から転用。数10行を半行で、260頁を数10行に書くなんて所詮はムリです。やはり、きっと何も伝わらなかったか。

●とくに残念はソ連末期のウクライナ独立の記述です。拠りどころの1 /3はこの分野の第一人者グレンコ・アンドリー氏。書かれているのはロシアの膨大なウソの真実。その一つ一つの一部だけ紹介で無念。伝えられないよ、ネ。

●この機会にふれる。ブログで、プラハでの体験を契機にヴェトナムへ行ったと書きました。戦場へも行ってます。そこでよくよく見たのは、かなりの、むろん南側の住民がヴェトコン(北の兵士)に米兵の動きを知らせていた事実。アメリカは勝てっこない。でも新聞はアメリカの活躍ばかり報道でした。

●以来、やがて10数年かけてアジアの戦地を歩いてきたけど、中国や韓国以外、ほぼ日本を悪く言いません。たとえばインドネシアは独立記念日は「残留日本人のおかげ」と感謝です。メディアはそうしたことは伝えません。

●なぜか。敗戦を境に、メディアは連合国の歴史観のみ伝えるようになりました。日本人は平和を祈り、反省だけする国民です。これを変えたい。いまぼくがウクライナに熱い理由。

●ぼくたちは、報道でなく、事実を見ましょう。それを知れば、ウクライナは自由と平和を求め、専制主義と闘っていくのが見えます。祈るヒマなしです。歴史のために支援を!