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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
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                   編集子 K



2016年5月18日水曜日





●4月4~10 ~これじゃダメ~

 さくらの季節です。草むしりや読書のあいまにちょこちょこ近所に出掛けては、あゝ、今年も桜だなあ、というかその逆、出かけてはあいまに草むしりや読書、まるきり平凡な一週間。こんな暮らしじゃダメだ。やりたいことは多いのに。

 で、出かけたのは葬式、行政区の総会、河原清掃ボラ、「明るいJAにする会」のバーベキュー、エトセトラ。例年行く菜の花まつりはうっかりミスでパスでした。

 その中で、心残りはSさんのお葬式。つい10日か2週間前まで元気だったのに。享年82歳。歳をとると元気でコロリか、それともかれがよい人過ぎたか。現役時代は仕事バリバリの社長だったが自慢を聞いたことなし。かなりの教養人だが、知識を語らない。多くの有段者が他人の碁に口出ししたがるが、勝っても照れているだけ、控えめの手本みたいな方だった。こういう人はなくなる時も気配りか。最期さえ、暖かい日を選び、まさに「花のもとに春死なん」でありました。合掌

 総会といえば、ぼくは宮本区に住む。この地は有名な「横須賀海軍半原水源池」をかかえるが、昨年、100年の幕を閉じました。さて、その広大な緑豊かな跡をどうするか。総会にそんな話題一切なく残念。(なお、これについては4/4、夕方6時よりラビンで話しあい。一人でも多くの参加を願うばかりです)

 そうそう、この時期は卒業シーズン、例年だと来賓参加だが、今年はなし。なしだからかえって想像してしまう。今年も小学校の子どもに親は昔の女子大生みたいな格好をさせるのでしょうか。ま、親の気持ちは分かるけど、晴れ着のない母子家庭の子はそれを見てどう思う。卒業式は質素な身なりで! つい思う。

 ニュース。ある民進さんは、ガソリン代疑惑につづき偽装後援会問題。ブーメランが繰り返すです。が、ぼくはそれ自体は責めない。人は叩けばホコリだし、ぼくにも弱みはあるのだし。要はバレた時の対応。即辞任なら人気が出たかも。党首が辞めさせれば低調が止まったかも。結局、正義は偽善と国民に知らせただけです。それが残念。

 もう1つ、パナマ文書です。中に日本の企業がズラリ。467社です。厚木にも一社あるようだけど、企業からは“風評被害“の悲鳴がしきり。えっ、被害者だって。本当か。

 本ですが、今回は一冊。オススメは百田さんの「カエルの天国」といっても久美堂のカリスマさんのご推奨。中身は安全保障関係だけど寓話なので読みやすい。欠点は面白すぎて1,2時間で読み終わること。でも著者に聞きたい。安保問題は、右寄りも左の人も狂信的だ。ということは知的に勉強することはない。さて、この本でなにが変わるか。



●オマケ だから何なのさ

 たぶん世の中の99%はどうでも良い話で成り立っている。例えば妻が知人の夫の出世や稼ぎ、他所の子の学力、あるいは浮気を話題にすると夫は愚痴る。「だから何なのさ」そして、夫は語る。政治や経済や世の動きをさもエラソーに、高級な話題みたいに。が、これも、妻から見れば「だから何なのよ」文化、スポーツ、芸能、趣味、みな然り。つまるところ同じで、だから何なの。どうでもよい話。でも語る。要は、人は語りたい。あるいは認められたい。

 そう思っている時に手にしました。「神さまのコドモ」 1話3分で読めるどうでもよい話の42の物語。すべて荒唐無稽なのについ読んじゃう。気がついた。あまりにくだらないからつい読んじゃう。例えば、ぼくならこんなオチにしないぞ、ぼくならこう書いて含蓄をもたせるぞ、といった具合に。そして、また気づく。人は考えたいのだ。あるいは作者より上に立ちたいのだ。もうひとつ、大衆は評論家でありたいのだ。だから何なのさ。

 そこで、さらに考える。そうだ、ぼくは、ほんとは評論家になりたくない。もっと確実に生きてきた何かをやりたい。その実績がなく評論家しているから、毎日、カラ元気でウツウツとしている。今を現役で頑張っている人にウツウツの暇はない。チクショー。やるゾ。この頃のぼくのこころです。行け、どうでもよい話の脱却へ! でもどうやって? あれっ、これもどうでもよい話か。