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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2023年5月24日水曜日

●ぼくはこっそり、リハビリ中

 統一選に話を戻すと、今度は厚木市議選挙が間もなくです。さて、どうするか。県議選では厚木市議の何人かに協力して頂いた訳だし。いや、その前に6月は議会です。「効果のある人口減対策」を訴えたり、鉄道のない町の「夢の交通対策」。その他も提案したいし、その準備だけでもヘロヘロ。そうだ、ぼくは体力がないのです。いまは秋の自分の選挙を考えている場合ではない。と、いう訳でまずは体力づくりです。もとい、もっとささやかにリハビリ中です。なお、そのぼくの一般質問は6月5日(月)ですので、時間があれば傍聴よろしくお願いします。

●陸自ヘリ墜落にこんな噂も

陸上自衛隊のヘリコプターが墜落し、しばらくしてボイスレコーダーも見つかりました。しかしその後も事故原因の報道がありません。それで、以前にもそんなことがあり、噂が流れたのを思い出します。あえて具体的にふれるのは省きますが、「 あれって操作ミスだったので、隠したのだ」の噂です。今回も、似た噂が内部から出ています。それに「実は中国が何かしたのよ」の噂も加わりました。それらが事故原因の真実かどうかは、もちろん国民には不明です。今回は本当に原因不明になるかもしれません。しかし、だからと言って、報道なしはいかがか。自衛隊の機密も含むからとの放置はまずい。そのためにも、ボイスレコーダーの他に、カーナビみないなヘリナビの設置も検討して欲しい。自衛隊の機密にかかわる事故があった場合の発表のあり方も考えておく必要もあるでしょう。以上、トーシローのお節介でした。

●みらいあいこさんを知っていますか?

みらいあいこさん、ぼくと同じで、愛川町に住みます。町内では声の大きな歌のおばさん、詩を作る人、そして障がいのある娘をかかえるお母さんで知られています。
ぼくの認識もその程度でありました。しかし、最近、かの女の詩を静かに読み、3回も娘さんのアート作品をひとりで鑑賞する機会がありました。それで確信したのです。その作品は、ネコ、ヤモリ、カエル、時には、ぼくも子どもの頃に見た七色の星と不思議なものの浮かぶ夢の世界です。眺めていると楽しくなり、やさしい気持に浸り、癒され、元気をもらえます。子どもにかえる、なぜ。そう言えば、文学的には胎内は天国で、そこで生命をもらうぼくらは天使です。十月十日ほど人間になれる準備をし、オギャーと生まれ人になります。というかコミュニケーション(言葉)を蓄え、ぼくたちは人になる。そうです、かの女の作品にその種のコミュニケーションがありません。描かれているのは天国です。あらゆる生きものが、仲良く、伸び伸び共生している世界です。だから伝わります。音楽はそれ自体が共鳴みたいに。作品自体がコミュニケーションなのでした。
そう言えば、ねむの木学園の人、天使のまま大人になった方の作品もそうでした。大人で少年だった岡本太郎さんも同じです。そしてかのピカソがアフリカで画風を変えたのもそれでした。生きものと共生していないと描けない世界にピカソは打たれたのでしょう。コミュニケーション不足の子を自閉症と呼んだのは科学者の不遜かもしれません。ぼくは、はじめに「確信した」と書きました。あい子さんは、わが子は天使なんだ、と確信しました。そして、ぼくは、娘さんに励まされてもいると確信しました。あなたも、部屋に一枚どうですか。きっと明日へ翔たく夢をもらえるでしょう。

<なお、あい子さんの歌と作品展示のイベントは6/18日曜10時~17時、場所:カフェ 風のほとりで  相模原市長竹、長竹カントリーの隣です>


●農協危機の真相は

 近く、わが愛川町の農協さんが数店舗閉まります。その折り、週刊現代(5/20号)は農協の「自爆営業」の深すぎる闇を特集しました。読むと、なーんだ、それは1年前、ぼくがブログで紹介した『農協の闇』とほぼ内容が同じです。が、にしても、今も農協問題を知らない方が多い。しかも町内には、その前にはノルマのための不正融資事件があります。正義感の強い知人はそれを追求しました。しかしぼくと仲間は「証拠不十分の中での個人攻撃の怖さ」も知っています。そこで注意したけど、かれは聞きません。その結果、訴えられた役員は辞め、組織は改善されます。一方、かれも返り血を浴びます。名誉棄損で取り調べを受け、ストレスから命を落とします。ついでにKの死はぼくと知人のせい、という誤解の噂も立ちました。この機会にその闇も伝えた次第です。Kさん、あなたは巨大な一石を投じたのです。

●ヘイトスピーチを騒ぐより

 あなたはヘイトスピーチ、たとえば「在日朝鮮人は出ていけ」の演説を聞いたことがありますか?けっこうひどい中身です。でも心の中で、半分くらいは「納得する部分もある」と思っていませんか?そう、韓国の日本批判はそれに勝るとも劣らない。朝鮮のミサイルなど論外もいいとこです。その延長で、ぼくたちは「在日はけしからん」と思います。では、実際の在日はどうでしょう。じつはよく知りません。むかし近所の大人に乱暴されたと聞いた記憶くらいしか覚えていない。その折り、ほんとにすごい本が出ました。題して『それでも韓国に住みますか』在日3世で、日韓のかけ橋になるべくソウル在住13年の豊璋さんが出しました。読むと、在日の実態はもちろん、ふつう韓国人が日本をどう思っているかが具に分かります。ベタに内容にはふれませんんが、ヘイトする人の浅はかが見え、目からウロコです。ぜひとも一読を。


●「当事者」って誰ですか。

 ぼくは「LGBT」の方を「LGBT当事者」と書きます。そう言えば黒岩知事も障碍者を「障碍の当事者」と言います。こうして並べると気がつきます。かれらはともに少数者で、改めて考えると、じつは世間によく理解されていなかった方です。その表現法は「福祉は当事者の立場に立ったことに始まる」と訴えた本がベストセラーになってからです。ぼくは重要な本なので、人に奨めたことがあります。それほど普通の人が相手の立場に立つのは難しい。だからLGBT法案作成は至難です。当事者目線を訴える黒岩さんもまだ障碍者を理解していないと思う。しかし当事者はじつは少数者ではない。LGBT、障碍者、生活困窮者、黒人、被介護者、低学力者などなど合算すると世の3人に一人がその当事者なのです。でも、ある自治体の職員はぼくに言います、補聴器をつけろとか音量をあげろとか。補聴の機能のイロハも知りません。幸い、ありがたくも、ぼくはそうしたハンディのデパートです。自治体に一日難聴体験日、視覚障害の体験日、車椅子体験の日など作るのが、ぼくの役割かもしれません。共に生きる社会は、その努力の果てに実現するでしょう。



2023年5月22日月曜日

●日本人にとり、法や規則は何でしょう?

 この機会に考えたい。たとえば道交法に「赤信号は停止」があります。あなたは、真夜中、車一台もない道路の赤信号で停止しますか?実はその停止率の高さ、日本はでトップレベルと聞く。止まらないのが普通。では、そうしたズレがどうしてあるのだろう。理由は沢山あるけど、ぼくは道徳の教科書が時になる。読んでない方が多いので一つ紹介します。ある動物園の園長は、閉園直後に見えた子どもが可哀そうに思い、動物園に入れてしまう。すると、バレて、かれは罰を受ける。教科書はその類いばかりですが、ふつう学校や園長は許せないと教えます。道徳とは法令遵守と指導しています。理由は明解です。行政の仕事はすべて法令に従う。例外は認めると成り立ちません。たとえばそれで事故が起きても罪に問われません。法令主義とは法が人を支配することです。その結果、一時停止が多いのか?世界の多くの国は、法は人のためのものです。法の不適切は常に見直すので、それが政治家の仕事です。日本では事件が起きて改正です。ところが、地方議員の過半が規則、前例、慣習が好きで、政治がない。ふれた理由です。


●入管法、ぼくは賛否保留です

 法の混乱といえば入管法(出入国管理及び難民認定法)も揺れている。でも賛否保留です。まず法改正反対の理由です。雑把に言うと「難民のスリランカ人が収容施設で亡くなったが、難民条約(ノン・ルフールマン原則)などに違反する」です。事実と違う。亡くなった方は、難民申請中は国外退去されないことを利用した不法滞在者です。難民条約の対象ではありません。死亡に手落ちはありました。その点、法改正には賛成。何しろ、不法滞在者約8万人、送還拒否者4000人、重刑を受けての居座りも膨大。日本は世界有数の外国人犯罪者天国なのです。でも両手で賛成ではない。コロナは海外から移入されたのは想像がつくでしょう。日本の水際作戦はザルです。それを変えないと無法者は減りません。かれらは町内にもいて、コロナも流行らせたので書きました。