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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2022年11月21日月曜日

●12月議会  ~大問題を2つ質問~

 12月5日、午後ぼくの一般質問です。1項目はインクルーシブ教育。国連が国をあおり、文科省が導入を奨めています。フン、国連が推して上手くいった例は少ない。そこで、ぼくはその実態に迫ります。どうなるか。2項目は空き家対策。こちらも騒がれているけど、成果は少ない。だからやります。どうなるか。ぜひネットで傍聴よろしくネ。

●売れているぼくの本 ~えっ、何なの~

むかしぼくは『偏差値なんて気にしない』を書きました。その偏差値を気にし、一人の中学生が自殺して、業者テストが廃止されました。とんでもない話です。そこで、「正しい偏差値の本」を出したが、あまり売れない。結果は、子ども学力の大きな低下でした。それから30年。本はある評論家が再評価し、価格も30倍とか。何なの、いまさら、です。

●ザリガニの鳴くところ    ~すげぇ~

 もう一冊、動物学者の本の紹介です。アメリカのベストセラーと言えば、ラブストーリー、かもめのジョナサン、ゴッドファーザー、ルーツ、、、、それぞれに感動でしたが、こちらまさに文学の醍醐味。さすが1500万部も売れた訳がある。映画化されるが、まず読んでね。

●かくすればかく・・・

今、政治はひどすぎる。

①ウクライナ侵攻で中国は日本の隙を狙う。なのに、国は見せかけの防衛費増です。

②そのウクライナで、物価高騰・収入激減。その最たるシワ寄せが医療費増と年金目減りです。が、政府は財界や医師界にメスを入れず。

③目くらましてしたのが、旧統一教会問題です。しかし、寄付金の透明抜きでした。さて「かくすれば」の後半は「かくなる」と知りながら黙ってはいられない。で、言う。日本は国と民とのどっちがバカなのか。空しい?


●発達障碍「グレーゾーン」  ~納得~

タイトルに書いた題名の本が出た。帯に「障碍未満なのにこんなに生きづらいのはなぜ?」とあり、つい手にして、読んでしまった。ぼくは発達障碍と言われたこともあるし、生きづらさも感じていたからだ。で、読んで驚く。なるほど、なるほど、そしてなるほど。あれ、ぼくってグレーゾーンではなく、真正の発達障碍か、いや、待て、同僚のアイツにもコイツにも当てはまる。どうなっているんだ。という訳で親しい医師に話すと「そう思うのが正常、思わないのがグレーゾーン。そして自分は違うという人に障碍者がいたりして、ハハハ、むろんジョークです。」その彼に言わせると、政治家、弁護士、医師にグレーゾーンがかなりいるとか。自惚れで自分を生きづらくしてるとか。この際、みなさんもぜひ一読を!これは自分を知り、他人も知る本でありました。

●ねんりんピック  ~課題残し閉幕~

 ねんりんピックがあり、わが町は将棋大会でした。ぼくは「囲碁将棋の町づくり」を提案したともあり、将棋、囲碁、麻雀大会その他の会場を巡った。そのためか、新聞の報道の「4日間、61万人の大成功に閉幕」の記事に驚いた。会場の盛況はバラついた。原因は、主催は国と県、主幹・後援が種目の連合や連盟のせいだろうか。運営する自治体の老人介護課は競技をよく知らない。肝心の地元の連盟などはどこにいるか分からない。ということはどこに地元の選手がいるのかも不明。そんな具合だから、子どもや関心のある人に指導将棋もあったが、人集めもできていない。指導者の手持ち無沙汰もあったりして。送迎バスは良いとして、時間がタイトで、地元産品を買う時間がないなどなど。国や県の将棋連盟の協力はよいけど、もっと地元の愛好家の力をかりて、きめ細かなサービスを提供できなかったかと悔やまれた。


●議員研修 ~データが命か~

 11月に入り、幕張で研修です。テーマはいずれも町づくり。講師4人の中、3人が学者で、話は多量のデータの分析を使い進行。数字こそ真実で、根拠で、説得力という訳だ。しかし、使い方はマチマチ。仮に「人口と経済」で言うと、一人はその関係性の説明に、もう一人は人口減が経済活性のチャンスになる説明に、そしてあと一人は人口増が経済停滞の原因になる説明に使われた。その為か、想う、私たちは議会で提案するとき、データを使わない。時間がないは言い訳で学んでないし、分析できない。行政も似たもの、都合よく理解し、事業の根拠に使う。しかし、住民のほとんどは自治体のそんな状況を気にしない。私たちは、データに隠れた成功例も失敗例も気にしない。市や町や村よ、どこへ行く。

●学んで一文・笑顔十両  ~では?~

今回の講師の一人は"地方消滅”で有名な藻谷さん。10年以上も前に知り、勝手に僕は藻谷塾生です。藻谷式データ分析をまね、これまた勝手にコロナ分析に使い、ブログで対策を発表したりです。が、反応はイマイチ。なぜか。"人は学んでいないから”と思い込み、が、もう一人の学者でない講師は、その藻谷さんが里山資本主義で全国に広めた会社の社長さんです。ではなぜか藻谷さんは社長さんを紹介したのか。話はそれほどうまくない。だが、実績がすごい。彼の会社はたちまち急成長。大雇用を生んだり、町を金持ちにしたり、などなど。人口減も止めました。今回、改めて社長の話を訊き、ハッとした。ぼくの学んだ話など、住民にはどうでもよい。自分が儲かる訳ではない。彼は笑顔で儲け話をしたのです。ぼくみたいな知識の押し売りはゼロ。「だよね」とわが家の甘え上手の猫が言う。それよりおいしい餌をくれ。スリスリ千両。