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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2021年8月6日金曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版1ページ目)

 ●ぼくの活動報告紙 ~ 折込み中止します ~  

6月議会が終ると梅雨空。それで憂鬱なのでありません。今回でこのチラシ 「これでいいですか…」の新聞折込みをやめることにしたのです。理由は、全員協議会(全協)でも述べてます。以下、その時の発言の骨子です。 発端は前回の議会議員全員協議会(全協)でありました。この黄色チラシにつ いて委員の一人より問題が指摘されました。いきなりで不明の点もあり、ぼくは詳細を教えてくれるよう求めましたが、今後の取り扱いについては、議運で 協議することとなりました。分ったのは、問題が議運に回されたことだけでした。その議運です。ぼくはメンバーでないし、呼ばれてもないので、傍聴者とし て参加しました。様子はどうだったでしょうか。 その議員ががぼくのチラシを配り、かれがそこに不適切と断じた20ヶ所ほど の説明に始まり、他の議員の意見や思うところを聴くことで終りです。そうした中の、議運の直後の会派の集まりです。議運のメンバーでない山中議員への報告がほとんどでしたが、最後は時間の都合から代表の、今の話を十分考え「自分なりに今後を決めるように」で、終りです。以来、何日も考えましたが結論がでません。相方に満足な結論はないのでしょう。が、一つ明確に言えます。原因はチラシで、それを新聞折込みで配布していることです。それがなければ問題はなかった、かもです。そのチラシ、10年も15年も配布してます。ぼくの分身です。止すのは苦渋であり、その分、中止する価値がある、です。こうして、ぼくは当分の間、たとえば1年やそれ以上、折込み中止と決めました。反論や提案の、相手を納得される見込みもないし、会派をこれ以上わずらわせたくないし…でもあります。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版2ページ目)

 ●独断  ~ 事実や真実って何なのか ~  

このチラシの折込みを中止する直接の原因は議会の委員会に「玉利は嘘つくな、事実を書け」と騒ぐ人がいることです。しかし、事実は真実か。じつはぼくが常に疑う ことです。たとえば目の見えない方が象をなぜて、大木だとか、大きな壁だと騒ぎます。が、それは事実だけど実体ではありません。そもそもこの話の狙いは「視覚障がい者は努力しても嘘を言うこともあるけれど、努力しない私たちはもっと嘘つきだ、気をつけろ」。巷の事実は真実とは限らない。私たちは、気がつかず嘘をつきます。2例を挙げます。戦争中のベトナムへ行きました。ぼくが見聞きしたのは北へ情報を流す南ベトナムの村人。アメリカの負け、やはり、そうなりました。大本営発表だったから、事実誤認で、アメリカに負けました。あと一つ。コロナが問題になった頃、 台湾から情報得ていました。日本の対策は後手後手になると確信。さて、チラシに戻ります。事実は現象であり、真実は現象の背景です。そしてぼく の事実は辛辣なので、曖昧に一般化し、真実を伝えようとしました。幸い読者に字句でなく文脈で読む方が多く、それで成立してました。しかしこの頃、単語で文を読む方が増えました。その点でも当分中止としました。

●ぼくの一般質問とその願い

6月は2項目質問しています。 一つ目は「生活困窮者支援」です。ご存知、コロナ禍で困窮者は5倍も増加です。しかし生活困窮者の実態は見えにくく、支援が遅れてます。国が動いたのが去る五月 です。当然、町の対策も遅れがち。そこでかれらの実情を伝えながら提案的に質問し ました。二つ目は「中学生の英語教育」です。聴く・話す英語重視の時代です。反面、読む・ 書く英語が苦手の子が多い。そのギャップを、どう埋めるか、英語教育をした者として、 やはり建設的に提案型の質問をしました。ぼくは「町の弱点をつく」が旨です。さて、町の参考になったか、それとも嫌われ ただけかな?

●お知らせ、そしてお願い

以上の理由から9月議会号より新聞折込みは中止です。だだしネットでも発信しています。そちらも見てね。ネットもスマホもしない方はご連絡を、玉利まで。 

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版3ページ目)

●偏見 ~民主主義という厄介②~

最近、公務員の退職者が増加しているとの報道もあり、本町でも他人事ではな いようです。住民から「なんとかしろ」と言われます。が、噂では動けません。さて、 どうすべきか。 そこで少し調べ、一部は事実と仮定し考えました。一般的に原因は4つあります。 

① 職員が夢や愚痴を詰めれない。②上司が受けいれない。③上司が首長を忖度する。④ 町長に声が届かない。------------------------------------------------------------------------------------ 4つの「ない」です。  どうするか。4つの「ない」が日常化すると、ぼくが町に提案しても単に批判と響 きます。しかしぼくにも三つのないがあります。金がない、地位がない、権力がない、 です。つまり、竜馬と同じ、失うを恐れず正直を言えます。思えば、民主主義は失う のを怖がっては町民や職員の代弁をできない厄介モンなのでしょうか。という訳で、9月議会ではこの離職問題を採りあげようかな。誉められまくりの町長には気分が悪いかもしれません。しかし誉める方たちが支持者と限りません。少なくとも苦言こそ支持者の役割と信じて、嫌われるだけかもしれないけれど…。そもそも原因は「4つのない」とは限らないしネ。

●崖崩れ対策費補助  ~ 議会決議を可決 ~ 

6月議会に3件の陳情がありました。その一つが大雨による崖崩れ対策の補助金を要望するものでした。宮本区の町民からです。慣例的に町への要望と陳情は審査されません。今回も初めはその動きで、会派でもそ うでした。が、調べると、対策費は個人負担には大きすぎ、ために崖崩れは放置されてます。そこで代表に陳情の公益性の高さを語ると、皆で支援することになりました。 結果は、慣例破りもまれなのに、委員会採択に、議員提出議案を可決のオマケ付きです。 あと2つは、財政の支援・充実を求める陳情とワクチン接種に伴う財政支援の陳情です。例により膨大な要望項目、不明な財源額、そして国も取りくんでいることも含む陳情です。やはり審査不可能な面もあり、「趣旨了承」となりました。こちらはやむなしか。 提出の仕方を工夫してほしい。それにしても、意義ある崖崩れ陳情があり、梅雨空に一条の光をみた思いでした。

2021年8月4日水曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版4ページ目) ミニ・ノート~ されど わが日々 ~

●一面です。全協の件だけが中止の理由でありません。昨年もチラシが問題視され、倫理審 査会で審査されてます。非公開の意味もあり中身にふれませんが、厳重注意を受けてます。

●そこで今回は「問題がむし返されないかぎり折込み中止」と述べましたが、翌々日にはあ る方から会派の代表に「チラシの問題ヶ所の一覧表」その他が送付されました。

●二面で事実判定の難しさにふれました。それを知ったのは小6でした。隣りの家が火事に なりました。どの新聞の報道にも事実誤認の記事が載りました。以来、新聞は、まして噂 は信じません。ぼくの発信は裏取りが前提。

●それに関連してお奨めが昨年の世界的ベストセラー『ファクトフルネス』 読めば自分が誤 報にふり回されているのが分かります。コロナ禍はその延長線のできごとでしょう。 

●脱線のついでですが、ぼくのチラシの誤読の遠因にスマホがあります。深々考えない言葉、 フェイクの多い世界です。それに慣れると、自分の思考停止に気づかない。

 ●一例が同性婚や同姓婚の問題か。同‟性”婚だけ主張すると、世の99、9%の両性の合意に よる婚姻つまり憲法の否定となります。旧‟姓”使用の延長は戸籍法ひいて家族の否定、文脈 で考えてないからです。

 ●三面です。離職問題を書きました。来年は町長選挙ですから。それに大和市長にかぎらず、 この頃は首長の「まさか」があります。一強は、ライバルが出るとコケるからですが、職 員や町民に人気なら盤石。来年どうなるか。 

●ところで、馬渡橋近くの花壇の横に置いた苗が2ケース川に投げ捨てられた。「オメー、議 会のジャマだから捨てた」のTEL、噂だけで動いた方の心情が淋しいだけです。河原の サルビアの花の赤が流れた血にも見えました。 

●よく「言いたい放題だ」とか「打たれ強い」言われるけど、こんな立場にいます。世に強 い人はいないけど、ぼくの人生の残りも少なく、やりたいこともありの強がりです。じつ はその準備のための折込み中止もありました。チラシを文脈で読む方は解かる、と信じます。

 ●なお、去る4月発行の紙面にも不適切とも思えるあるいは誤解をまねく表現もありました。その点については、この機会にお詫びします。