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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2023年10月6日金曜日

●愛川町議選のお詫び報告

この度、10月の愛川町の選挙で落選しました。町民の判断ですので、事実を素直に受け止め、ご支援いただいた方に心よりお詫び申し上げます。議員は、個人が責任を負う仕事ですので弁明はありません。敗因を語れば聞き苦しいだけでなく、ぼく自身もこだわり、たましいを汚すでしょう。反省があるばかりです。今後については未定ですが、ここに20年も続けた『これでいいですか、愛川町』は終わりと致します。選挙で意義が否定されたからです、ご免なさい。

さて、どうするか。その『これでいいですか、愛川町』の発行だけでもかなりの出費で、あまり蓄えはありません。身辺整理しながら反省したり、休んだりしたら、仕事を見つけるか。ぼくは"失敗のプロ”ですので。それを生かす仕事(ぼくは失敗こそ宝と思っています。)を見つけるか。まるで別な仕事を見つけるか。あるいはのんびり細々と生きるか。未定ですけど、好奇心が強すぎて「静かに生きる」のは無理かも。そこで終わりにお願いです。世話好きの方、ご一報お待ちしております。 2023年10月3日

なお、以上は10月3日に書いたのですが、報告が遅れました。選挙翌日の夜から、ぼくのところへ「警察が動いている」「選挙違反があるらしい」「お前の地元で悪い噂だぞ」など、匿名の電話が何本もあり、落選報告が遅れたのです。これまたご免なさい。

ではでは、神様が気まぐれで、新しい人生の入口の戸を開けてくれる日までさようなら。そして、皆さまにも神の恵みがありますように!本当に長い間、ありがとうございました。                              

2023年9月13日水曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(番外編)

・世の中おかしいけど…  ~ 原因は何 ~

6月議会が終わり3ヶ月。どうにも世の中が変。まず気候。いきなり梅雨明け、歴史的な猛暑、そして台風の進路の乱れなど。人もおかしい。プーチンは同僚殺しの末期症状。欧米は追いつめるチャンスだが見ぬふりです。核のボタンを押されるのが怖いのか。国内も変。岸田さんは、習のイチャモンも油の高騰も見ぬふりです。野党も。首相は財務省、野党は中国の家来かも。で、もっとおかしいのが国民。なぜ騒がないのか。政治的暴力慣れ、無責任、絶望、いいや、生きるのに精一杯なのでしょう。そして、さらに変なのがぼく自身です。ほんとは余裕なぞないのに、自分の無力を棚上げして、世の中をキョロキョロ、果ては、震災記念日にだされた新党宣言が気になる。果して福音となれるだろうか。

・9月議会は  ~ 忙しすぎてヒマ ~

町の選挙の告示はこの26日。とおぜん町議は多忙です。すると一般質問者は、茅、鈴木、井上、岸上、阿部、玉利、小林町議の7人に減る。総括質疑その他もまた然り。会期も圧縮。かくて町民から見るとヒマそうでした。その一般質問は、選挙前で道路関係が多かったが、岸上議員の「認知症への知識の普及」が気になった。さて、ぼくの質問ですが、中身的に4項目。多くは“稼ぐ自治体”の視点で、ふるさと納税では3倍化する手法の紹介に、企業支援では創業支援で成果をあげる自治体の紹介、そして町が遅れている公民連携では実質大節税の事例の紹介に力を入れるとしました。なお、あと一つの町民憲章では時代遅れの見直しを要望です。さらに、町の事業をチェックする付託された案件は8つやりました、どれも節税の視点で。また陳情関係では、紙の保険証の存在では全力投球です。ぼくも高齢者つまり当事者ですのでぼくがやるしかないの思い。採択へ努力した。終りになるけど、茅議員の会派代表質疑ですが、その中に「(部長も含め)職員の給与UP」の要望がありました。若い職員の退職への思いやりでしょう。が、巷に安月給はいっぱい。誤解なく、善意に理解されればと願うしだいです。

・独断 ぼくが変人になるまで 

ぼくは、何度かふれますが、体力も知力もかなり遅れてました。その劣等をバネにやたら努力し、やがて人並み、時に並み以上に努力しました。それ自体また変人でした。気づいたのは50過ぎて、妻が亡くなってから。ぼくの正体は自惚れ屋。「オレは努力家だ」それがかの女を傷つけました。たんにやな奴でした。妻はストレスでがんになり死にました。で、本の読み方も変えました。自分を捨て、著者により沿いました。より沿って、分かる喜びにふれました。が、これも勘ちがい。すぐ本の知識をひけらかしたりして。70を過ぎ気づきます、世間にとり、自分の話はどうでもよい。それより「私の話を訊いて」です。そこで聴いたらどうでしょう。特に障がい者は、ぼくの知らない世界の宝庫です。そうやってぼくは当事者主義になりました。そしたら当事者主義の変人です。そんなぼく、どれほど政治に要るのかな。自分でも分からない。

・ミニ・ノート

・この号は、9月9日に書いた前倒し版。で、量はいつもの半分です。10月議席がなければ終活であり、議席にいれば、20年も出しているので紙面刷新です。

・一面です。とくに一般質問は、終活のつもりで全力で臨みました。やり残しの問題ばかり扱い、調査だけでも徹夜があり、フラフラ。かえって本番でミスばかり。“力む馬は勝てない”でした。

・それで思いだす。作家の三島さんは西荻窪のわが家の庭でバーベルを握ったのがボディビルの始まり。そのかれは男の美学の方でしたが、市ヶ谷の割腹で介錯人が失敗。三島さんは苦渋の顔をしていた。それに比し、ぼくの入れこみミスはたかが屁とお許しを。

・なお9月といえば、田代で舗道工事中です。ぼくも県に働きかけたけど宣伝したことがない。せめてそうした密かが美学です。

・あと一つ。「認知症への知識の普及」ですが、人は頭で学ぶから身につかないこともある。わが家の猫・ミカちゃんは、餌がほしいと耳元で「チッ」と囁く。ミカは、補聴器が1mすこし離れると声の届かないこと、耳元なら小さい声も聞こえることを知ってます。何べん説明しても覚えない人間より、ずっと当事者に寄りそっているのです。(9月9日現在)

2023年8月28日月曜日

●プリゴジン死す、というけれど・・・

『プリゴジン死す』の報道です。あとは憶測も含めて現象のたれ流し。どうにも危機感を欠く。日本人には他人事になる。という訳で、ぼくもしばらく休止です。

●処理水問題、またも岸田さんの後手

処理水流し決行だ。中国大騒ぎ。水産業界大混乱です。すべて予測できたのに。なぜそうなった。首相は当事者目線になったことがないのだ。このぶんだと、次は、中国は「水の汚染を認め、漁師に救済金」と喚くだろう。政府が出すのは「中国によるイチャモン被害救済金」です。岸田さんは分かっているのかなぁ。

●愛川町議選 ~当事者目線で見ると~

選挙の説明会参加者は現職12人、新人8人でした。野次馬目線では「激戦で投票率UP、おもしろそう」とか「町が変わるか」とか。。あれっ、新人には狭き門だったけど・・・。で、当事者、たとえばぼくの目線だと、ぼくの地元にも新人がいるとか。この前、ギリギリ当選のぼくの地元へブービー当選者が日参しているとかで悩むヒマはない。いま町の議会は提案が実現しにくい。新人のためにも、ここは踏ん張り、新人の提案が実現する議会にしたい、それで頭がいっぱいです。

●9月議会、選挙直前だけど

9月議会、8月29日~9月15日で、実質は10日間。一般質問は以下。

①茅(投票率、主権者教育)②鈴木(循環バス、屋外バスケ)③井上(一号野球場、学校トイレ、国際均等減税)④岸上(共生社会)⑤阿部(交通安全)⑥玉利(稼ぐ自治体、町民憲章)⑦小林(道路援助、校舎維持、災害対策)です。なお、陳情に紙の健康保険証の存続を求める陳情などがあります。ぼくも当事者なので分かります。共生社会のために頑張るぞ、です。

2023年8月18日金曜日

●拝啓・黒岩様 当事者目線というけれど

 知事、あなたは当事者目線を重視しています。やまゆり園の事故は当事者の見落としという認識でしょう。そこを改善し「共生社会を実現したい」でしょう。思いはよく分かります。では、その実現の目途はどうですか。私のささやかな体験に照らすと「目途は立たない」でありました。理由から話します。私は、やまゆり園の当事者にくらべれば、虚弱児という軽い障がいや学力の遅れ、その他を抱えていました。そのために相当いじめられ、バカにされた育ちです。世間の理解なぞほぼなかったのです。救いは、親の理解、似た境遇者同志の励ましだけです。父は、肉体に関しては「1に運動、2も運動」で、学力に関しては「好きな女の子の名前が覚えられるから心配ない」です。母は、健康については「できるのは食事の管理だけ」。勉強では「意欲(競争心)が出るまで待ちましょう」です。ともに「なせばなる、なにごとも、いつか必ず」でした。早い話、当事者の自助任せでありました。それで私がどうしたかは省くが、世間並みになるのに10年、15年とかかりましたが、後は加速度がつきました。以下、その体験で得た知見の一端にふれます。

 まず当事者自身についてです。その当事者の範囲が広いので、ここでは障碍者についてとなりますが、その範囲(種類や障がいの重さ)も無限です。一口に当事者目線というけれど、当事者の範囲が無限です。中に自己表現できない方も含みます。生きるだけで精一杯の方、いきがいを見つけたい方、手に技術をつけたい方と千差万別で、親のニーズも然りです。知事、してみれば、あなたの仕事の第一歩は、世間に働きかける以前に、障がい当事者を把握し、体系的に分類・整理できる組織をつくることではないですか?それをやれる職員や専門家を配置することではないですか?私は、かつて600万人とも言われる戦争障碍者を生んだベトナムの施設を訪れたことがあります。そこでも最初にしたのが当事者の体系的分類的把握でありました。そこで学んだことは、後に私が学力遅れ教室をつくる基礎になりました。

 知事、次にやるべきはもう明確でしょう。当事者に2番目に近いのは、親と園のスタッフです。きちんと把握できていないので、目標もあいまいで、両者に齟齬が出ました。そんな園を、まして住民が理解するのは無理です。親と職員とが、理解して、協同して目標を設定することが重要です。私はそれを共助と呼びますが、知事の仕事はその体制づくりだと思います。相当な財政負担と認識していますが、それが公助です。そして最後の3歩です。それは、目標を明確にして、具体的成果をあげることです。ここまで来れば安心ではなく、ここからが大変かもしれません。コロナでもマイナでもそうでした。コロナでは目標自体があいまいで、迷走しました。マイナは、成果以前にトラブルがありました。世の中は、理解力が弱くても批判力は強いのでしょうか?知事、私は、人が当事者目線になるから共生社会になるのではなく、成果がでるから共生社会になるのだと思います。是非、頑張ってください。

 終わりに蛇足です。この原稿は終戦記念日の翌日に書きましたが、新聞を見てがっかりです。お国のために戦い、息子を亡くした方の多くは核抑止力の平和を祈っていました。原爆で子を亡くされたお母さんは核なき平和を祈っていました。78年経った今も両者が相手の立場で考えることはありません。当事者目線は相手の目線です。ちなみに私も当事者目線ですが、私の目線で読む人は少ない。遥けき旅なのか、だから知事の成果を祈ります。成果がその壁を破るでしょう。

2023年8月16日水曜日

●ぼくができたこと・できなかったこと

 ●誰一人取り残さないというけれど・・・ ぼくは虚弱児で生まれ生活困窮家庭育ちです。それに高齢者が加わり、社会的弱者の当事者になりました。その立場に立ち「誰一人取り残さい」難しさが見えました。 そこでぼくのできたこと・できなかったことは沢山。 ※一部を紹介します。あなたの判断材料になれば嬉しい。

1,災害対策 自腹で対策をする方に助成ができるようにしました。でも町の対策は不十分です。たとえば災害ボランティアと行政区との連携など 遅れています。

 2、稼げるまちづくり ふるさと納税で増収等を提案しています。 偶然もあり、成果が出ていますが、まだ不足しています。だから儲かる企業、起業家の育成も提案したい。じっさいその案のある町に人口減はないのだから。 

3、盛土の危険 町議会でいち早く町に認識させました。でも山間部に危険地があります。三増には農地にゴミを捨て、それを隠す偽装盛土も。

4、共生社会 LGBTでは、国会より1年早くトイレ、風呂 の使い方で提案しています。が、町の障がい者認識は遅れています。まずは町の議会が当 事者意識になるべく、多様な切り口の提案をしたい。

5,人・農地プラン ぼくの提案もあり、人への支援や農地整備 が進んだ段階です。が、根本は「儲からなくて農業離れが起きました。」これからは、いろんな稼ぐための農業施策を提案していきたい。

6、囲碁・将棋の町づくり その効果は大きく2つ、高齢者においては絶大な認知症予防です。若者においては、中学校で初段なら受験で苦労しないです。膨大に実証したけど、理解なし、さてどうする?

7、高齢者福祉 高齢者の移送に努力しました。でも、低い年金、少ない支援金ほか課題がいっぱい。とくに老人福祉施設の老朽化など気にかかる。

8、ごみ処理問題 8年ほど前から、ぼくは「プラごみなど、再生されていない」と訴えています。その結果もあり、ペットボトルは再利用されるようになりました。が、ごみは自治体の知恵くらべです。紹介すべきはまだ沢山あるのです。 

●正しい候補者の見つけ方

● 挨拶回りで政策を語らない人、ゾロゾロ人を連れて歩く人、よく働いた、ためしなし。

●「あの信号オレが付けた」とか、区長のする仕事を語る人、実績はその類ばっか。 

● ライバルを悪く言って歩く人。言うほうも言われるほうも、大方はよく働いていない。

● 選挙のビラが立派な人ほど働いていない。身なりの立派な人が詐欺師なのと似ている。

● 政策があっても町の政策を並べている人は働かない。議場で「聞くだけ議員」の特色。

● 告示前後に辻立ちや演説のない人もふつう働かない。やがてヨイショ専門家か。

● 告示から大音響で名前を連呼する人も不可。大方はたんに町議や議長になりたい人。

      ※あえてオーバーに書きましたが、結構当たります。

●あなたが変われば 町が変わります

 「議会を傍聴して」と言うけれど 

ぼくも長いことそう訴えてきたけれど、じつは町民がよく傍聴する一般質問で分かるのは議員の居眠りくらいです。肝心な議員の提案の意味が分か るのに3年ほどかかり、まして傍聴のない質疑で 議員の活動は見えません。だから、ほんとはどの 議員が頑張っているのか見えないのです。

「議会の改革を」とも言うけれど 

だから、ぼくは「議会の見える化」も訴えてきま した。しかし、じつはこれもあまり進んでいません。働かない議員に見えたら困ります。さほど活動しないで報酬をいただく、これほど気らくな商売はありません。

「働かない議員」と言うけれど 

だから選挙があなたの暮しを変えてくれます。そうした働かない議員を落選させてくれます。 皆さん、だからぼくは「正しい候補者の見つけ方」を公開 します。ぜひ読んでください。投票権があるから あなたが偉いのではなく、それを正しく行使する からあなたは政治の主人公なのです。正しい一票 があなたと町を守ります。

●なぜ4年に1度かは言うまでもありません。4年もすれば世の中もあなたの生活も変わります。 議員も初心を忘れ、世渡り上手になっていきます。 その時だけ「働いてきたふり」は得意なのです。



2023年7月24日月曜日

●厚木市議選  ~結果は残念の一言~

厚木市議選は終わったが、公設のポスター掲示板がまだ残る。見るたびに想う。なんで、日頃活動していたあの方が落ちるの?なんで活動していないこいつが高得票なの?詳細は省くが、政策判断抜きの投票が多かった。さて、もっと田舎のわが町の選挙はどうなるか。ベテランの呑んべい候補者や花火見学会の主催者が楽勝か。それより、ぼく自身、生活に困っている当事者とともに働けるのか。かれらを取り残したくないけれど。

●ウクライナ  ~結局どうなるの~

プリゴジン氏が見えにくくなり、3週間です。粛清されたとか生きているなどの報道。何が真実か知らないが、報道の乱れはロシアの乱れ。ウクライナの勝利近し、と祈るのみ。そう言えば、テレビを見ていたら『彼氏と花火見学へ行く女性』も「見ながら平和を祈る」とか。ぼくら日本人のモラルも末期にちかいかも。

●Chat GPT ~その正体を学ぶ~

いま生成AI(対人型人工頭脳)が騒がれている。中でもChat GPTの評価が高い。地方自治体も採用し始めた。一方、それへの不安の声も少なくない。そこで、そのメカニズム、利便性、不安材料、いわばChatGPT(正式名OpenAI)を少し調べてみました。すると、たとえば「国会質問への答弁づくり」にも役立つのです。が、同時に、その性能の高さこそリスクの高さでありました。テーマや使い方しだいで正解が出ないのはましで、洗脳、世論操作、詐欺、はてはスパイ活動にも使える。また子どもが間違って使えば思考力は低下していくのだ。ぼくは、ついマイナンバーの利便に飛びついた”河野トラブル”を思い出す。そこで、ぼくは議長に「ChatGPT勉強会」を提案し、了承されたが、「そんなのは町に任せよう」の町議が多かった、残念。






2023年7月7日金曜日

●「マイナ・トラブル」というよりも

 いまマイナトラブルが騒がしい。やれ誤記入がある、他人の住民票を受け取った、私の情報が他人に漏れた、果ては返納だなどです。が、ぼく的には、何を騒いでいるの、情報の入力は人手ですから、ミスがあって当然でしょう。というよりも、この問題の最大のミスは担当大臣を「パソコン狂」の河野さんにしたことでしょう。かれはパソコン万能神話をアメリカで学んでいます。私事ですが、同じころに息子が留学していて、ぼくは知っています。息子も帰国するとかれの知識はソニーに重宝がられます。良かったのはそこまで。間もなく、シリコンバレーではトラブルが急増しはじめます。その害の一つがサイバー攻撃です。つまり「情報」は盗まれ悪用される、です。以来「パソコンの便利と危険は表裏一体」の認識がされます。だからスウェーデンでも台湾でも、担当大臣はその認識のある方です。河野さんにはそれがありません。ぼくはマイナ導入時には、危険を承知してました。

●「大磯町の選挙は良かった」というよりも

本来ならここでAIのチャットにふれたいが時間がありません。で、飛ばして地方選挙です。大磯が終わり、今は厚木。次はわが町の選挙なので、気になるところです。まず大磯ですが、終わるとメディアは女性議員が50%を強調してるけど、その意味が見えない。そこで、ぼくなりの理解です。大磯議会が活発化したのは、女性が2、3人になってからです。するとどうなる。女は男よりマジメ、競争心が強い、テーマが身近なものが多い。すると分かりやすく成果を競い合います。議会が面白くなり、町民の関心が高まり、傍聴者も増えます。男性もうかうかできなくなります。ある方は頑張り、いいかげんな人は息切れ。そして町民の意識も高まる。ざっくり言って、それがぼくも傍聴してきた大磯議会で、今回、その成果が出たのです。結果として、女性が増えました。男性は高齢者でも努力している人は当選(ついでに高齢者も少なくない)、若くても政策が弱いと落選、全体として議会の知性UPでありました。というよりも、その大磯のあとなので、今の厚木市議選が気にかかります。体質はやや古く、候補者は玉石混淆です。投票するのは市民ですから、市民の知性が試されています。そして、さらに「それよりも」がわが愛川町です。体質は厚木市より古い。一般質問もしない議員もいるし、その弱点を伺う方もいるとか。因みに現時点で、現役13,14人、新人4、5人か。むろん、ぼくは危ない。

最後にお知らせです。相模原のリニア駐車場の残土は予想以上に多く、その残土を載せたダンプが4/2、相模原愛川線経由で、高田橋を左折し始めました。折から、田代では歩道工事です。そのダンプの台数が多いので心配。ぼくもこれからその関係の調査です。


●「ウクライナ侵攻」というよりも

 いよいよウクライナ侵攻も末期です。何しろ侵攻どころか、ロシア自身が末期で、内乱状態です。プーチンが核のボタンを押すか、その前に殺されるか、革命が起きるか、誰が権力を握るか、もう誰にも分かりません。危機です。というより、なのに岸田さんにその危機感がありません。バイデンの言いなりになったり、この時期に韓国と仲良くなったり、それが最大の危機です。

●「岸田内閣いつ解散」というよりも

岸田さんの人気急落です。世間ではLGBT法案や入管法の押し付けを原因としてます。マイナカードミスはそのオマケとしています。どれも悪いジョークです。そもそも、かれは何か発言しては是正のくり返しです。信念がないので、財務省、経産省、厚労省、外務省の答弁を代読しては是正のくり返しで、それは、昨日や今日に始まったことではない。というより、その体質にいま気がつく国民って何でしょう。ぼくでさえ、岸田内閣ができ、親中派を外相にしたとき、かれの本質に気がつきました。ウクライナ侵攻時にそんな外相でどうすんの。岸田さんは、中国市場にヨダレの経済界の代弁者でもあります。国民はなめられているのです。



2023年6月27日火曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版1ページ目)

 ●投票率はほんとに重要か

6月議会が終わった。あと厚木市議選と9月議会をはさみ、愛川の町議選となります。それでか、5月の町民と議員との意見交換会でも投票率が話題となりました。でも投票率って何んでしょう。たしかに全体として低ければ、政治への関心は低い。あるいは期待が低いです。が、個別で見るとどうでしょう。高得票で活動してない人もいれば、その反対もあります。票には役立つ票とムダな票があるのです。そして、ムダな票が多ければ政治はよくならず、行政も変らず。いよいよ町民の政治離れは進むでしょう。その意味で、ぼくは思う。 大切なのは、投票率なんかではなく、投票の質ではないかと。が、現実には、その質が、一定レベルに達していると思えません。そこで、今回は、町議選も近いおり、次頁で“議員適格者の見つけ方”を特集します。参考になればありがたいです。 

●6月議会は「やっぱし」でしたネ

その6月議会。実質的な会期は、常任委員会も含め、1週間ほどで、一般質問は9人です。7月選挙の厚木市は会期は、ずっと多く、質問人数率はほぼ同じ。そして、わが町の常任委員会の質疑はなく、あったのは陳情審査のみ。ただし、その陳情は内容の複雑さがあり、事前勉強会付きが良かった。戻って、良かったと言えば、多忙中の一般質問も気合い十分だったと思う。なおコロナ5類以降だが、愛川は議員にマスクの義務、周辺は義務なしも。とはいえ、総体として、6月議会は、多忙な時期としては、「やっぱし」というか、思ったより濃いというか、うん、迷います。その折、ぼくの耳に、あまり聞きたくない噂が飛び込んできました。さて、こちらの「やっぱし」をぼくはどう受けとめようか…。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版2ページ目)

 ●特集 議員適格者の見抜き方

皆さんは、日頃どうやって候補者を選んでいますか。よ~く当人やその活動を知っている方から。それが一番かもしれませんけど、かなり当にならないかもです。身なり、言葉づかいはよく、じつは、「外れ」もいたりして。その点、「チラシ(討議資料)を読んで」のほうがましです。でも、何を書くのも自由ですから。やはりさほど当てにならないかも。では、チラシをどう読むか、以下参考です。まず、スローガン。元気、安全安心、やる気、絆、やさしさ、福祉、教育、環境のまちづくりの類いです。これだと抽象的で、その方が何をしたいか分かりません。本気なら沢山は書けません。まじめな方は的を絞ります。本気なら具体例の一つも書きたくなるのです。そして一番のポイントは政策です。もう分かりますネ。そこに町でしている事業を羅列しているのはいただけない。その中の何をどうやったのか。あるいはやりたいのかが分りません。逆からえば、的を絞って、夢や悩みを訴えているのがよいのです。それがその方の個性、議員としての存在理由だからです。だが、現実に厳しい。今回も、噂、組織力、名前連呼、地縁血縁などの選挙なら悲しい。

●6月議会の一般質問など

ぼくの質問は1項目で「愛川町の人口減少対策」でテーマが大きい。したがい3点の質問だが、実質は3項目ありました。

①点目は「人口減少が町に与える影響」です。気にしたのが、町の政策が他市町と横並びで似ていて、インパクトに欠け、効果が出にくいこと。ではどうするかを提案。

②点目は「住み続ける交通環境」です。町は鉄道の不便をバスで補ってます。そのバス便の効果の限界を訴え、対策を提示しました。

③は「豊かな心を育む教育」です。町は、様々な事業に取組んでいるけど、じつは学力UPが人を移入し定住させている背景を訴えた。

なお、陳情です。2件あって、「透析患者への通院助成」と「重度障害者へ医療費助成」です。「政治は弱者支援」が信念のぼくは賛成したかったけど、現状はどうでしょう。ごく雑にいうと、ともに、すでに99%助成していて、保険財政は大赤字です。公平性の観点から協力しにくいでありました。

●ぼく自身の通信簿  ~ あえて恥の公開 ~

「選挙のビラは当てにならない」と書きました。では自分のやれたことやれなかったことを正直に評価するとどうなるか。きっと恥さらしです。でも、それで投票が慎重になれば嬉しい。町の様子も伝わればありがたい。なお、一部紹介とはいえ、量が多いので2回にわたります。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版3ページ目)

●やれたこと、やれなかったこと

①山林整備 山は整備するほど儲かるので、あれこれ提案です。が、成果がない。町は県の助成分の仕事で手いっぱいなのです。

②年金改革 年金は上がり、給付は下がる時代です。そこを変えたいと訴えたけど…。町は国や県に逆らわない。そこを変えたい。

③隣接地の造成 盛土の危険を訴えました。その時の反応はふつうです。が、熱海の事故で変わります。盛土により敏感になり、助成さえ出るようになりました。

④共生社会 やまゆり園騒ぎを見て、共生のあり方を提案するも一人相撲に近かった。が、LGBT騒ぎがあり、評価されだす。何それ。

⑤授業改善 教師の多忙改善を訴えてきて、いま授業の改善を訴えている。ところが今、その多忙改善がでてきた。時間が要るのだ。

⑥ふる里納税 その町への納税額は小さい。そこで返礼品の見直しを訴えているけど、さほど変らない。行政はけっこう頑固です。

⑦人・農地プラン 人がいて、農地があってプランは進む。いまは、やっと人と農地の基礎ができました。計画提案はこれからだ。

まだあるけど今回はここまでです。それでも「政策って」議員の問題が町政の問題かは分かったでしょう。やった、やってない、やりますは言えないものです。(つづく)

●まず世の中を知ることから

この機会にふれますが、議員を分りにくくしている1つに世の変化の速さがあります。手元の新聞に入管法、LGBT法案、チャットGPT、マイナ誤記など出てますが、分かりますか。新聞は現象ばかり書き、分りにくいですよネ。でも、分かるとは身近な問題と知ることだし議員発言のウソに気づきます。そこで、ブログでは“時事問題”の紹介もしてます。一読を! ぜひ。

2023年6月21日水曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版4ページ目) ミニ・ノート

~ 戦いすんで日が暮れて ~

●一面終りの“噂”です。2つだけ紹介。6月の議会前、ある町議、酔っぱらって中津の路上で倒れたとか。別の町議、8月、後援会で山梨へ花火見学バス旅行とか。う~ん。(ともに“噂”ですし、前者は本人の自覚の問題、後者は後援会の意識の問題。気になる方は、町ではなく私へ)

●2面「議員適格者の選び方」の記事ですが。20年近く、同じことを訴えてます。それで も“噂の人”は当選します。ぼくの筆力が弱いのか、町民の意識が低いのか。明確なのは、ぼくの無力感と町民がなめられていること。

●茅議員の一般質問にペットボトル水平リサイクルがありました。勉強し、工夫し、CO2の削減を証明できて良かったネ。なお熊坂町議は3月に水平リサイクルの必要を訴えていた。ぼくはその前に、ボトルは回収され、多くが放置されている実態を訴えていました。

●「陳情」です。その陳情に項目が多いと困ります。中に1つでもムリな項目があると採択できません。その場合は「趣旨採択」で、扱いは「不採択」です。分かりにくいよネ。

●3面の「時事問題」です。たとえばLGBTとLGBT当事者、障害者と障害当事者の区別つきますか。あるいは入管法の賛成者と反対者のどっちが正しいか判断できますか。そうした場合、ぼくはブログに判断材料を載せてます。そのためか、読者はこのペーパ版の10倍をこえます。一度でも見てくれれば嬉しい。

●最後にこの6月、ごく個人的に気になったことです。祖父兄弟の話なので、退屈ならとば してネ。祖父は、西郷さんに肩を押され、帝大(東大)の第1回卒業生となると、使命で農業振興に尽します。その1つが、農民の農民による組織づくりで、農協の前身となります。これから増えていく農協閉鎖が気になるのです。祖父の弟です。こちらも西郷さんの意をくみ、海軍武官です。ロンドンでは、画策し、ロシアが発注の軍艦を日本用にする。それで日露戦争に勝つのですが、その軍艦用の飲料水が半原の水でした。水源池が気になる理由です。そして末弟。東京府の技官でしたが、国に頼まれ、関門トンネル建設を成功させました。おかげで九州が発展するのです。議会で、つい、「愛川に鉄道がない」に熱くなりました。以上、三代目は小者となる証明、庶民の声を代弁できる庶民の証明でもありました。

2023年5月24日水曜日

●ぼくはこっそり、リハビリ中

 統一選に話を戻すと、今度は厚木市議選挙が間もなくです。さて、どうするか。県議選では厚木市議の何人かに協力して頂いた訳だし。いや、その前に6月は議会です。「効果のある人口減対策」を訴えたり、鉄道のない町の「夢の交通対策」。その他も提案したいし、その準備だけでもヘロヘロ。そうだ、ぼくは体力がないのです。いまは秋の自分の選挙を考えている場合ではない。と、いう訳でまずは体力づくりです。もとい、もっとささやかにリハビリ中です。なお、そのぼくの一般質問は6月5日(月)ですので、時間があれば傍聴よろしくお願いします。

●陸自ヘリ墜落にこんな噂も

陸上自衛隊のヘリコプターが墜落し、しばらくしてボイスレコーダーも見つかりました。しかしその後も事故原因の報道がありません。それで、以前にもそんなことがあり、噂が流れたのを思い出します。あえて具体的にふれるのは省きますが、「 あれって操作ミスだったので、隠したのだ」の噂です。今回も、似た噂が内部から出ています。それに「実は中国が何かしたのよ」の噂も加わりました。それらが事故原因の真実かどうかは、もちろん国民には不明です。今回は本当に原因不明になるかもしれません。しかし、だからと言って、報道なしはいかがか。自衛隊の機密も含むからとの放置はまずい。そのためにも、ボイスレコーダーの他に、カーナビみないなヘリナビの設置も検討して欲しい。自衛隊の機密にかかわる事故があった場合の発表のあり方も考えておく必要もあるでしょう。以上、トーシローのお節介でした。

●みらいあいこさんを知っていますか?

みらいあいこさん、ぼくと同じで、愛川町に住みます。町内では声の大きな歌のおばさん、詩を作る人、そして障がいのある娘をかかえるお母さんで知られています。
ぼくの認識もその程度でありました。しかし、最近、かの女の詩を静かに読み、3回も娘さんのアート作品をひとりで鑑賞する機会がありました。それで確信したのです。その作品は、ネコ、ヤモリ、カエル、時には、ぼくも子どもの頃に見た七色の星と不思議なものの浮かぶ夢の世界です。眺めていると楽しくなり、やさしい気持に浸り、癒され、元気をもらえます。子どもにかえる、なぜ。そう言えば、文学的には胎内は天国で、そこで生命をもらうぼくらは天使です。十月十日ほど人間になれる準備をし、オギャーと生まれ人になります。というかコミュニケーション(言葉)を蓄え、ぼくたちは人になる。そうです、かの女の作品にその種のコミュニケーションがありません。描かれているのは天国です。あらゆる生きものが、仲良く、伸び伸び共生している世界です。だから伝わります。音楽はそれ自体が共鳴みたいに。作品自体がコミュニケーションなのでした。
そう言えば、ねむの木学園の人、天使のまま大人になった方の作品もそうでした。大人で少年だった岡本太郎さんも同じです。そしてかのピカソがアフリカで画風を変えたのもそれでした。生きものと共生していないと描けない世界にピカソは打たれたのでしょう。コミュニケーション不足の子を自閉症と呼んだのは科学者の不遜かもしれません。ぼくは、はじめに「確信した」と書きました。あい子さんは、わが子は天使なんだ、と確信しました。そして、ぼくは、娘さんに励まされてもいると確信しました。あなたも、部屋に一枚どうですか。きっと明日へ翔たく夢をもらえるでしょう。

<なお、あい子さんの歌と作品展示のイベントは6/18日曜10時~17時、場所:カフェ 風のほとりで  相模原市長竹、長竹カントリーの隣です>


●農協危機の真相は

 近く、わが愛川町の農協さんが数店舗閉まります。その折り、週刊現代(5/20号)は農協の「自爆営業」の深すぎる闇を特集しました。読むと、なーんだ、それは1年前、ぼくがブログで紹介した『農協の闇』とほぼ内容が同じです。が、にしても、今も農協問題を知らない方が多い。しかも町内には、その前にはノルマのための不正融資事件があります。正義感の強い知人はそれを追求しました。しかしぼくと仲間は「証拠不十分の中での個人攻撃の怖さ」も知っています。そこで注意したけど、かれは聞きません。その結果、訴えられた役員は辞め、組織は改善されます。一方、かれも返り血を浴びます。名誉棄損で取り調べを受け、ストレスから命を落とします。ついでにKの死はぼくと知人のせい、という誤解の噂も立ちました。この機会にその闇も伝えた次第です。Kさん、あなたは巨大な一石を投じたのです。

●ヘイトスピーチを騒ぐより

 あなたはヘイトスピーチ、たとえば「在日朝鮮人は出ていけ」の演説を聞いたことがありますか?けっこうひどい中身です。でも心の中で、半分くらいは「納得する部分もある」と思っていませんか?そう、韓国の日本批判はそれに勝るとも劣らない。朝鮮のミサイルなど論外もいいとこです。その延長で、ぼくたちは「在日はけしからん」と思います。では、実際の在日はどうでしょう。じつはよく知りません。むかし近所の大人に乱暴されたと聞いた記憶くらいしか覚えていない。その折り、ほんとにすごい本が出ました。題して『それでも韓国に住みますか』在日3世で、日韓のかけ橋になるべくソウル在住13年の豊璋さんが出しました。読むと、在日の実態はもちろん、ふつう韓国人が日本をどう思っているかが具に分かります。ベタに内容にはふれませんんが、ヘイトする人の浅はかが見え、目からウロコです。ぜひとも一読を。


●「当事者」って誰ですか。

 ぼくは「LGBT」の方を「LGBT当事者」と書きます。そう言えば黒岩知事も障碍者を「障碍の当事者」と言います。こうして並べると気がつきます。かれらはともに少数者で、改めて考えると、じつは世間によく理解されていなかった方です。その表現法は「福祉は当事者の立場に立ったことに始まる」と訴えた本がベストセラーになってからです。ぼくは重要な本なので、人に奨めたことがあります。それほど普通の人が相手の立場に立つのは難しい。だからLGBT法案作成は至難です。当事者目線を訴える黒岩さんもまだ障碍者を理解していないと思う。しかし当事者はじつは少数者ではない。LGBT、障碍者、生活困窮者、黒人、被介護者、低学力者などなど合算すると世の3人に一人がその当事者なのです。でも、ある自治体の職員はぼくに言います、補聴器をつけろとか音量をあげろとか。補聴の機能のイロハも知りません。幸い、ありがたくも、ぼくはそうしたハンディのデパートです。自治体に一日難聴体験日、視覚障害の体験日、車椅子体験の日など作るのが、ぼくの役割かもしれません。共に生きる社会は、その努力の果てに実現するでしょう。



2023年5月22日月曜日

●日本人にとり、法や規則は何でしょう?

 この機会に考えたい。たとえば道交法に「赤信号は停止」があります。あなたは、真夜中、車一台もない道路の赤信号で停止しますか?実はその停止率の高さ、日本はでトップレベルと聞く。止まらないのが普通。では、そうしたズレがどうしてあるのだろう。理由は沢山あるけど、ぼくは道徳の教科書が時になる。読んでない方が多いので一つ紹介します。ある動物園の園長は、閉園直後に見えた子どもが可哀そうに思い、動物園に入れてしまう。すると、バレて、かれは罰を受ける。教科書はその類いばかりですが、ふつう学校や園長は許せないと教えます。道徳とは法令遵守と指導しています。理由は明解です。行政の仕事はすべて法令に従う。例外は認めると成り立ちません。たとえばそれで事故が起きても罪に問われません。法令主義とは法が人を支配することです。その結果、一時停止が多いのか?世界の多くの国は、法は人のためのものです。法の不適切は常に見直すので、それが政治家の仕事です。日本では事件が起きて改正です。ところが、地方議員の過半が規則、前例、慣習が好きで、政治がない。ふれた理由です。


●入管法、ぼくは賛否保留です

 法の混乱といえば入管法(出入国管理及び難民認定法)も揺れている。でも賛否保留です。まず法改正反対の理由です。雑把に言うと「難民のスリランカ人が収容施設で亡くなったが、難民条約(ノン・ルフールマン原則)などに違反する」です。事実と違う。亡くなった方は、難民申請中は国外退去されないことを利用した不法滞在者です。難民条約の対象ではありません。死亡に手落ちはありました。その点、法改正には賛成。何しろ、不法滞在者約8万人、送還拒否者4000人、重刑を受けての居座りも膨大。日本は世界有数の外国人犯罪者天国なのです。でも両手で賛成ではない。コロナは海外から移入されたのは想像がつくでしょう。日本の水際作戦はザルです。それを変えないと無法者は減りません。かれらは町内にもいて、コロナも流行らせたので書きました。



2023年5月19日金曜日

●LGBT理解推進法案、今すぐ要るの?

 そこでLGBTに話を戻すけど、「日本は遅れているからG7までに法制化を」とは何だろう。もともとキリスト教やその姉妹のユダヤ教やイスラムの世界には男女しかいません。性的少数派(LGBT)は異端で、時に悪魔の存在でありました。かれらは、人権が意識されてからLGBTと気がつかれ、まだ数10年です。日本人は違う。2000年も前から性に大らかです。混浴さえ普通です。普通すぎて少数者もあまり意識せず、差別しません。その点、遅れているどころか、最先進国とも言えます。問題は、そのごく普通を改めて意識することです。そうなると男のぼくは女も理解できなくなります。まして性的少数者をや、です。そうした意味で法制化への慎重派は分かります。自分の要の人権を改めて考えて戸惑う男に、LGBTの権利の法制化は難しい。しかし人権が騒がれてる中、放置も事件を生むでしょう。そこでぼくは町の議会で訴えました。曰く、性的少数者でないぼくから見て、法制化に時間がかかると思います。しかしその間のトラブルも予測できます。町は、まず当事者の話を設けてください。と同時に、応急的には自称女性(自認女性)が女子トイレや女性用風呂に入らないようにしてください。反応は鈍かった。だが、その中身はいま国会の焦点になっています。理解法を理解すべきは議員自身だろう。

●コロナは5類になったけれども・・・。

 コロナは5類に移行した。気をつけていれば「マスクは要らない」です。なのに、5回もワクチン接種している人さえマスクを外さない。理由は「不安」とか「クセ」だとか。重症化の減少など頭にないようです。一方、一部に「今日から人の混雑したところで飲みまくるゾ」の豪傑もいました。「今日から」ではなく、かれらはコロナ禍でもそうだったりして。「自己責任」からでなく、元から責任感はなかったのでしょう。問題はどうしてそうなるか、です。前者には自己判断がなく、後者には判断そのものがないのかもしれません。かくして、コロナ禍に”マスク警察(マスク強要)”があったのも、リスクが減ってもマスク着用があるのは日本固有の文化かも。日本人は法や規則を自分で考えない民族だろう。


●また、いつか会いましょう、立憲民主さん

統一地方選挙の後半第一弾が終わりました。ことさら目立つのが立憲民主党の低迷です。しかし、その原因は「批判ばかりだから。」だけではないでしょう。
昨年の参院選、ぼくの選挙区では寺崎さんが落選しました。選挙の直前に公認を外されたからです。”大物”だったので、かれの支持者だけでなく、皆が気がついてしまったのです。勝つ為には長年の同志の首も切るのか、そう言えば、ここの市議、あそこの市議も、と。立憲民主党はこの7,8年、地方議員の公認も将棋の駒みたいに換えて底をついたのです。当然、彼らの支持者も払底しました。その体質が変わったら、また会いましょう。

●G7が近いけど、成果は出せるのか?

いま『ウクライナ戦争』は末期です。何が起きても不思議でありません。なのにメディアの報道は戦況中心で「どうするのか」が少ない。その危機感のなさが国に感染したのか、岸田首相もしかりです。中国の市場に色気を出したり、G7の手土産にLGBT法案の可決を急がせたり、などなど。そんなんでG7がうまくいくのか、皆さんがこのブログを目にする頃に結果が出ているが。

2023年4月14日金曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版1ページ目)

 ●地球の危機というけれど  ~原因は何~

統一地方選の年です。ということは秋に愛川も選挙だが、ふと3年間でふり返り、想う。いろいろ地球の危機が叫ばれたけど、原因の共通項は何なのか。ワースト3で考えたい。まずコロナです。政府は迷走し、対策に遅れたが原因は何か。これは簡単、あのトランプは自らも感染し、目が覚め、ワクチン開発に賭け、半年後、ファイザーなどが普及する。が、日本はその入手に苦労する。早い話、日本の政府は“本物の危機感”を欠いていた。つぎはウクライナ侵攻です。その懸念は30年前から、少なくとも、❜14年からあるが、国連は見て見ぬふり。関係者はうすうす国連の無力に気がついていたのだ。しかしその立て直しの機運はない。やはり危機感がないのか。そして、あと1つ、オイル高騰後の原発再利用の動きです。じつは、これはフクシマの事故の失敗の教訓を忘れたか、の問題ではない。あれだけ騒がれたのに、国に代替エネの準備ができてない。人は危機から学ばない。ではなぜ。それについては後ほどふれます。


●任期最後の3月議会   ~中吉だったが~

3月、町議には任期で最後の予算議会がありました。すこし諦めの人、何んとか成果をだしたい方など、それぞれだったかも。それなり背景がありました。秋には、6次総合計画に町議の出した提案への町の回答の方向が見えました。拒否もありました。区長会から議員定数削減の要望がありました。そして、議会改革検討委員会が3年間かなり時間をかけた議会のDXの要望が予算化されないとの噂その他です。そうした中で開かれた3月議会です。一般質問は9人、質問者は少なく、傍聴者はさらに少ないけど、頑張る人は頑張るです。総括質疑も同じで、チェックする方はしっかりしています。その中の収穫は議員定数減かも知れません。わが会派は、議長も熊坂議員もむろんぼくも削減派です。一時は区長会の提案を蹴る動きも強まったが、粘りにねばり、削減の議員提案ができ、実現できました。ただ区長会の外圧のおかげもあり減点は否めませんけど。その点、中吉だけどまあまあの3月でした。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版2ページ目)

 ●独断 じつは、現実主義は現実的でない

よく耳にするのに「おまえ、現実を見つめろよ」があります。が、その当人が現実的でなかったりする。なぜそうなるか。そこで一面の「人は危機から学ばない」に戻ります。「核」の例で言います。ある人は「核を持たなければ核戦争はない」と言う。半分は真理です。けれど30年ほど前、核のない連邦の多くが、ロシアの奴隷国となりました。では、「核は戦争の抑止力となる」の現実論はどうか。むろんその抑止力は奴隷にする手段に使われたのです。ともに現実的でありません。平和は生まれないからです。その原因です。人は、臆病で、現実を都合よく解釈する生きものなのです。しかし、ぼくが気になるのは世界の大問題ではありません。町議に戻り3年半、ぼくは、地方自治体が、現実を見ないで、問題を曲げたり、先送りするのを沢山見ました。たとえば「愛川には鉄道がない」という現実です。町は、その現実を見ないで、バス路線の充実を考えたり、当てにならない多摩線延伸に期待したりです。それが、今回の「独断」所以です。そこで、6月の議会で「愛川町に鉄道を!」と訴えます。さて、どう答弁するでしょうか。


●相棒と僕の3月議会   ~ 有終の美を、と ~

8人の会派が、5人になり、3人になりました。熊坂町議は県議選に出るので、この活動報告が出るころは会派消滅です。その分最後の力をふり絞ったしだいです。その崇徳議員、一般質問と会派代表質問とで、日頃、町への要望で受けいれられてないことを中心に思いのたけを訴えました。さて、私め、一般は「ナラ枯れ」と「水道事業」を扱いました。どちらも町民に正確に認識されていないからです。とくに水道は大事業なのに採算性が低いからでありました。それから討論です。案は3人の知恵を結集しましたが、賛成討論と言いながら、町の事業への注文の多いものになりました。

なお、むかしは予算議会が終ると町の理事との懇親会もあったようだが、それはなし。議会が3年かけて要望した議会のDX化の事業への予算化が先送りされたことも響いた気もします。いずれにしろ、議員は提案とチェックの立場。懇親会なしは正解でしょう。


●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版3ページ目)

 ●偏見 愛とぼくとの関係は…

前回、この活動報告で選挙などで愛を訴えることへの疑問を書きました。すると反論も。この機会にぼくの言葉使いの背景にふれます。むかし、虚弱児、貧乏人の子、低学力と呼ばれてました。その反動もあり、学習塾を経営してました。が、塾の力に限界があり、政治にも熱を入れ、密かに子ども愛と自負した。その頃、妻ががんになり、末期のある日に叫びます。「何が子供が大好きよ。野心ばっかでえ~!」かの女は仕事、子育て、障害者ボラの果てに亡くなる。愛は伝わらなかった、認められなかった、もしや無かった。ぼくは、愛してるからと妻を殴る方みたいに、だ。そして気づく。過剰な愛は人を麻痺させる。愛はトラウマになり、以降、封印したのです。代りに決意しました。人の言葉は人の数だけの背景を持つ。そこに気がつくのが政治の第一歩。そんな政治家になろうと。努めようと。 

人はそれぞれだからこそ話しあいましょう。そんな思いで前回の原稿を書いたのです。くどいけれどもう一度言います。ぼくは、むかし子どもの教育に熱心でした。その分、かなり成果もあげました。そのぼくに誰が文句を言えるでしょう。しかし、妻は気がついていたのです。そのせいで、傷ついている子もいるのよと。でも言えず、ストレスを溜めている子も少なくないと。で、かの女の我慢が爆発したのです。一人がてんの愛は厄介ですネ。


●任期、半年です。  ~ この際、ふり返る ~

町議活動の本気度のでる一般質問、報告に反省もこめてその3。(令和4年6月から)

⑪■成年年齢の引き下げ 消費者被害など心配されていたから

 ■ウクライナ難民支援 ウクライナ侵攻反対の議決の提案者の1人の責務として。 

⑫■誰れ一人取り残さない町 町長選挙のキャッチフレーズですが、LGBT、不登校児、障害者・高齢者移送などに課題。

⑬■インクルーシブ教育 新聞などにその狙いや意義を誤解した報道が多かった。

 ■空き家対策 制度が見直され、売ったり、貸しやすくなったりしたのを知らない人が多い。

(なお、国葬問題では、質問ではなく、町長へ直接、きちんと対応するように要望)


●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版4ページ目)

 ミニ・ノート

●3月、訃報の中に伊藤雅俊さんがいて、思いだす。ぼくは、若い頃、フランチャイズの研修旅行の添乗をした。その時、ニューヨークで講演したのがかれ。イトーヨーカ堂の伊藤さん。シカゴのマック1号店での質問責めは藤田さん。こちらは銀座に日本のマック1号店を開いた。

●一頁です。書きだすと侍ジャパン活躍。さなか、岸田さんはポーランドへ。習近平はロシアへ。で、思う。岸田さんは台湾へ飛ぶべきだった。侍ジャパンとファンとがウクライナやトルコに寄付すればさらに良かった。

●3年前のコロナ関係。第一波騒ぎのとき、スーパーのマスクは中国製と発信。それで以来WHOに情報提供する研究所に情報収集の手伝いを頼まれる。が、町議会では不発。3月は平常どおりにと訴え、総スカン。どこも平常議会だったが。

●一面の後半。議会のDX化への予算がなく、激怒した町議がいました。「恥を知れ!」意味は「予算を修正させろ」です。その人は定数削減でも「しないの議決だから断われ」でありました。区長の傍聴の多かった最終日の結果は周知のとおり、賛否は別として、一貫してたのは、公明、わが会派、共産など。

●この様に、議会に世渡り上手は少なくない。風見鶏は多い。そしてかれは選挙も上手です。皆さん、せめてこの3月と6月と9月くらい、みんなの質問・質疑のテーマをチェックしてください。少しは参考になります。

●2面です。14項目もあり、書けないのが、質疑です。共通項は2つで、1つは「ムダを減らす」たとえば「教師の多忙」を念頭に事業の改善など訴えてます。もう一つは質の改善で、民生委員と障害者や困窮者などとのギャップが大きすぎ。相手の立場になるためのヒントを訴えてます。

●3面です。「愛」も民生委員のあり様に似てます。人はそれぞれすぎて理解しがたい、相手の立場になるには時間がかかる。「愛」は「密」と似てますが、むかし、愛の語の意味は「ひそかにしのび寄る」で、生涯かけて育むものでありました。「ラブ」は、神のみが使うもので、人間が多用し、世の中が乱れたとか。

●終りに私事ですが、選挙に出るかと訊かれ困ってます。年齢や体力の問題でありません。ぼくの役割は水戸黄門ですが、まだ2期目で果せてません。その前に、期待されているやらいなやら。

2023年2月22日水曜日

●3月議会  ~ぼくの質問は~

 3月議会の一般質問は2項目。1項めは「ナラ枯れ」で2項めは「水道事業の健全性」です。じつは、そのナラ枯れの問題、県議会で取り上げたのは佐藤けいすけ県議でありました。その結果が結実したのが県の作成した「ナラ枯れガイダンス」と言う方もいます。

*お断り まじめな話、厚木から県議選に出る方の実績は高く評価しています、念の為。

●統一地方選  ~悩ましい県議選~

 厚木市長選挙が終わりました。次は知事選、政令市市長選、県議選となります。愛川住民として、悩みはやはり身近な県議選です。そこで、まず県議選の顔ぶれ。厚木からは自民公認で市議長だったなんばたつや氏、立民の推す市議だった高田マサノリ氏、そしてわが愛川からは現職県議の佐藤けいすけ氏。定数3人を4~5人で闘う。さて、どうなるか?

こう書けば、皆さんも政策以前に気がつくでしょう。厚木の票田は2人でざっと20万人。さとう氏は清川村を入れて4万人。その点だけでもけいすけさんは大ハンデです。ぼくとして言わざるを得ない。なんたる勇者か。数でいえばロシアと闘うゼレンスキーです。現職の県議で、県議の実績は彼のみ、義家さんも後藤さんも選挙区を去った。町民、村民の皆さま、彼をよろしくネ。ついでに言う。厚木の方も、県議の関心は市長選に移ったので彼をよろしくネ。と、独断と偏見のぼくは思うであります。というか、ぼくなりの支持表明であります。おっといけない、愛川からといえば、今一人、熊坂たかのり氏が維新の公認で相模原で県議選を闘います。ぼくの同僚ですので、見識と人柄は保証付きです。(だから支援できないなんて言わず)相模原に知人がいたらよろしくネ。

●旧統一教会問題  ~アンケートにご用心~

国会で旧統一教会が騒がれた12月。愛川を含む周辺市町村議員にある会よりアンケート調査が送付されました。見ると、「あなたは統一教会の集会に参加したことがありますか」の類いの質問ずらりです。怪しいので放置したところ、2月にその集計結果の詳細が議員の実名入りで公表されました。読んで腹が立ったこと2点です。
1点目。アンケートの結果は質問の仕方で変わります。たとえば「消費税のUPは賛成か反対か」を問えば結果は自明ですが、そのアンケートは、その類いの質問ずらりでありました。私は、旧統一教会など大嫌いですが、嫌いは統一教会に限りません。怪しい寄付集めはみな嫌いです。教会だけ悪者にするアンケートとは何でしょう。そもそも数値を操作するアンケートもあります。
2点目。もっと腹が立ったこと。にもかかわらず、アンケートに協力した議員の多さ。これは「まじめ」ではなく、安易あるいは無知の多さです。同僚として恥じました。

●ウクライナ侵攻1年  ~さてどうなる~

1週間や1か月で終わるとされていた侵攻も1年です。が、思えばナチスの侵攻、日中戦争やベトナム戦争ほか、多くがそうでした。予測が当たったのは北に追いつめられた韓国だけ。ただしアメリカに助けられ、逆転でした。戦争は手の内を隠すので当たりません。そして、自信過剰だと負けるようです。

 さて、1年目の状況、自惚れ屋プーチンは失敗を重ね、権力闘争に巻き込まれています。当事者にも先が見えないので、私たちもどうなるか分かる筈もありません。できることは、中国が隙を狙っているので、もっと自信家の岸田さんがウクライナへ出かけないよう祈るのみです。 

2023年2月11日土曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版1ページ目)

 <「 戦 」の時代だというけれど …>

その戦う相手は何でしょうか。コロナか、ロシアか、海を汚す国々か、物価か、温暖化、はたまた統一教会がシンボルの宗教か…。いずれにしろ問題が多すぎ、複雑すぎ、大きすぎ、かえって私たちは本質を見失ったか。だが、その「戦」の相手には共通点がある。問題は、ほぼ人間の欲望が招いた、あるいは欲望が人間の自制心を超えてしまった。そして、今、私たちは危機の中にいる、気付かず。

正月、そんな一年をふり返りながらふと思う。そもそも私たちは問題の解決力を政治と呼んでいた。たとえば問題の解決に国際連合をつくった。にもかかわらず世の中の現実はふり返ったとおりです。理由は明白。戦勝国に拒否権を与えた。国連は、戦勝国の欲望(エゴ)の免罪符を与えてスタートしたのです。でも政治家も学者もメディアも、誰ひとり本質を騒がない。ぼくは空しく祈ります。今年こそ敗戦国の日本が国連改革をリードするように、と。

<統一地方選挙というけれど…>

つぎは国内、県内、わが町というべきか。統一選挙の年です。清川村をスタートに、秋は愛川町も選挙です。そこで皆さんに伺います。この10年、3年、いや1年でもいい、あなたの選んだ方は何をしてくれましたか、町はよくなりましたか。きっときちんと答えられる方はとても少ない。そうです、地縁、血縁、噂だより選挙だから答えられない。議員にすれば「皆さんの声を政治に」「愛のある町づくり」「町を元気に」と適当に言ってればよい、となります。その実態はどうか。じつは、ヒデー議員は多くない。反面、超マジメ議員も多くない。かくて議員が目だって町を変えることもない。その結果、「あれっ、町が変ってない」です。どうすればよいか明らかです。マジメに政策で人を選び、マジメに監視してください。議会は変るしかありません。それが選挙です。それがほんらいの民主主義の意味でしょう。町はあまり変ってない。どうか、今年こそ、本来の選挙が実施されますように、祈ります。


●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版2ページ目)

 <独断 民主主義って何でしょう>

選挙は民主主義を実現する道具です。そのせいか、統一選の今年、訊かれます。民主主義は役に立つのか、と。気が短いので結論、大して役立たない。岸田さんは国民を無視して大増税へひたすら。まして少数意見をや。しかも多数意見が、まして少数意見が正しい保証などありません。勘ちがいが多いのでもう一度。民主主義は手段で、道具にすぎません。そう考えると何が大切か分ります。納得できる政策を選び、実現してもらうのが選挙です。間違っても「家の前に信号をつけてくれた」などで選んではいけません。議員の常識集(議員必携)にあります。「町全体にかかる提案を」と。地域のことは区長さんの仕事です。「明るい選挙」は家の前に街灯をつけることでない。そんな誤解をなくすべく社会学者は定義してます。民主主義はあなたの知性が担保する。たしかに民が主体的に行政を学び、その不足を知り、民の代弁者を選べば、町議も変り、町も変ります。それは、ほぼ20年間ぼくの訴えていることではありますが…。

<ぼくの12月議会  ~ 愛川はどうする ~>

一般質問です。前回と同様、町長の「誰一人取り残さない」を信じての2項目です。1つは「インクルーシブ教育」。町はその実現のために「特別支援教育」を実施してます。ぼくも賛成。なのに取りあげた。なぜか。この「支援教育」は、たとえば学力が低くて通常授業についていけない子どもを特別に支援します。それを「分離教育だ」やれ「差別だ」と騒ぐメディアも多い。そこで、どうすれば誤解されないか、子どもが追いつけるかを提案的に具体的に訴えました。

つぎは「空き家問題」です。すでに何回も議会のテーマですが、対策が空き家の増加に追いつけていません。家を壊しても建てかえても利点がない。理由は、簡単にいえば法の不備。そこで厚木市は、昨年、土地・建物の用途基準を変えました。家を使いやすく、貸しやすく、売りやすくしました。結果は大評判。もちろんぼくもそれに準拠した提案です。なんと、町長の踏みこんだ答弁がありました。さて、どうなるか。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版3ページ目)

 <偏見 マジメという病い>

よく「Aさんはマジメ」と「Bさんは不マジメ」の言葉を耳にする。が改まって考えると分らない。辞書を引き、「真面目、ほんき、こころを込める」とあり、いよいよ意味不明。そこで「不マジメ」の使い方から連想する。時間をや規則を守らない。嘘をつく。どうやらマジメは道徳の類語か。が、その道徳を元文科省の前川さんは嘆いた。教科書がそんなカタブツばかりを奨めて、子どもは伸びのび育つのか。日本は大丈夫か、と。そこで思い出す。大戦中、ある学者が日本のマジメ人の代表を国に紹介した、赤穂浪士、松蔭、大塩平八郎…。信念のために規則も破り、命を捨てる人たちです。それを読み、大統領は日本の特攻精神対策をたてたとか。

さて、ルールを守るのと破るのとどっちがマジメか。難しいけど1 つだけ真実と思う。規則を守るのに努力も信念も要らない。が、その反対は大変だ。しかも、今は、行政など前例とルールを守るだけでは生き残れないと思う。改革とはルール・習慣の見直しです。

<任期、1 年を切る  ~ この際ふり返る ~>

コロナ下の活動も3 年を越えました。その活動の本気度が出るのが一般質問。報告や反省の意味も込め「その2」です。(今回は令和3年6月~同年12月)

● 生活困窮者支援 コロナの猛威が半年たつとパートの方を中心に失業増大。そこで生活困窮を訴えたけど…。驚いた「ウソ言うな」の反応も。昨年やっと国が動き、町も対策。

● 英語教育 国際化社会で重視されてるが、苦手な子多い。指導の課題で提案です。

● 職員離職 役場の職員がよく辞める。が、どこの自治体も同じ。そのため自分のことを言われてると思わない。ウーン。空振りたったかも。

● 校則 児童の人権が叫けばれる現代、校則への子どもの視点を訴えた。効果は不明も。半年して中津で中学生の提案が校則に。

● 子宮頸がん この頃、頸がんワクチンの再開の動き。が、まだ不安な親も。実態報告のつもりでテーマに。

● DX社会 急激に自治体のデジタル化が進むが町は遅れがち。他市の成功例紹介。

● ゴミの減量化・資源化 愛川町はそれなり努力してます。が、折からカリスマ清掃人の本がバカ売れ。読むと名提案ズラリ。その紹介が目的でした。

● 外国住民との交流 それで大成果を出した自治会長の講演を聴き、深く納得。但し、質問のテーマにしたのは失敗かも。(つづく)


●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版4ページ目)

<ミニノート>

●1ページ目の前半です。むろんウクライナ侵攻などへの危機感で書きました。その点、商工会のテーマも同じで納得も解決の糸口にふれてないか。あえて国連の弱点にふれました。

●ぼくの危機感を大袈裟と見るむきも多いかかも。ちなみに、ぼくの情報源は、関係者やそれに近い人たち。速くて正確なので心配になる。いきおいお節介。お許しを!

●1ページ目の後半です。統一選ということで書いたけど、つい12月議会についてふれずじまい。行政に変化少なく、町に閉塞感があり、それをぶっ飛ばすのが選挙と思って。

●2ページ目の前半です。議員を変えるのは選挙で、その選挙の担い手(責任)は住民、その確認でふれました。でも行政にやる気がなければ町が変わらないのが現実。それは後述。

●2ページ目後半です。「ぼくの一般質問」を書くだけで手いっぱいになってしまった。以下、書きもれにふれますが、テーマが多すぎ。そこで特に気になったのを拾います。ご理解を!

●まず「水源地問題」。この期に及び町からの説明ほぼなし。町議に「たち消えか」の認識。遠因は町民の声(町づくり協議会の案)をきちんと説明しなかったことか。町議も動けない。町提案のどこが協議会案か今もよく分らない。

●「第6次総合計画」です。議員の検討会で膨大な時間をかけ、町の素案に意見を提出し、やっと決着。ちなみに座間市は、議員が素案づくりをし、行政が検討で早々に決着とか。

●「議会改革」です。検討委員会が一貫して研究し、頑張ったのが議会のICT化、が、ここに来て「予算がつかない」の噂も。心配です。町長、実現してネ。

●全員協議会には。北部病院の経営状況や人事案件、職員の事項などの説明がある。その締めは「ご検討をよろしく」。本会議直前に聞かれ、検討時間なしも多い。賛成しろのこと?

●あと1つ、区長会から「議員定数削減」の要望。ぼくと仲間はもともと削減賛成派だが、反対派も少なくない。日ごろ大活躍していれば削減を恐れる理由はない、と思う。

●以上、全員協議会で思う。町と議会は車の両輪というけれど、行政にとり議員は賛成してくれる補助輪か。町の立場で理解するなら。そうでないと安定的な行政運営はできません。これは、愛川でなく、地方議会の課題としてふれました。

2023年2月7日火曜日

●地方選が始まったので2件報告

・清川村村長選 ~読んで、良かったネ。
2回連続の不戦勝です。そのため岩沢村長の政治姿勢が見えにくい。そこで「討議資料」が欲しく、出陣式へ行き、もらって読みました。と、なんと、政策へのハッタリがゼロで、政策ズラリです。村長の人柄の伝わるものでありました。心より「当選おめでとう」です。村民の皆さん、是非一読を!

・厚木市長選 ~聴いて、自身で判断を
激戦がスタートです。そのためか、各陣営の方から支援依頼がありました。資料も沢山読みました。でも、いいことずくめで判断不可能です。そこで5日は演説の聞き歩き。うん、納得。自分の目で見て、自分の耳で判断するのが一番です。どなたが『ホンモノ』か見え、迷いは消えました。あなたも自分の目と耳とで選ぶことを切に望みます。厚木の未来を託すのですから。