メッセージボード

このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2023年4月14日金曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版2ページ目)

 ●独断 じつは、現実主義は現実的でない

よく耳にするのに「おまえ、現実を見つめろよ」があります。が、その当人が現実的でなかったりする。なぜそうなるか。そこで一面の「人は危機から学ばない」に戻ります。「核」の例で言います。ある人は「核を持たなければ核戦争はない」と言う。半分は真理です。けれど30年ほど前、核のない連邦の多くが、ロシアの奴隷国となりました。では、「核は戦争の抑止力となる」の現実論はどうか。むろんその抑止力は奴隷にする手段に使われたのです。ともに現実的でありません。平和は生まれないからです。その原因です。人は、臆病で、現実を都合よく解釈する生きものなのです。しかし、ぼくが気になるのは世界の大問題ではありません。町議に戻り3年半、ぼくは、地方自治体が、現実を見ないで、問題を曲げたり、先送りするのを沢山見ました。たとえば「愛川には鉄道がない」という現実です。町は、その現実を見ないで、バス路線の充実を考えたり、当てにならない多摩線延伸に期待したりです。それが、今回の「独断」所以です。そこで、6月の議会で「愛川町に鉄道を!」と訴えます。さて、どう答弁するでしょうか。


●相棒と僕の3月議会   ~ 有終の美を、と ~

8人の会派が、5人になり、3人になりました。熊坂町議は県議選に出るので、この活動報告が出るころは会派消滅です。その分最後の力をふり絞ったしだいです。その崇徳議員、一般質問と会派代表質問とで、日頃、町への要望で受けいれられてないことを中心に思いのたけを訴えました。さて、私め、一般は「ナラ枯れ」と「水道事業」を扱いました。どちらも町民に正確に認識されていないからです。とくに水道は大事業なのに採算性が低いからでありました。それから討論です。案は3人の知恵を結集しましたが、賛成討論と言いながら、町の事業への注文の多いものになりました。

なお、むかしは予算議会が終ると町の理事との懇親会もあったようだが、それはなし。議会が3年かけて要望した議会のDX化の事業への予算化が先送りされたことも響いた気もします。いずれにしろ、議員は提案とチェックの立場。懇親会なしは正解でしょう。