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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2020年11月7日土曜日

●拝啓 ピアリング様 がん患者への想い。

11月4日の朝刊に「生きる希望、歌で届け」の記事。読むと、(財)ピアリングが乳がんの治療中や悩みや生きる希望をつづった応援歌を動画配信した、とのことです。

 ちょっと待ってください。そうした歌が必要なのは患者にかぎりません。ぼくは25年前に妻を乳がんで失っています。あなたがたの活動に期待しているのです。家族も同じです。あなたがたが歌で応援しているから、こちらも下手な詩であなたたちを支援です。

   『がんばろう ピアリング』

一、 何なの この痛み 誰に語ろう

    何なの この淋しさ 誰に語らん

     そうだ 私に仲間が要るんだ

    同じの 痛みと淋しさの

         どこにいるの ピアリング ピアリング

   話そうよ あなたと わたしと そして仲間たちのためにも

二、 何なの この不安 誰と歌おう

    何なの この苦しさ 誰に告げよう

    そうだ 私に 仲間が居たのね

    同じの 不安と苦しさの

    どこにいたのか ピアリング ピアリング

    唱おうよ あたなと わたしと そして仲間たちと 一緒に

三、 もしや あの頃 語りあったら

    もしかし あの時 共に唱えたら

    痛みや不安 みな乗りこえて

    飛んでいかない 空の果て

    だから頑張って ピアリング ピアリング

    話そう 唱おう ピアリング ピアリング 家族のためにもピアリング

という訳で、ご活躍を祈ります。なお、妻は今のピアリング代表と同じ年齢で亡くなりました。やりたいことをたくさん残して。

        

●大切なもの 絵が教えてくれたこと

続きですが、展覧会を鑑賞しながら2つが頭を横切りました。

 一つは「絵」という文字。糸が会うと書きますが、古代、5色の糸を組合すのが絵のはじまりだそうですが、アフリカの絵は6色の原色で描かれていました。その素朴がぼくを圧倒したのかも。

 いま一つ、なぜか立読みの伊集院静さんの一文です。かれは「スマホがあれば何でもなんでもできる」に対し、つぎのように語っていました。「何を抜かしやがる。といってもホリエモンは嫌いでない。嫌いといえば、元2020のあの男は100倍も嫌いだし、孫正義は千倍も嫌いである」と。

 思えば3人とも金言の価値をカネ・モノで測ります。アフリカの絵はその対極なので頭に浮かんだようです。展示場を去ると、日頃のストレスが消えていました。

●おお、アフリカ展覧会の紹介です。

おお、アフリカ。数日前に気分転換にアフリカ(ザンビア)展を覗いて、おお。作家たちの夢中とか童心とかが、アートのレベルを超えていた。かつてピカソが圧倒されたのはそれだったのだろうか。(参考にFaceBookに写真を載せますが、娯しんでネ。)

 

●「バカ、バカ、ぼくのバカ」。ぼくのミスの話です。

バカ、バカ、ぼくのバカ。あろうことか、2ヵ月に2度、委員会に遅刻です。事実ですので、弁解できません。11月5日は全協(全員協議会)で、ぼくへの‟罰”が下るとか。仕方のないことです。隠せない性分ですので、記してごめんなさい。

●市町村議会議員のセミナー

一昨日、タンザニア(東アフリカ)の絵を見て、気分一新。大統領選の結果の前に、ブログ更新の続きです。

千葉での一泊でのセミナーで4つの講演会に参加しました。その中の一つは、アメリカ出身で犬山市の市議になるや、市民参加型の議会を実現すると、毎日、傍聴席を満員にさせたB・アンソニーさんの話。

 議会改革は多くの議員の苦労のタネ。なぜうまくいったのか?関心のある方は、是非犬山市のHPを!ヒントがいっぱいでした。

2020年11月4日水曜日

●精神障碍者の実態

これについてブログその他でふれたら、それなりの反響。多くは「実態を知りたい」でありました。国の定義とぼくは違うし、かれらの症状は千差万別なので、どうするか迷います。

 一方、かれらの実態が見えないと、かれらが辛すぎるままになるのも現実です。そこで、ぼくは精神障碍者を「(広い意味で)こころに疾患を抱えていて、日常生活に支障・不便のある者」と定義し、紹介するのは多様の中の一例として、以下、書くことにしました。

 Mさんの例です。中津の路上で出会ったんです。彼女は、私の50メートルほど前を歩いていて、よたよた歩き、突然ばたっと倒れけいれんし、またよたよた歩き、アパートへ帰っていきました。余りの恐ろしさに声もかけられません。二、三日して、私はそのアパートを訪ねました。原因は、やはり身近な人で我慢のし過ぎで、トリガーは心的外傷でありました。体が硬直して、骨折したこともあります。ふだんは、親切なお医者さんのアドバイスで薬にも副作用があるよと言われて、控え目にしていましたが、切れると症状が出てきます。その効果がなくなると、色々起こります。また、私と同じに似た体験をすると、ひどい症状になります。例えば、腹痛は10日以上続きます。胃にはポリープが続発します。バネ指になります。呼吸困難、極端な視力低下、歩行困難、上げればきりがありません。出会ったころは肩などをもみました。鉛が入っているようです。それでも、5時間、4時間、3時間、20分、そんなふうになり肩に触れただけで気が楽になるのか、3年かかりました。でも、症状は威張る人に何か言われると悪い症状に戻ります。実態を目にする人はほとんどいません。薬が効いているときしか出歩かないからです。その点、医者でも同じです。Mさんは隠します。知られてひどい目に遭ったことがあるからです。

 さて、そのMさん、というか、ぼくの支援している8人皆同じですが、周囲は誰も重い症状に気がついていません。実態を見られると、差別される、仕事を失うなどの意味もありますが、かれらは薬(治すのではなく、重い症状を軽減する薬)に依存しています。長年、服用しているので副作用の怖さを知っています。極端に言えば、出かける時だけ服用します。だから、周囲もボランティアも時には医師さえ実態は見えません。

 そこから起きるチグハグは膨大ですが、テーマではないので、一つだけ医療制度の面からふれます。かれらの多くは、生活費を障がい年金に頼っています。その年金の額は障がい度で決めます。そして障がい度を決めるのはふつう主治医である医師です。ところがその医師は日常的にはかれらの実態を目にしていません。結果として、かれらの年金は障がいの目に見える身体障碍者より、あるいは同じ精神障碍であっても障がい度の分かりやすい発達障碍者より低いのです。障がいを認定されない方さえいます。10月4日、神奈川新聞がその辺りの一部を報道したのはご存知のとおりです。

 なお、この機会によく訊かれるのは「精神障碍は治るか」です。これも、じつは国の見解とぼくはズレています。現実的にふれます。仮に障がいからくる症状が消えるのを治ると言えば治る、です。先の8人についていえば、みな10年以上薬を続けています。その点では治らない、です。では、どうすればよいのか。狭い範囲と見聞からの推察です。ある障がい者に身近にケアしてくれる方がいて、薬が徐々に減り、今、薬と切れて8年目だとか、体験上、納得です。なまじ薬が効くため、医師の薬頼みが認知行動療法その他を遅らせている意味もあるでしょう。いずれにしろ、ぼくが精神障碍の見える化を訴える理由です。

 

●愛川町のコロナ感染

この頃ホップ、ステップ、ジャンプで急増しています。しかし、大声で言うと感染のほとんどが町外での会食その他でのおみやげ感染です。えっ、人口比ではですか?小さな声になりますがかなりです。過大・過少に恐れないのがコロナ対策の鉄則です。町にはそこへの配慮の対策を祈っているところです。

 なお、対策と言えば囲碁・将棋は対面ゲームですが、その安全性にふれました。そのおかげ(?)か、公民館でも再開されました。嬉しいが、一方、老人ホームなどです。まだクラスターの懸念から体操時間の中止が少なくありません。そこで体力の低下がかえって危険を招いています。ぼくは体操教室の再開も祈ります。

●ブログミス

ぼくは自分の活動報告紙『これでいいですか愛川町』の一般質問のコーナーで質問者全員のテーマを紹介しています。いわば定番です。それを、あろうことか、お二方の紹介もれです。まずは記しお詫び致します。「記載もれ」ですので、読者は気がつかなかったかもしれませんが・・・、以下、脱落箇所。

・阿部隆之議員  関係人口の総出、大学や教育機関と連携

・小島総一郎議員  町総合計画、町道弊山下平線整備事業

なお、議員の活動報告の一般質問には、自分のだけ紹介、抄録、全議員の紹介などがありますが、全員紹介なら報告もれは防げます。その意味で、今後の扱いについては検討課題です。