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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2020年2月17日月曜日

●ぼくのスタンス②~役人に感謝するとき怒るとき~

 今回は一般質問にのぞむぼくのスタンスです。それは何がテーマかにかかわる。そこで、まづぼくのテーマの決め方ですが、優先順位でいうと、第1がいま行政が取りくんでいる政策で大きな見落としのあるもの、第2が重要なのに取りくんでないもの、となります。
 が、これは言うのは簡単で、じつはテーマを見つけるのはたいへん。そもそも役人はミスをしないし、しても見せて言い訳がうまいし、でもヒントはあります。たとえば空き家バンク制度がそれ。町はふつう制度の導入で登録件数の増加と成功事例を誇ります。どこに制度の欠点があるのか。そこからぼくのやる気にスイッチが入り、資料集め、調査、専門の勉強がはじまり、それなりに納得して、ハイ、テーマ決定という具合です。
 ところが、じつはその先が大変です。愛川町ほどの規模の町だと職員の数は少なく、1人で4役も5役もで首長に言われた仕事をこなします。ミスしないだけでも至難。とおぜん、じつは充分な研究時間はありません。さいわい議員はふつうもっと勉強してない。というか、その点で職員は議員の先生になります。説明者、はてはお役人になります。エラソーになります。われわれ議員がいけないのです。答弁を訊くたび、「お伺いいたします」とへりくだり、「ご答弁ありがとうございます」で締めくくります。頭がおかしくなっても仕方がないのです。
 そんなところへ、ぼくみたいのがいて、かれらに答えられない質問ばかりしたらどうでしょう。恥をかかせるヤナ奴になります。虐めになります。だから困らせません。先もいったとおり、職員は、ほんとは専門家とはかぎりませんし、政策は町の代行だし、町長を忖度し、うまくやるのが職員の仕事だし。
 では、現実のぼくはどうしているか。ぼくの役割はすこしでも町をよくすること。そのために成果を出すことに尽きます。役人いじめは反発をうみ、成果にならないのでしません。むろん、ゴマスリ質問もまたしかり。テーマを決めたら職員との打合わせに全力投球。「今回は提案のうち○○についてに前向きな答弁をほしい」が前提です。それは町をよくしたいのは町長も町議も同じと思うからです。そのため職員の答えられない質問は、減らしたり、答弁案を用意したり、あるいは訊きたいことを説明・説得にきりかえたりです。
 えっ。それで成果がでるかって。訊かないで下さい。そこまで努力しても成果は少ない。中には質問をやめてという役人根性の人もいて怒り心頭です。反面、たまにいる協力者には感謝です。
 ぼくが友だちになりたいのは大きな骨太の問題に悪戦している誠実で無器用な真の政治家ですのでよろしくネ。

●ぼやき2題
客船はコロナの培養船
 当りまえだが、風邪をひく人とひかない人がいる。むろん引くのは抵抗力のない人。ウイルスは抵抗力のない人の体内で増殖するから。なのに、豪華客船に老人を閉じこめたりして、エコノミー症候群にしたりして、バカか。いや、老人減らし政策だ。そうとしか理解できません。
立憲民主は自民の応援団
 あいかわらず国会は「桜を見る会」ばっか。どのアンケートを見ても、それで立憲民主は票を減らしているのに。コロナとか中国とか韓国とかいろいろあるのに。バカか。
 そんな訳ない。かれらは国会議員だ。予算委員会がほんらい予算審議の場であることは知っている。もしかして予算が分からないのか。うん、少しはそれもあるかも、にしても理解しにくい。それだと、やはりバカになる。
 そこでぼくの結論。じつはかれらに政策がないので、自民の支援をしているのだ。そう思えば立憲民主はバカではなくなる。

愛川の川北地区は危ないか
 いま相模原市の長竹地区に農場地(牧場)造成の話が起きている。そのために、たて・よこ500×400m、高さ50mほど、つまり1,000,000(巨万)㎥の残土埋立てがあるという。地元は反対運動で大騒ぎです。
 ところが、残土が流出するとすればその下流域はわが愛川町ですから危険なのはこちらです。しかし、町も川北地区も音無しの構えです。
 はたして川北地区は危ないのか否か。ぼくは3月議会でそれなりの資料を使い、その危険度を検証します。
 なお愛川町ではかつて長竹地区の近くの残土流出で被害を受けていますから、ぼくが残土被害では第一人者のアドバイスを受けて議会にのぞみます。その節はぜひ傍聴をネ。