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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2021年4月16日金曜日

●活動報告書 これでいですか愛川町(紙面版 1ページ目)

 ●早くも満開  ~ あと何度見れるか ~

 議会が終るとサクラが満開です。まるでこの世のうさ晴しみたいに。思えばここ数ヶ月の報道は哀しい、米中の対立は激化、ウイグルはジェノサイド(大量殺人)状態、香港の苦境は見て見ぬフリ。当然かも、日本に助けを求めるミャンマー人も無視だから。が、それも当りまえ。大戦直後に日本の分割を救ってくれた台湾の恩さえ忘れてる日本人です。そんな中での日米首脳会談だって、笑わせる。ぼくたちに身近でコロナ対策も解決できないのに。でも、国民も国民です。厚労省の役人のノー天気どころでない。当てにならないオリンピックを控えて、聖火リレーの沿道は蜜、蜜、蜜のバカ騒ぎです。いま5.0時代といわれるデジタル社会です。ぼくたちは情報さえもスマホで済ます社会です。たかが30cm ほど先きの画面、ちっこい写真、わずか数行の文字を見て、分かった気になる時代です。ぼくも毎日、ピコピコしていて脳退化したのか幼児化したのか、自己中になったのか。せめても日本の心サクラは自分の目でと眺めてまわりました。

●予算議会です  ~ やるにはやったが ~

 3月は、新年度の予算を決める議会ですが、例年とちがいます。コロナ禍で、出費増・税収減でした。事業への予算を削りましたが、それでも資金不足で交付団体(借金のある自治体)となりました。その中で、ぼくたちは頑張ったか。ぼくには自責の念がありました。一般質問が9人と少ないのはぼくのせいでないけど、膨大な事業をチェックするのに日付が不足です。増やせない自分が哀しい。もっとひどいのが、議会最終日の議員のみ全協です。そこで様々な課の年間計画の話があるけど、「訊くだけ、質問なしの1、2時間ですまし」は、議会人の一員として恥をさらした気分です。議員の役割放棄の気分です。コロナを口実に逃げている自分を感じます。冒頭に無責任化する世の中の話を書きましたが、自分もまたスマホ人間の1人になったのでしょう。気をつけなくては。

●活動報告書 これでいですか愛川町(紙面版 2ページ目)

 ●独断  ~ コロナを理解し当面自助で② ~

 5、6年まえ、子宮頸がんワクチンが問題になったとき、メーカーのデーターの不備やWHOなどの癒着を明らかにし、県下でも一早くその接種を防いだことがある。おかげでワクチンの効能は進歩したけど、巷の“ ワクチン音痴”は変らない。ならば、理由は省き、自助しかない。どうせ接種は遅れるし、変異株にさほど有効でないし、国民は自粛しないし、自助しかない。これについては前回もふれているのでその追加です。

 ①血圧や血中酸素は毎日測定を。

 ②部屋の換気もよいけど、CO2量測定器は安価で高性能ネ。

 ③室内や水を殺菌する次亜塩素酸発生器や紫外線発生器も高くない。

 ④抗原検査のキットは薬屋にあるけど、PCR検査よりはるかに安くて早いよ。

  そして何より快食、快便、快眠、そしてお散歩ネ、只だし。

●ぼくの一般質問とその願い

一般質問では2項目の質問をしています。一つ目は「囲碁・将棋の普及」です。ただのゲームと思う人が多いが違います。子どもの学力UPや高齢者の認知能力を高めたり、発達障がいを改善するからだけでもありません。デジタル社会の中、スマホ病に代表されるIT化による精神疾患が急増中。その“ 特効薬”として囲碁・将棋ワールドを紹介しました。二つ目は「人・農地プラン」です。わが愛川の在来農業従事者の平均年齢は70歳をこします。そこで町は新規就農者の開発につとめてますが、遊休地化に追いつかないのが現状です。どうすればよいかの前提はどんな課題あるのかです。今回は、その課題の見える化に全力をあげました。大きなテーマです。各論というか、提案についてはまた別の機会にふれる予定です。

●活動報告書 これでいですか愛川町(紙面版 3ページ目) 

 ●偏見  ~ 民主主義という厄介 ~

ぼくたち令和元年組議員は、ある意味、議会改革検討から出発して、何か変ったか。結論、大したことない。具体的な進展は議会のIT化くらい。見える形の変化は(ぼくの提案で)議長が町議を番号で呼ばなくなったくらい。それもあり、昨年から議会基本条例の見直しも始めたが、結果はさっぱり。条例の見直しゼロです。なぜか。同じ人間が話合っているから、そもそも条例自体は間違ってない、それを活かすのが至難。人は、「改革」の言葉は好きだが、わが身は守りたい。人は、他人に厳しく自分に甘い。ぼくもそうです。だから憲法だって改正が叫ばれて70年なにも進んでない。民主主義は厄介だ。どうすればいい? 第一に議員の質の向上だが、これが第一に厄介。選ぶ町民も質を気にしない。第二は改革意欲のある議長を見つけることだが、これが二番目に厄介。一般的に、議員は議長へと出世すると首長の顔色を気にするようになる。ならば第三は、それこそ改革委員に第三者(町民)を入れることで、そう提案もしたこともあるが、一蹴された。かくしてぼくは余計を言っては嫌われてます。

●議会とぼくの活動  ~ ここ2ヶ月は ~

本会議をはさんで3月議会は全員協議会に始まり全協に終った感じです。が、その頭としつ尾が楽しくない。まだ町民に言わないで式案件。この人事はよろしく、そして質問は控えてネの案件も少なくありません。そんなムードです。さて肝心の委員会ですが、予算ですので訊くことは膨大で、こちらは精査しても時間不足。ちなみにぼくのを2点あげると1つは空き家対策。今まで訊くだけ質問が多く、空き家の増加に追いつけないので提案しました。もう一つはSDG’s を念頭にI S O などへの助成の強化。ともにあり方にふれました。戻って議会の形骸化にどう対応するかです。幸い会派の会合は熱くなってます。たとえば最終日の町の総合計画の10項目を説明だけで済ますなど納得してません。議会に自由討議がないのも然り。会派としてそうした点を結束して見直すと確認です。さて、どうなるか。

●活動報告書 これでいですか愛川町(紙面版 4ページ目)

●ミニ・ノート  ~ とにかくコロナ脱却を ~

● サクラといえば卒業式の思い出とセットです。貧乏なぼくはボロを着ての参加が辛かった。それと校長の定番の挨拶「本校の生徒であることに誇りをもって云々」も。ぼくは貧乏と高校受験失敗を恥じてた。正装禁止と誇りを口にしない日が来ないかな。

● 思えば、花見は1200年まえ、天皇が民の苦労を慰めるべく始めた。首相のあの花見会と違う。ぼくの卒業も花の美しさに救われた。今年も半原水源地の花は見事だったが何本か伐られそう。いつまで見れるのか。

● コロナ禍については自衛策だけ書くことにしました。どうせ国の後手後手政策は止まらない。正式に書くには紙面が足りません。そもそも詳細はブログで発信しつづけてます、そちらをご覧ください。

● そのブログといえば、ぼくが、50年まえ、開港記念館の隣りで予防接種などしていたのを覚えている人がいてびっくり。ぼくも記念館と隣りまで岡倉天心の屋敷だったと思いだします。その縁でかれの「茶の本」なんべんも精読しました。20代の頃です。

● 後半の「一般質問」です。テーマの選択の原則は「重大なのに町の職員も知らない」です。4月、デジタル化を前に、子どものプロミング教育スタートです。しかしIT教育は精神疾患もつきもの。スティーブ・ジョブズもオードリー・タンも反対してます。ビル・ゲイツはその対策に囲碁普及を訴えてます。それで一項目は「囲碁・将棋」です。でも、議事録を見ないと必要性は不明かも。人・農地プランの重要性は分かるでしょう。

● 「民主主義は厄介」この記事は皆さんが読んだとおりで分りやすいけど、だから何んなの言われると困ります。たとえば人事案件に賛成したことで町民の苦情がありました。しかし調査権のない議員は、心配でも手続きを踏んでいれば反対できません。ぼくたちも不安だが、なので厄介。

● その中、一般の議案は、政治は結果だと、新年度の予算に入れるゾと、昨年夏に町長に要望を提出。会派で精査したら実現率は39%でした。高いか低いかは別としてまあまあ。ぼくがいう町の認識の低い課題では粘り強くやると会派で確認。それでお許しを。