●9月の議会は~ なんだか戒厳令の中 ~
5月には、ぼくはコロナ禍はオリンピックの時期が最大と言ってましたが、じっさいは少し遅れる。そのため首相の引責の辞意表明もぼくの質問の日と重なってしまった。他人事でありません。町も国に合わせたみたいに、人口比の感染率が県下のほぼワーストとなる。それで議会は戒厳令下的でした。議場と委員会室を含め、質問・質疑の傍聴は停止。一般質問は2日で10人の軽量化?です。質疑もその傾向、全員がマスク着用でアクリル板に囲われてやりました。それでよかったか。3月の議会も似た状況でしたが、その後、多くの自治体で通常のとおりに議会が運営されていたと検証されました。台風に揺れる客船で船長が慌ててお客を守れるか、という理屈です。にもかかわらず、ぼくは、ムードに敗け、一般質問の通告書から「コロナ禍、今こそすべきこと」の項目を自ら取下げた。忸怩たる思いでありました。この原稿書きの時点で、猛威は去ったけど。
●幻の質問 ~ 今こそすべきこと ~
さて、ではその幻となった一般質問でぼくは何を提案しようとしたか。1つ2つ例をあげます。たとえばマスクを外して外出を!密を忘れて外食に酒、です。きっと100%の方から笑われる、玉利は頭が変になったと。そこで反論、これらは規制ですが、今までうまくいきましたか。じっさいは規制と緩和のくり返し、感染を防ぐ手段がなかったから。そして、ぼくたちは、その手段がワクチンなのを見事に忘れましたが、いま国民の接種率は5割をこえ、わが町の高齢者では8割だ。諸説があるけど、国民の接種率8割でコロナ抑制と言われるので、後でそのための対策にふれるけど、いきなりは理解されえない。この1年以上、ぼくたちはメディアやSNSそして噂などのフェイクにふり回されてきた。あげ句は、いまぁだ「ウイルスは生物」との思い込みが国民の過半です。提案と平行して、その裏付けとなるフェイクでない真実にもふれます。紙面の関係上から少しずつの連載とはなりますが、その点ご免なさい。