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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
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2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2021年10月15日金曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版1ページ目)

●9月の議会は~ なんだか戒厳令の中 ~

5月には、ぼくはコロナ禍はオリンピックの時期が最大と言ってましたが、じっさいは少し遅れる。そのため首相の引責の辞意表明もぼくの質問の日と重なってしまった。他人事でありません。町も国に合わせたみたいに、人口比の感染率が県下のほぼワーストとなる。それで議会は戒厳令下的でした。議場と委員会室を含め、質問・質疑の傍聴は停止。一般質問は2日で10人の軽量化?です。質疑もその傾向、全員がマスク着用でアクリル板に囲われてやりました。それでよかったか。3月の議会も似た状況でしたが、その後、多くの自治体で通常のとおりに議会が運営されていたと検証されました。台風に揺れる客船で船長が慌ててお客を守れるか、という理屈です。にもかかわらず、ぼくは、ムードに敗け、一般質問の通告書から「コロナ禍、今こそすべきこと」の項目を自ら取下げた。忸怩たる思いでありました。この原稿書きの時点で、猛威は去ったけど。

●幻の質問  ~ 今こそすべきこと ~

さて、ではその幻となった一般質問でぼくは何を提案しようとしたか。1つ2つ例をあげます。たとえばマスクを外して外出を!密を忘れて外食に酒、です。きっと100%の方から笑われる、玉利は頭が変になったと。そこで反論、これらは規制ですが、今までうまくいきましたか。じっさいは規制と緩和のくり返し、感染を防ぐ手段がなかったから。そして、ぼくたちは、その手段がワクチンなのを見事に忘れましたが、いま国民の接種率は5割をこえ、わが町の高齢者では8割だ。諸説があるけど、国民の接種率8割でコロナ抑制と言われるので、後でそのための対策にふれるけど、いきなりは理解されえない。この1年以上、ぼくたちはメディアやSNSそして噂などのフェイクにふり回されてきた。あげ句は、いまぁだ「ウイルスは生物」との思い込みが国民の過半です。提案と平行して、その裏付けとなるフェイクでない真実にもふれます。紙面の関係上から少しずつの連載とはなりますが、その点ご免なさい。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版2ページ目) 

●独断~ ウイルス菌と呼ぶフェイク ~

対策のミスはコロナを細菌と思うことに始まる。そこでまずその訂正です。簡単でない。正しい説明には原稿5、6枚が要り、頭が混乱しそう。短いと不正確になるけど、分りやすい。この際、後者にするが、お許しを。さて「コルナウイルスは、増殖し、害を撒く生物」はフェイクに近い。自力では増えないし、有害と限らないし、断じて生物でない。コピー機に紙と似ている。増えるのはコピー機のおかげだし、体にとり異物は、量の問題で毒にも薬にもなる、水や脂肪やまた紙みたいに。そして断じて菌ではなく、生物でもない。たとえばコロナウイルスのコロナは外見で太陽のコロナに見えるが、スパイク状の突起物で、それで細胞に付着する。ウイルスの中身はDNAのなどの物質で、細胞に取りこまれると細胞の力で増殖できる仕組みです。全体の大きさは1mmの100万分の1ほど言われる。取りあえずその程度知れば、後で役に立つ。なお新型ウイルスはかつて武漢(中国)ウイルスだったが、その名は消え、正式名称はCOVID-19。理由は発祥地が不明なことと地名名が偏見を生むこと。以降はα、β、Γ…株と呼ぶが、元は新型ウイルスの仲間の変異株です。αなどのギリシャ文字の多さはコロナの変異の多さ。それを知るのが大切です。

●ぼくの一般質問とその願い 1項目めは「職員の離職について」。いま自治体の職員の離職は多く、わが町もかなりなのでテーマとしました。ただし追求すれば反発されるだけ。そこで同じ問題で解決している所を調べ、解決策の紹介に力を入れました。2項目めは「校則」でたぶん町議会で初めてのテーマ。人権・自由やいじめが話題の時代です。しかも今は大人もコロナ規制に苦しんでいます。その規制は、学校では校則というが、規制の数はコロナ規制よりずっと多い。コロナ禍でそこに気がついて、そこを見直す学校も増えました。たとえば「茶髪禁止」に、地毛が茶色の子、外国籍の生徒は悩みます。いじめられる子もいます。ぼくは校則に当人や家族の視点を入れる必要など訴えました。規制はいきすぎもあります。教育長はぼくの訴えや提案をどう受けとめたでしょうか。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版3ページ目)

●偏見~ 監査報告書は役に立つのか ~ 

議会の初日に監査報告書が配布されました。審議はなし。それでも知人は「すごい」と言う。かれによると、監査は、たとえば「会計は適切に処理されていました」などと書いた一枚の紙切れを読みあげ、それで終る自治体が多い、と言う。分かる気がする、議員はふつう事業は分かるが、公会計は苦手で、ぼくもその一人。そして民間選出の監査人で事業と会計に精通する人は滅多にいない。だから詳しい報告書を出せたこと自体が「すごい」のです。とは言え喜べない。監査はかくも大変だからなり手がいない。なんとか受けてもらって優秀に育てるしかない。だから監査人の選定で、きちんとその方の適性を審査すべくもない。そんなことをすれば逃げられてしまう。いきおい、監査は人選から形式化し、やがては監査報告まで形骸化してしまう。しかもぼくらは逃げられる、「監査は独立機関だし、口出しは越権行為で」と。以上が多くの自治体の抱える監査問題の本質だろう。戻って、役立つ監査報告をどうしてつくるか。監査の報酬は低すぎ。まず見直しを!

●ぼくの活動は ~前半はグテグテ~

この2ヶ月、前半は猛暑です。そこへ働きすぎの反動もありでぐったり。耳は遠くなり血圧は高くなり、息切れも加わり、マスクもしにくい。自虐的になる。あの筆談ホステス都議は障害者の代弁者と讃えられ、ぼくはなぜ耳が遠くてバカにされるとか、かの美人市議がずり下げマスクを愛嬌と言われ、ぼくはダラシナイと言われるとか。それで引きこもって読書が多かった。でも後半はまあまあ、日頃、陳情や請願は前向に審議をと訴えているけど、今回はすべて「採択」でした。中でも会派でも相談を受けていたのが「採択」で嬉しい。生活保護者の支援にかかわる陳情だったから。ただし、「全て順調」ではない。10月は議会の役職の改選期です。その絡みで、わが会派も、この原稿がブログになる頃は小さくなりそう。胸に手をあてて恥じるところがなければまあいいか。それより、まずは感染症の抑制がぼくには気になるところです。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版4ページ目) 

●ミニ・ノート ~究極のコロナ対策は~

●執筆中に緊急事態の解除だ。やはり解除の条件整備はあと回し。これだとまたも規制と緩和をくり返す、解除が緊急を招いてしまう。そこでミニ・ノートは「ぼくの対策」が中心。

●結論から言う。最大の対策は自治体が1回か2回かブースターか分かる「接種済」のバッジを作り、住民に付けさせること。それでその人が安全か心配か。誰の目にも分ります。

●つぎにその使い方です。接種の目的「ウイルス追放」から明らかです。接種者にウイルスはほぼいません。ならば、バッジ着用者は染らないしうつさない。かれらを解放しよう。

●ちなみに欧米では、接種すると、マスクを外します。外出自由です。会食・買物自由です。その欧米の常識は日本人の非常識。ぼくは接種をしてても、マスクをズラし叱られる。

●さて、次に大切なのは、接種者の優遇です。全員バッジなら店の営業時間制限しないとか。飲食・宿泊割引など、経済が活発になります。

●しかし狙いはそれでない。接種者が得なら未接種もマネする。国民の接種率は9割になる。一面で触れたとおりです。それはコロナ克服を意味します。“日常”が戻ります。日常にマスクもアフター対策も不要でしょう。

●以上がごく雑把に「ぼくの対策」です。現状は自治体で違いますので、具体的には自治体で考えて、ということ。対策大騒ぎは嫌いです。

●やっと2面です。「職員離職」は町民の訴えが契機でありました。追求しても成果が望めないので「提案型」でやりました。あとは町長の思いやり次第です。あと1つの「校則」。

●むかし貧しい母は中学校の制服などの高額に泣きました。思いだして、取りあげました。

●3面の「監査」の話は、町ではなく、一般論としてふれました。じつは「監査」でなく「人事問題」●として書きました。だから教育委員、民生委員、人権擁護委員についても事情は似てます。安い報酬、なり手不足、専門性の欠如で、仕事が形式化することもあります。どうするかは良識ある議員の悩みです。

●オマケは寒川の話。不倫裁判中の町議に対し、「議会の品位を下げた」と倫理審査会です。ふつう議会は裁判中の私事を扱わない。ぼくには騒ぐ議員の品位が気にかかる。

●※ なお、コロナ関係の連載はブログを見てね。