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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
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2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2023年2月11日土曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版1ページ目)

 <「 戦 」の時代だというけれど …>

その戦う相手は何でしょうか。コロナか、ロシアか、海を汚す国々か、物価か、温暖化、はたまた統一教会がシンボルの宗教か…。いずれにしろ問題が多すぎ、複雑すぎ、大きすぎ、かえって私たちは本質を見失ったか。だが、その「戦」の相手には共通点がある。問題は、ほぼ人間の欲望が招いた、あるいは欲望が人間の自制心を超えてしまった。そして、今、私たちは危機の中にいる、気付かず。

正月、そんな一年をふり返りながらふと思う。そもそも私たちは問題の解決力を政治と呼んでいた。たとえば問題の解決に国際連合をつくった。にもかかわらず世の中の現実はふり返ったとおりです。理由は明白。戦勝国に拒否権を与えた。国連は、戦勝国の欲望(エゴ)の免罪符を与えてスタートしたのです。でも政治家も学者もメディアも、誰ひとり本質を騒がない。ぼくは空しく祈ります。今年こそ敗戦国の日本が国連改革をリードするように、と。

<統一地方選挙というけれど…>

つぎは国内、県内、わが町というべきか。統一選挙の年です。清川村をスタートに、秋は愛川町も選挙です。そこで皆さんに伺います。この10年、3年、いや1年でもいい、あなたの選んだ方は何をしてくれましたか、町はよくなりましたか。きっときちんと答えられる方はとても少ない。そうです、地縁、血縁、噂だより選挙だから答えられない。議員にすれば「皆さんの声を政治に」「愛のある町づくり」「町を元気に」と適当に言ってればよい、となります。その実態はどうか。じつは、ヒデー議員は多くない。反面、超マジメ議員も多くない。かくて議員が目だって町を変えることもない。その結果、「あれっ、町が変ってない」です。どうすればよいか明らかです。マジメに政策で人を選び、マジメに監視してください。議会は変るしかありません。それが選挙です。それがほんらいの民主主義の意味でしょう。町はあまり変ってない。どうか、今年こそ、本来の選挙が実施されますように、祈ります。


●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版2ページ目)

 <独断 民主主義って何でしょう>

選挙は民主主義を実現する道具です。そのせいか、統一選の今年、訊かれます。民主主義は役に立つのか、と。気が短いので結論、大して役立たない。岸田さんは国民を無視して大増税へひたすら。まして少数意見をや。しかも多数意見が、まして少数意見が正しい保証などありません。勘ちがいが多いのでもう一度。民主主義は手段で、道具にすぎません。そう考えると何が大切か分ります。納得できる政策を選び、実現してもらうのが選挙です。間違っても「家の前に信号をつけてくれた」などで選んではいけません。議員の常識集(議員必携)にあります。「町全体にかかる提案を」と。地域のことは区長さんの仕事です。「明るい選挙」は家の前に街灯をつけることでない。そんな誤解をなくすべく社会学者は定義してます。民主主義はあなたの知性が担保する。たしかに民が主体的に行政を学び、その不足を知り、民の代弁者を選べば、町議も変り、町も変ります。それは、ほぼ20年間ぼくの訴えていることではありますが…。

<ぼくの12月議会  ~ 愛川はどうする ~>

一般質問です。前回と同様、町長の「誰一人取り残さない」を信じての2項目です。1つは「インクルーシブ教育」。町はその実現のために「特別支援教育」を実施してます。ぼくも賛成。なのに取りあげた。なぜか。この「支援教育」は、たとえば学力が低くて通常授業についていけない子どもを特別に支援します。それを「分離教育だ」やれ「差別だ」と騒ぐメディアも多い。そこで、どうすれば誤解されないか、子どもが追いつけるかを提案的に具体的に訴えました。

つぎは「空き家問題」です。すでに何回も議会のテーマですが、対策が空き家の増加に追いつけていません。家を壊しても建てかえても利点がない。理由は、簡単にいえば法の不備。そこで厚木市は、昨年、土地・建物の用途基準を変えました。家を使いやすく、貸しやすく、売りやすくしました。結果は大評判。もちろんぼくもそれに準拠した提案です。なんと、町長の踏みこんだ答弁がありました。さて、どうなるか。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版3ページ目)

 <偏見 マジメという病い>

よく「Aさんはマジメ」と「Bさんは不マジメ」の言葉を耳にする。が改まって考えると分らない。辞書を引き、「真面目、ほんき、こころを込める」とあり、いよいよ意味不明。そこで「不マジメ」の使い方から連想する。時間をや規則を守らない。嘘をつく。どうやらマジメは道徳の類語か。が、その道徳を元文科省の前川さんは嘆いた。教科書がそんなカタブツばかりを奨めて、子どもは伸びのび育つのか。日本は大丈夫か、と。そこで思い出す。大戦中、ある学者が日本のマジメ人の代表を国に紹介した、赤穂浪士、松蔭、大塩平八郎…。信念のために規則も破り、命を捨てる人たちです。それを読み、大統領は日本の特攻精神対策をたてたとか。

さて、ルールを守るのと破るのとどっちがマジメか。難しいけど1 つだけ真実と思う。規則を守るのに努力も信念も要らない。が、その反対は大変だ。しかも、今は、行政など前例とルールを守るだけでは生き残れないと思う。改革とはルール・習慣の見直しです。

<任期、1 年を切る  ~ この際ふり返る ~>

コロナ下の活動も3 年を越えました。その活動の本気度が出るのが一般質問。報告や反省の意味も込め「その2」です。(今回は令和3年6月~同年12月)

● 生活困窮者支援 コロナの猛威が半年たつとパートの方を中心に失業増大。そこで生活困窮を訴えたけど…。驚いた「ウソ言うな」の反応も。昨年やっと国が動き、町も対策。

● 英語教育 国際化社会で重視されてるが、苦手な子多い。指導の課題で提案です。

● 職員離職 役場の職員がよく辞める。が、どこの自治体も同じ。そのため自分のことを言われてると思わない。ウーン。空振りたったかも。

● 校則 児童の人権が叫けばれる現代、校則への子どもの視点を訴えた。効果は不明も。半年して中津で中学生の提案が校則に。

● 子宮頸がん この頃、頸がんワクチンの再開の動き。が、まだ不安な親も。実態報告のつもりでテーマに。

● DX社会 急激に自治体のデジタル化が進むが町は遅れがち。他市の成功例紹介。

● ゴミの減量化・資源化 愛川町はそれなり努力してます。が、折からカリスマ清掃人の本がバカ売れ。読むと名提案ズラリ。その紹介が目的でした。

● 外国住民との交流 それで大成果を出した自治会長の講演を聴き、深く納得。但し、質問のテーマにしたのは失敗かも。(つづく)


●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版4ページ目)

<ミニノート>

●1ページ目の前半です。むろんウクライナ侵攻などへの危機感で書きました。その点、商工会のテーマも同じで納得も解決の糸口にふれてないか。あえて国連の弱点にふれました。

●ぼくの危機感を大袈裟と見るむきも多いかかも。ちなみに、ぼくの情報源は、関係者やそれに近い人たち。速くて正確なので心配になる。いきおいお節介。お許しを!

●1ページ目の後半です。統一選ということで書いたけど、つい12月議会についてふれずじまい。行政に変化少なく、町に閉塞感があり、それをぶっ飛ばすのが選挙と思って。

●2ページ目の前半です。議員を変えるのは選挙で、その選挙の担い手(責任)は住民、その確認でふれました。でも行政にやる気がなければ町が変わらないのが現実。それは後述。

●2ページ目後半です。「ぼくの一般質問」を書くだけで手いっぱいになってしまった。以下、書きもれにふれますが、テーマが多すぎ。そこで特に気になったのを拾います。ご理解を!

●まず「水源地問題」。この期に及び町からの説明ほぼなし。町議に「たち消えか」の認識。遠因は町民の声(町づくり協議会の案)をきちんと説明しなかったことか。町議も動けない。町提案のどこが協議会案か今もよく分らない。

●「第6次総合計画」です。議員の検討会で膨大な時間をかけ、町の素案に意見を提出し、やっと決着。ちなみに座間市は、議員が素案づくりをし、行政が検討で早々に決着とか。

●「議会改革」です。検討委員会が一貫して研究し、頑張ったのが議会のICT化、が、ここに来て「予算がつかない」の噂も。心配です。町長、実現してネ。

●全員協議会には。北部病院の経営状況や人事案件、職員の事項などの説明がある。その締めは「ご検討をよろしく」。本会議直前に聞かれ、検討時間なしも多い。賛成しろのこと?

●あと1つ、区長会から「議員定数削減」の要望。ぼくと仲間はもともと削減賛成派だが、反対派も少なくない。日ごろ大活躍していれば削減を恐れる理由はない、と思う。

●以上、全員協議会で思う。町と議会は車の両輪というけれど、行政にとり議員は賛成してくれる補助輪か。町の立場で理解するなら。そうでないと安定的な行政運営はできません。これは、愛川でなく、地方議会の課題としてふれました。

2023年2月7日火曜日

●地方選が始まったので2件報告

・清川村村長選 ~読んで、良かったネ。
2回連続の不戦勝です。そのため岩沢村長の政治姿勢が見えにくい。そこで「討議資料」が欲しく、出陣式へ行き、もらって読みました。と、なんと、政策へのハッタリがゼロで、政策ズラリです。村長の人柄の伝わるものでありました。心より「当選おめでとう」です。村民の皆さん、是非一読を!

・厚木市長選 ~聴いて、自身で判断を
激戦がスタートです。そのためか、各陣営の方から支援依頼がありました。資料も沢山読みました。でも、いいことずくめで判断不可能です。そこで5日は演説の聞き歩き。うん、納得。自分の目で見て、自分の耳で判断するのが一番です。どなたが『ホンモノ』か見え、迷いは消えました。あなたも自分の目と耳とで選ぶことを切に望みます。厚木の未来を託すのですから。