<偏見 マジメという病い>
よく「Aさんはマジメ」と「Bさんは不マジメ」の言葉を耳にする。が改まって考えると分らない。辞書を引き、「真面目、ほんき、こころを込める」とあり、いよいよ意味不明。そこで「不マジメ」の使い方から連想する。時間をや規則を守らない。嘘をつく。どうやらマジメは道徳の類語か。が、その道徳を元文科省の前川さんは嘆いた。教科書がそんなカタブツばかりを奨めて、子どもは伸びのび育つのか。日本は大丈夫か、と。そこで思い出す。大戦中、ある学者が日本のマジメ人の代表を国に紹介した、赤穂浪士、松蔭、大塩平八郎…。信念のために規則も破り、命を捨てる人たちです。それを読み、大統領は日本の特攻精神対策をたてたとか。
さて、ルールを守るのと破るのとどっちがマジメか。難しいけど1 つだけ真実と思う。規則を守るのに努力も信念も要らない。が、その反対は大変だ。しかも、今は、行政など前例とルールを守るだけでは生き残れないと思う。改革とはルール・習慣の見直しです。
<任期、1 年を切る ~ この際ふり返る ~>
コロナ下の活動も3 年を越えました。その活動の本気度が出るのが一般質問。報告や反省の意味も込め「その2」です。(今回は令和3年6月~同年12月)
● 生活困窮者支援 コロナの猛威が半年たつとパートの方を中心に失業増大。そこで生活困窮を訴えたけど…。驚いた「ウソ言うな」の反応も。昨年やっと国が動き、町も対策。
● 英語教育 国際化社会で重視されてるが、苦手な子多い。指導の課題で提案です。
● 職員離職 役場の職員がよく辞める。が、どこの自治体も同じ。そのため自分のことを言われてると思わない。ウーン。空振りたったかも。
● 校則 児童の人権が叫けばれる現代、校則への子どもの視点を訴えた。効果は不明も。半年して中津で中学生の提案が校則に。
● 子宮頸がん この頃、頸がんワクチンの再開の動き。が、まだ不安な親も。実態報告のつもりでテーマに。
● DX社会 急激に自治体のデジタル化が進むが町は遅れがち。他市の成功例紹介。
● ゴミの減量化・資源化 愛川町はそれなり努力してます。が、折からカリスマ清掃人の本がバカ売れ。読むと名提案ズラリ。その紹介が目的でした。
● 外国住民との交流 それで大成果を出した自治会長の講演を聴き、深く納得。但し、質問のテーマにしたのは失敗かも。(つづく)