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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2022年4月18日月曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版1ページ目)

 ●こんな時こそ  ~ 平和ぼけを自戒して ~

世界が騒がしい。理由はウクライナ侵攻。ぼくは落ちつかないが、メディアが騒いでいるからではない。7月に参院選があるからとか6月に町長選もあるのにでもありません。すでにブログでもふれてますが、ロシアのチェコ進入の前日、ぼくはプラハを脱出したことがある。ヴェトナムではアメリカが手こずる時期に戦場を目にしていました。その体験で思うのは、なんて日本人の平和ぼけのことなのか。見てみぬふりでいいのか。祈るだけで平和はあるのか。はては、ロシアにも言い分はある、とか。それが命がけの人々に吐く言葉か。日本人なのが恥ずかしい。そしてかく言う自分も日本人。こんな時「これでいいですか愛川町」もないだろう。1人の男と仲間とが世界史を変えようとしている時、ぼくは何をすべきか。そうだ、次回「ウクライナ特集」を出すことを約束するので、今回はご免なさい。

●3月議会  ~ ウクライナ侵攻に始まるも ~

3月議会の初日は3月1日。2月24日がロシアの侵攻でしたから、やはりウクライナ騒ぎに開始です。ぼくは26日には議長に議会での「侵攻反対の議決」を提案し、了承されてます。が、順調はそこまで。しかし国と同じに議会というのはややこしく、実現に4週間。さて、そんな議会だけど、あとはどうか。予算議会なのに質問者は9人だけだったし、傍聴禁止だったし、予算審議の常任委員会は、重要性から1人90分もあるけど、残す時間の多い人も少なくなかったし、全員協議会では恒例みたいに接種日程の報告はあるけど、なぜ愛川の感染者が減らないのか説明はなかったし、などなどやっぱりないない尽くしでありました。そんな折、総合計画への提案とか、町民との意見交換会の準備とか議員定数見直しの話とかあるけんど、どれほど成果があるでしょう。議員大削減派のぼくにはため息の多い3月でありました。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版2ページ目)

 ●独断  ~ ぼくの町長の選び方 ~

4月になり町長選が現実的になってきた。立候補予定者も見えたり、人に「小野沢さんはどう?」と訊かれたり。が、ここは慎重でありたい。という訳で、代りに以下は「ぼくの町長の選び方」となるけど、お許しを。その1は、町長はあなたの声を、あなたの支持する議員や団体の要望を2つや3つ聴いてくれましたか。実現しましたか。その2です。あなたの近所の町の職員は、建設的、改革的、町民目線で働いていますか。職員の意欲は基準です。辞めてないですよネ。その3。町にたくさん審議会や外部評価があります。そこで何を見直したか、あなたの知っているものも1つ2つはありますか。その4。町には困っている方、障害者や年寄りなどへの助成や給付があります。あなたは救われたか、救われ方を知っていますか。暮しを守るのが政治の基本で、そのために町民の僕( しもべ) になるのが町長の仕事です。経験や公約や評判も大切ですが、さてあなたの選ぶ方は上の4点は合格ですか。

●ぼくの質問・質疑など  ~ 祈りこめ ~

一般質問一項目は「ごみの減量化・資源化」です。たとえば減量化率では本町は県内で下から1/3ほど。なので取りあげたが大変。改革できる提案は膨大です。結局、先進自治体の好例の紹介に全力でした。2項目の「外国人との交流」はさらに大変。交流不足は外国人感染者の多さの一因にもなってます。イベント主義でない、相互理解の仕組みなどで提案しました。常任委員会では町の事業を10数目チェックしてます。中でも気になったのが「三歳髪置き祝金」です。3歳の子に一律3万円もだと、生活に苦しい方も多いのに。なので追求です。新年度予算では「賛成討論」をしました。会派で決めたテーマを評価しながら、時に、要望を述べるものです。その要望も軽く10件をこしました。質問・質疑そして討論、いずれにしろ、問題は成果です。それは町長の肚一つ。祈るしかないけど、新年度予算で実現したのが7つほどありました。う~ん、多いか少ないか。微妙です。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版3ページ目)

 ●偏見  ~ むかし言葉にご用心 ~

ぼくたちは、毎日、知らない言葉を耳にする、その一つがたとえば「ウクライナ」。が、これは心配ない。世界の注目語だから、多くの方が、元が地名か人名が人種名か何の意味か知っている。知らなくとも調べる。問題はむかしの言葉、たとえば先にふれた三歳髪き祝金の「髪置き」です。広報あいかわでは平安時代のならわしで髪を伸ばしはじめる3歳の春からとしている。そうなの?ちなみにある辞書には、幼児が髪を伸ばし白髪をかぶせ白粉をつけ、髪を左右に梳く儀式で、三歳の11月に行なう儀式とある。しかし、これもほんとか。平安末期公家は2歳で鎌倉時代武家は三歳で行った、ともいう。が、これまた正しいか不明で、じつは諸説ある。そしてぼくなりの結論は、大むかし幼児を2、3歳まで育てるのも一大事業で、まして白髪になるまで生きるのは稀。髪置きは乳母などへの感謝と子の長寿への祈りであった。むかし言葉への正解は、テレビにも、新聞にも、ネットにもないことが多い。ご用心、気をつけよう。ぼくたちは偏見と誤報の中で生きているのです。

●あゝ、変てこだけども直せない

 町の議案は、質疑を経て、賛成または反対の表明(討論)をし、表決(採択または不採択)となる。当りまえみたいだが、じつはそれが世間の感覚とあうのはテーマが一つの場合でしょう。たとえぼ「給食品500円値上げ」なら分かる。明確な理由を述べ議論できる。ところが3月の予算はどうか。議案としては1つでも、中に数10どころでない事業がびっしり。賛成は多いが反対案件もある。それがふつう。しかし一括して表明するからのが規則。いきおい、あそこ変、ここ怪しいと思いつつ、賛成したりする。しかも同じ賛成でも事業は膨大だから賛成部分もふつう他の議員噛みあわない。かくて、これってほんとに討論なのかな、とあいなる。しかし、多分、かなり多くの議員が、法にしたがいそうする。そして、している中に世間の感覚とズレでいく。ぼくもその1人かも。毎年、3月、予算議会のたび思うことです。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版4ページ目) 

●ミニ・ノート  ~ 究極のコロナ対策は ~ 

●侵攻以来、10分でもぼっとする時間があると、つい頭はウクライナでいっぱい。理由は明らか。侵攻の数日後にぼくが「大虐殺の始まりだ」と騒ぐと、何人もの町議が言う。玉利さん、人に笑われますよ、と。それへの反発の1 面でありました。

●あと1つ。ゼレンスキーは日本の国会で国連の無力を訴えたが、その時は国会議員もメディアもほぼ無視です。が、いまは大騒ぎ。なんと鈍感。ぼくは15年以上前から国連の機能不全を訴えている。今年も4,5回。

●これほど日本人は世界史オンチです。むろんぼっとしている時に考えているのは「そのオンチをどうするか」。そして決めた。すでにブログでウクライナの中学生レベルの常識は発信しているが、次回の「これでいいですか」は「ウクライナ大人の常識」にしようと。

●2面はまず「町長選」にふれました。6月の選挙中には書けないので今回。ぼくは誰を支援するか言えない立場で、中身はボケてます。しかし町長選は身近で重要。地縁・血縁や経歴でなく、熱く町民を想う方を選んでネの気持ちが伝われば嬉しい。余談ですが、ゼレンスキーは国民を思う熱さで、大統領になりました。町長も熱くなれる方を択んでネ。

●3月議会には、他に広報公聴委員会や町の総合計画への提案のための勉強会などがありました。その広報広聴では、いま5月20日、町の議場での町長と町議との意見交換の準備が進んでます。何人が見え、どんなよい提案をしてくれるか。いまから期待と不安です。

●意見交換といえばわが会派も、春日台のタウンカフェで、5/7によろず交換会。これもよろしくネ。 ( 担当: 熊坂 090-5785-1199 )

●お知らせといえば、ウクライナのミニ国旗、国旗柄のマスク、バッヂ、T シャツやなど作ってる方、それと日本語のウクライナ国歌のCDなどを探してます。知ってたら教えてね。

●3面です。この頃、世にフェィクが氾濫で、ぼくもついふり回されます。それで書きました。とはいえ、3面中の「給食代の値上げ」は、フェィクではなく、説明上のたとえです。文を、文脈でなく、単語で読むとフェィクになります。これに困るぼくでもありました。