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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2022年4月18日月曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版3ページ目)

 ●偏見  ~ むかし言葉にご用心 ~

ぼくたちは、毎日、知らない言葉を耳にする、その一つがたとえば「ウクライナ」。が、これは心配ない。世界の注目語だから、多くの方が、元が地名か人名が人種名か何の意味か知っている。知らなくとも調べる。問題はむかしの言葉、たとえば先にふれた三歳髪き祝金の「髪置き」です。広報あいかわでは平安時代のならわしで髪を伸ばしはじめる3歳の春からとしている。そうなの?ちなみにある辞書には、幼児が髪を伸ばし白髪をかぶせ白粉をつけ、髪を左右に梳く儀式で、三歳の11月に行なう儀式とある。しかし、これもほんとか。平安末期公家は2歳で鎌倉時代武家は三歳で行った、ともいう。が、これまた正しいか不明で、じつは諸説ある。そしてぼくなりの結論は、大むかし幼児を2、3歳まで育てるのも一大事業で、まして白髪になるまで生きるのは稀。髪置きは乳母などへの感謝と子の長寿への祈りであった。むかし言葉への正解は、テレビにも、新聞にも、ネットにもないことが多い。ご用心、気をつけよう。ぼくたちは偏見と誤報の中で生きているのです。

●あゝ、変てこだけども直せない

 町の議案は、質疑を経て、賛成または反対の表明(討論)をし、表決(採択または不採択)となる。当りまえみたいだが、じつはそれが世間の感覚とあうのはテーマが一つの場合でしょう。たとえぼ「給食品500円値上げ」なら分かる。明確な理由を述べ議論できる。ところが3月の予算はどうか。議案としては1つでも、中に数10どころでない事業がびっしり。賛成は多いが反対案件もある。それがふつう。しかし一括して表明するからのが規則。いきおい、あそこ変、ここ怪しいと思いつつ、賛成したりする。しかも同じ賛成でも事業は膨大だから賛成部分もふつう他の議員噛みあわない。かくて、これってほんとに討論なのかな、とあいなる。しかし、多分、かなり多くの議員が、法にしたがいそうする。そして、している中に世間の感覚とズレでいく。ぼくもその1人かも。毎年、3月、予算議会のたび思うことです。