昨年は、この活動報告紙などが1部の議員に問題視されたあと、12月議会があり終りです。悪戦苦闘の1年でありました。しかし町民もまたコロナに明けくれ、その心中を思うと、私事で悩んでいられません。その感染症です、猛威にはじまって、1月の早々には緊急事態宣言第2弾。それを受け町も対策報告の初議会、国もほぼコロナ感染対策一色にちかい国会でありました。国会中継を観た方は気がついたことでしょう。政府の対策のなんと後手後手なのか。あいまいなのか不十分なことなのか。
さて、そんな訳で、まずは初議会での町長の対策報告ですが、結論、それほど役立つものはありませんでした。町長のせいでありません。見てきたとおり、国の政策事体に未確定が多いのです。町で言えることは多くありません。メディアもメディアです。その不確定に対し先走りの報道が多すぎます。が、町民もまた同じ。ぼくに「飲食店への支給金はいつ貰えるの」など訊かれて困ります。思いだして下さい。あなたはアベノマスクや給付金などを耳にして、何日後に手にしましたか。ぼくたちにできる対策は、情報にふり回されないことかも。これではミもフタもないので対策は2面です。まずはコロナ禍脱却を!
●12月議会は ~ 会期短縮だったが ~
12月議会は、コロナ感染急増中や議案の少なさもあり、会期は短くなりました。しかしコロナ馴れというか、アクリル板が増えたというか、昨年の3月議会とはちがい、質問、質疑は議場でやれました。その中身です。質疑は、町の提出議案が国の法改正によるもの中心だったし、予算は1件だったしで、1日で済みました。でも一般質問は12件で、かなりの多様性のあるものとなりました。だだし、陳情は5件ありましたが審議されたのは1件。ぼくは“陳情は審議するもの派”ですから、理由があったにしろ個人としては淋しくもありました。