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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2020年1月12日日曜日


●ミニ・ノート

・ふたたび町議になって想う。4年まえは惨々でした。今だからいえるが、敗因の一つは、告示日からバイクが使えなくなったことです。
・今回は自動二輪を使い復活。嬉しさより、ポスターと演説だけで当選できることを証明できてホッとしました。選挙費は10万円ほどです。
・さて1面、一番の驚きは“役職病町議”の多さです。訴えたい政策がないからか、それとも自惚れ、そんな人を選ぶからか、う~ん。
・今回は質問に国政絡みの問題を選んだ道はけわしい。職員は目先の仕事で手いっぱい。研究の閑がない。でも誰かが刺激しないとネ。
・にしても国民年金者は憐れ。厚生年金は終戦直前の軍費稼ぎ、共済年金は戦後の貧乏役人救済が目的だったからめぐまれた制度だったけど、国民年会は付けたりだったからネ。
・ところで、ぼくの質問時に年金者の会の傍聴者はゼロ。なぜ。勘のいい人は分かるよネ。
・2面です。取りあえず一般質問は定義的には合格でしょう。が、やがて道路の整備など区長の仕事がテーマになるかも。この機に町議と区長の仕事の役割分担を明確にしたいネ。
・まぁ、それも議会改革だが、ダブる質疑を減らした渡辺代表の英断も改革の一つです。
・ためにぼくの質疑も消え、分かりにくかったかも。まぁいい。また質疑を止める職員がいたら「今度は具体的に書く」の予告ですから。
・その延長が3面の議会改革提案でした。議長は年頭挨拶に使命の徹底や開かれた議会のために改革すると述べたが、議員のみ全員協議会には質疑されたくない案件が多いのだ。
・4年ぶり町議になり痛感。町職員はとにかく規則に縛られている。行政の安定上はしかたない。しかし規則になれると、安定と円滑な運営が目的になり、町民を忘れる。困る。その伝で、町議もそうした職員になれると円滑な議会運営や何でも賛成が目的になる。自分が監視役を忘れる。それが困るのです。
・その意味で思う。議員に改革委員はむつかしい。外部委員会が町民と議員合同の委員会、せめて傍聴者を含めた委員会がほしいよネ。
・とかいう中に紙面が尽きて2点お知らせ。

①フェイスブック始めました。ここに書ききれなかった記事は、そちらに回します。
②この記事も、これからはフェイスブックとブログに回します。ペーパー版は減らす予定です。

●議会改革~議論よりすぐ実現を~

  今までも改革検討委員会はあったが成果は乏しい。その反動か今回は意欲的な町議もいる。ならば鉄は熱いうちに打てかも。大それた改革をしようとしたり、議論ばかりで熱がさめたのだから、できることからどんどんと。そこで思いつくままに提案。
 
・議場に国旗を:愛川の場合、旗でなくパネルだ。議場の旗はスポーツ場の旗と同じで仰いで誠実を誓うものだから、旗をネ。
 
・番号でなく姓で:議員を番号で呼ばないで、囚人みたいに。戦前の権威誇示の名残です。
 
・答弁の短縮化を:質問時間を増やし答弁を減らそう。その分、町議は事前勉強が要る。説明を訊くばかりの時間稼ぎも減るよネ。
 
・復唱をやめよう:議員の質問をきいて、それを復唱して答えないで、かなりロス時間。
 
・「お伺いします」は止そう:「お伺い」はひら社員や生徒が上司や先生にものを訊く表現。町民の代表は町の監視役として卑屈だ。 
 
・地方自治法って何:議長や委員長報告などに「地方自治法○○条により」というのがある。それを言わない時は法律違反みたい。
 
・謝意は禁じ手:ありがとうで質問を閉じ、答弁席へ頭をさげにいく町議も。他の議会にない光景。町議会の緊張関係に反する。

まだまだあるけどキリないのでやめます。とにかく議会は形式漬けの社会で、慣れると気にならなくなり、町民感覚を忘れ形式が目的になり、本来の使命を忘れるのです。

 ●委員会・審議会 ~これまた然り~

町議の仕事は、議場での質問・質疑だけでなく、いろんな委員会の委員になることだが、こちらも「なんか形だけ」が少なくない。この委員長や副になりたい人が多い。驚きます。中には、改善するために毎月開かれるものもあるけど、多くは年に2,3回。1目が自己紹介で2回目が意見交換でハイ終わりもザラ。ぼくの参加したある協議会なぞ1回町からある外部事業の説明会があったが、それで終り。そして外部といえば、きっと実現しない夢をみんなでワイワイも。何なの。ぼくは1年は大人しくしているけど、議会と同様にこちらも改善していかなくては。憤りの2か月半です。

●一般質問は~まずは無難に~

選挙後の最初の質問です。どうであったか。質問者は役職者を除き、全員。中身ですが「一般質問は町全体にかかわる政策的課題」がほぼ守られました。気のゆるむ人もいたけれど、無難なスタートとしておきましょう。以下、それぞれのタイトルです。敬称略。

 
渡辺    大災害への備え、交通施策、森林整備

岸上    防災・減災対策、町営住宅、安全安心の町づくり

玉利    略(前回のブログ内容のとおり)

     健康ポイント事業、若い世代の町内就労支援

小林    (工業団地の)道路行政、中学校給食、終活支援

鈴木    自然災害から町民の生命・財産を守る取り組み、有害鳥獣被害対策

阿部    行政財産の貸付けによる財源確保、町内循環バス再編運行検討 事業

小島    各老人センターと諏訪老人いこいの家半原小学校旧郷土資料館、上下水道施設の浸水・電源対策

佐藤りえ  防災・減災対策、広告事業による自主財源の確保、看板

佐藤茂   居住環境、町民活動

井出    投票率の向上にむけての取り組み、公共工事の平準化

木下    高齢者の交通手段の確保

熊坂    子ども議会からの提案、小中学生に対する政治の教育

 
総括質疑は   ~ぐっと我慢したけど~

 ふつう12月議会だと町提出議案は少ない。その多くは国の勧告によるもので、いよいよ質すものがない。しかも公明と共産を除くと会派は一つだからそことダブる質疑は自粛することになりました。とはいえ、ぼくが質したい議案が一つありました。むろん町が痛いところをかえています、当然かなり質疑を抵抗され、代表に相談し、今回は「ダブるから」ということで、ぐっと我慢です。じつはその痛い点をなくすヒントを提示したかったけど、う~ん。