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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2023年6月27日火曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版1ページ目)

 ●投票率はほんとに重要か

6月議会が終わった。あと厚木市議選と9月議会をはさみ、愛川の町議選となります。それでか、5月の町民と議員との意見交換会でも投票率が話題となりました。でも投票率って何んでしょう。たしかに全体として低ければ、政治への関心は低い。あるいは期待が低いです。が、個別で見るとどうでしょう。高得票で活動してない人もいれば、その反対もあります。票には役立つ票とムダな票があるのです。そして、ムダな票が多ければ政治はよくならず、行政も変らず。いよいよ町民の政治離れは進むでしょう。その意味で、ぼくは思う。 大切なのは、投票率なんかではなく、投票の質ではないかと。が、現実には、その質が、一定レベルに達していると思えません。そこで、今回は、町議選も近いおり、次頁で“議員適格者の見つけ方”を特集します。参考になればありがたいです。 

●6月議会は「やっぱし」でしたネ

その6月議会。実質的な会期は、常任委員会も含め、1週間ほどで、一般質問は9人です。7月選挙の厚木市は会期は、ずっと多く、質問人数率はほぼ同じ。そして、わが町の常任委員会の質疑はなく、あったのは陳情審査のみ。ただし、その陳情は内容の複雑さがあり、事前勉強会付きが良かった。戻って、良かったと言えば、多忙中の一般質問も気合い十分だったと思う。なおコロナ5類以降だが、愛川は議員にマスクの義務、周辺は義務なしも。とはいえ、総体として、6月議会は、多忙な時期としては、「やっぱし」というか、思ったより濃いというか、うん、迷います。その折、ぼくの耳に、あまり聞きたくない噂が飛び込んできました。さて、こちらの「やっぱし」をぼくはどう受けとめようか…。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版2ページ目)

 ●特集 議員適格者の見抜き方

皆さんは、日頃どうやって候補者を選んでいますか。よ~く当人やその活動を知っている方から。それが一番かもしれませんけど、かなり当にならないかもです。身なり、言葉づかいはよく、じつは、「外れ」もいたりして。その点、「チラシ(討議資料)を読んで」のほうがましです。でも、何を書くのも自由ですから。やはりさほど当てにならないかも。では、チラシをどう読むか、以下参考です。まず、スローガン。元気、安全安心、やる気、絆、やさしさ、福祉、教育、環境のまちづくりの類いです。これだと抽象的で、その方が何をしたいか分かりません。本気なら沢山は書けません。まじめな方は的を絞ります。本気なら具体例の一つも書きたくなるのです。そして一番のポイントは政策です。もう分かりますネ。そこに町でしている事業を羅列しているのはいただけない。その中の何をどうやったのか。あるいはやりたいのかが分りません。逆からえば、的を絞って、夢や悩みを訴えているのがよいのです。それがその方の個性、議員としての存在理由だからです。だが、現実に厳しい。今回も、噂、組織力、名前連呼、地縁血縁などの選挙なら悲しい。

●6月議会の一般質問など

ぼくの質問は1項目で「愛川町の人口減少対策」でテーマが大きい。したがい3点の質問だが、実質は3項目ありました。

①点目は「人口減少が町に与える影響」です。気にしたのが、町の政策が他市町と横並びで似ていて、インパクトに欠け、効果が出にくいこと。ではどうするかを提案。

②点目は「住み続ける交通環境」です。町は鉄道の不便をバスで補ってます。そのバス便の効果の限界を訴え、対策を提示しました。

③は「豊かな心を育む教育」です。町は、様々な事業に取組んでいるけど、じつは学力UPが人を移入し定住させている背景を訴えた。

なお、陳情です。2件あって、「透析患者への通院助成」と「重度障害者へ医療費助成」です。「政治は弱者支援」が信念のぼくは賛成したかったけど、現状はどうでしょう。ごく雑にいうと、ともに、すでに99%助成していて、保険財政は大赤字です。公平性の観点から協力しにくいでありました。

●ぼく自身の通信簿  ~ あえて恥の公開 ~

「選挙のビラは当てにならない」と書きました。では自分のやれたことやれなかったことを正直に評価するとどうなるか。きっと恥さらしです。でも、それで投票が慎重になれば嬉しい。町の様子も伝わればありがたい。なお、一部紹介とはいえ、量が多いので2回にわたります。

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版3ページ目)

●やれたこと、やれなかったこと

①山林整備 山は整備するほど儲かるので、あれこれ提案です。が、成果がない。町は県の助成分の仕事で手いっぱいなのです。

②年金改革 年金は上がり、給付は下がる時代です。そこを変えたいと訴えたけど…。町は国や県に逆らわない。そこを変えたい。

③隣接地の造成 盛土の危険を訴えました。その時の反応はふつうです。が、熱海の事故で変わります。盛土により敏感になり、助成さえ出るようになりました。

④共生社会 やまゆり園騒ぎを見て、共生のあり方を提案するも一人相撲に近かった。が、LGBT騒ぎがあり、評価されだす。何それ。

⑤授業改善 教師の多忙改善を訴えてきて、いま授業の改善を訴えている。ところが今、その多忙改善がでてきた。時間が要るのだ。

⑥ふる里納税 その町への納税額は小さい。そこで返礼品の見直しを訴えているけど、さほど変らない。行政はけっこう頑固です。

⑦人・農地プラン 人がいて、農地があってプランは進む。いまは、やっと人と農地の基礎ができました。計画提案はこれからだ。

まだあるけど今回はここまでです。それでも「政策って」議員の問題が町政の問題かは分かったでしょう。やった、やってない、やりますは言えないものです。(つづく)

●まず世の中を知ることから

この機会にふれますが、議員を分りにくくしている1つに世の変化の速さがあります。手元の新聞に入管法、LGBT法案、チャットGPT、マイナ誤記など出てますが、分かりますか。新聞は現象ばかり書き、分りにくいですよネ。でも、分かるとは身近な問題と知ることだし議員発言のウソに気づきます。そこで、ブログでは“時事問題”の紹介もしてます。一読を! ぜひ。