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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2015年9月19日土曜日

(~20日まで)



 安全保障関連法(安保法)が成立です。違憲性が限りなく高いので、内閣の支持率は急落するのでしょう。

 ぼくが与党ならばどうしたか。きっと違憲の疑いは素直に認めます。そのうえで、周辺諸国の危険を強く訴える。そして、たぶん、だから安保法は必要だけど、これは憲法改正なみにハードルを高くして臨みたい。特例的に衆参の可決条件を2/3以上にするからご理解ください、とでもしようか。

 野党ならどうするか。安保法反対は憲法上から正しいとして、国民の周辺諸国への不安に応えてないのは事実です。どうせ成立する法案に強く反対しても、強行採決ならぬ”強行否決”になるのも事実です。国民の圧倒的支持は得られません。が、幸い違憲論は絶好調でした。ぼくなら安保法を違憲審査にかけるかも。

 そんなことを無責任に考えながらの19日の朝です。さて、安保法は成立したし、明日からは本格的に選挙活動となります。で、まずはこの内視鏡をすませ、フリーになって、告示後に万全を期す準備でありました。結局、なんやかやで、2日では終わらなかったけど。まあ、19日にはゲートボール大会があったし、20日にはラビンの公民館まつりやあいかわ公園では「糸の里」の催しや国会議員との会食があったり。ウーッ。なんやかやあるのでした。



 ところで、もう一週間で告示です。あと一回この内視鏡を更新したらしばらく休止です。ふつうは選挙期間中ほど毎日更新するようですが、ぼくは逆です。「議員は日頃の活動で評価されるべきで、選挙のときだけ活動しない」の信念によります。お許しとご理解を!

 選挙中はひたすら、恥ずかしながら自己のアピールに専念しますが、まずは新倉さん、それに山中さん、渡辺さんの成功を祈ります。働かない、信念のない、責任感のない人との”選手交代”を強く強く願うからです。ともに引き締まっていきましょう。ともに町を変えましょう。



2015年9月18日金曜日

あゝ、任期の終わりです。



 本会議の最終日です。議運(議会運営協議会)や全協(全員協議会)などあって、”本番”です。つまり議案の採決です。

 まあ、ふつうシャンシャンシャンと進行するのでありますが、今回は例外。出だし35~37号議案、番号法(いわゆるマイナンバー制)に関わる条例の制定であります。安保法案と同じに国民が心配しているものです。ぼくは、小林町議に続いて、反対討論をしました。かの女が論理を展開したので、こちらは情に訴えました。すでにその危険は様々に説明してきたことだし。なお、木下町議がナンバー制の利便性を訴えていましたが、その時ぼくは、買い物のたびにナンバーカードを提出する人、カードを紛失して戸惑う町民、まだ端末機がなく困っている商売人の顔をおもいうかべたりしました。が、結果は賛成多数で採択されました。想定内のことですが、ぼくの是々非々主義は変えられません。町民の代弁者ですから。あとの法案はシャンシャンシャンでした。決算議会ではそれが普通です。

 つづいて陳情関連です。まずは例の安保法案関連の2つの陳情の扱いであります。これまたすでにふれたとおり、「審議不要」の流れでしたが、小林町議の「異議あり!」発言で、表決することになりました。むろん結果は見えてます。かの女と井上町議とぼくだけが委員会の表決結果に反対。つまりは「継続」となるけど、そしてこの「継続」は、国会では法案が通るので、闇に消えることとなります。愛川町の議会は、これだけ重要な法案に、何の意思表示も示さなかったという事実だけを残すでしょう。恥じ入る限りです。もちろん「中止」を求める陳情の扱いも同じです。議会は賛成にしろ反対にしろ、意志を表明しないままでした。

 外国人の扶養控除制度の見直しについてはやや趣を異とします。実態の不明のまま採決としました。意志は表明したけれど、町民は実態を知らないままでしょう。そして”本会議”の最後は、過去の議会にも提出された、あの義務教育に関わる国の財源確保や35人以下学級の実施その他を求める陳情の表決です。これは”根回し”の成果か、採択となりました。といっても、その間、事態が変わったわけではありません。根回しの有無だけで、前回のときと表決の結果が変わるとは。なんか情けないです。

 まあ、そんなふうに本会議が終わり、そのあと全員のみ協議会やら議会だよりの委員会やらその他があって、一日のスケジュール終了。なお、その全員のみ協議会では、町からの報告として、三増の運動競技場の改修を国から求められていて、1億ン千万円かかる話があったり、任期の終わりなので町へ返納する資料や物品やロッカーその他の掃除の話やら。いよいよ「任期の最後」を実感です。そのためか競技場の話もとりあえずは「えっ、そんなに掛かる?」 町民の立場で受け止めました。

 そして、最後の最後が、町の理事たち(部長以上)と議員との懇親会です。そもそも懇親が苦手だし、選挙直前の酒席に気が引けます。シラフで望んだため、あるいは職員とは”適切な緊張関係”を意識して臨んだためか、ぼく的には盛り上がりを欠いたまま、お開きとなりました。



 昨日以上に長い、長い、ながーい一日でした。

2015年9月15日火曜日

(~17日まで) 不適切表現?



 やれ「公聴会では安保法案反対の声が強かった」とか「委員会は可決の強行」、そして「いよいよ参院可決か」と巷は騒然、そうしたなかで、こちらも「当選」目指し、「ふだんどおり」に東へ奔り、西へ行くです。

 その間、立候補届の事前申請書の作成がちょっと煩わしかったり、委員会で安保法案関係の陳情に「審議不要」の声が流れたり。そうそう「審議不要」であります。この言葉は、国の法案が審議中のものに対し、その継続を求める陳情に対し使われます。今回の安保法案は、18日の町議会の日には可決されているやもしれません。そうなると、町の委員会への継続を求める陳情は事実上は無効になります。今更議会で陳情を採択しても無駄になります。だから表決しない。それが審議不要です。さて、どうなるか。

 なお、17日は選挙関係書類の事前申請です。ぼくに、選挙事務所も、有償の運動員も、それにいわゆる選挙カーもありません。(中に、書類不備で焦った方もいたようですが)割とすんなり行きました。いや、一点ミス(?)ぼくの選挙公報用の文章の一部が過激すぎて不適切とか。ぼく的に事実を表現しただけだけど。まあ、揉めてもカドが立つだけだし、そんなもの消してもぼくはぼくだし、ということで、一箇所抹消でありました。



 そして、夜。書類を出したので、いよいよ追い込みです。仲間と告示するまでのスケジュールの打ち合わせをしました。

2015年9月14日月曜日

あゝ条例、あゝ陳情



 朝、5時すぎから自分の質疑事項を再チェックし、一服し、総務建設常任委員会の経済建設委員会所管の質疑のため役場へ。

 で、私の質疑事項は、条例関係1項目を含めて6項目です。

 さて、条例ですが、議案のタイトルは「愛川町町営住宅条例の一部改正」です。議会だよりにはそれへの賛否結果が乗るのですが、このタイトルを見て、中身のわかる方はまずいない。じつは、条例の改正は、かの原発事故をきっかけに、その被災者を救うために公営住宅法の一部が改正されたことによります。愛川町でも、おかげで2世帯がスムースへ町営住宅へ引っ越しできました。だからケチを付けるため質疑したわけでありません。町の議案には、かくタイトルでは中身不明のものが沢山あります。一番の狙いは「意味不明の悪癖」の是正を願うものでした。町民への説明責任も果たしたい。それはオマケです。

 かくて質疑しました。今後、議案のタイトルが町民にもわかりやすくするように注文をつけたのは無論です。

 そして、その他の質疑です。5項目ありますが、共通項は同じです。町の事業わけても助成などの事業には算出基準や対費用効果して目標達成度の不明のものがいろいろあります。そのため、助成にばらつきがあります。たとえば同じような町民活動への助成でも、あるものは100万円、またあるものは42万円、さらに助成額0円と言った具合です。今回は(というかいつもですが)そうしたものを拾い上げ、是正の要望を出しました。

 そして、最後が陳情審議です。安保法案が2件、外国住民の税関係が1件。

 さて、安保関係は、一件が「慎重審議」をもとめて国へ意見書を提出するものであり、あと一つは「法案の中止」を求めるものです。

 結論から言うと、小倉、木下、鈴木の3町議が、陳情に対して「継続」の表明で、小林町議とぼくとは「採択」でありました。その小林さんとぼくとは、法案への評価はかなり異なるが、「国民の理解が得られていない」では一致です。つまり町民の代弁をしました。

 つづいて「法案の中止」についてです。今度は、ぼく以外が陳情の「継続審査」をきめました。 ぼくは国民の多くが、継続審議を求めている折、あるいは「よくわからない」折、陳情不採択としました。国民の多くが「賛成」でも「反対」でもなく、「中止(ほぼ反対)とまでは言えないからです。やはり町民の立場にたちました。皆さんはどうでしょう。

 そして、最後の審査は「外国人の扶養控除制度の見直しを求める意見書の提出」についての陳情です。平たく、というか雑に言うと、外国人は子沢山が多く、つまり税の控除対象車が多い。そのためかれらの多くは税金を払わない。いかがなものか、というのです。これについても、ぼく以外は陳情採択でありました。

 が、これは、実は厄介な問題です。「外国人」と一括りに言うけど、国籍が様々であり、とおぜん彼らの国の文化、宗教、法律、風俗、習慣、じつに多様です。そのかれらにいきなり一律に日本の制度の枠をはめると、たちまち生活に困窮する方がン万人いるとも言われています。ということは、今度は生活保護対象の激増で、かえって国の出費(税)が増えるとも言われています。町議の多くは、陳情を鵜呑みに採択したけど、いかがか。ぼく的には外国人の生活実態の把握がその前の仕事です。その意味で「継続審査」の断としました。よくわからないことに「採択」などと言うほど知ったかぶりはできません。知ったもどきはおじん・おばんの雑談調査となります。

 というわけで、ふだんは事前調査して陳情の調査に臨むのですが、今回は時間がなかったので継続審査を主張しました。



 ともあれ、ともあれ、長い一日でした。

2015年9月13日日曜日

お知らせ



 ①いよいよノボリを立てた自転車(?)で走り回ります。ぼくの考えを知りたい方は気軽に声をおかけください。簡単な「活動報告」をさしあげます、

 ②告示(9/29)後は、しばらくブログを休みます。多忙だし、「日常の活動で勝負する」が信念だからです。お許し下さい。



オマケ 愛川町議選、どうなるの⑤



 いよいよ、事実上、選挙戦の後半かも。ふつう告示前に大勢が決まるから。でも、表面は静かで、地下でデッドヒートです。

 というのも町民の関心はイマ1、イマ2、イマ3か。現職町議への失望が理由です。そしてその意味は、たぶん数人は得票を増やすけど、大方は前回より票を減らす、です。つまり、たくさんの方がボーダーラインに並びます。だからデッドヒートです。人気がないのだ。

 思えば、◯△議員を落とす会みたいのなのを作られたり、事実上は後援会なしが4、5名出たりです。新人にはチャンスです。

 が、が、が、その新人も気になる。知名度の低さは相変わらずです。がんばってください。目立ってください。知られてください。エールを送ります。あなたたちの当選が、議会を変え、町を変えるのですから。



 つい我が身の危険を顧みず、声援するのです。ガンバレ。ガンバレ、ガンバレー! 働かない人、ウソをつく人、ブレる人を乗り越えましょう。

ちょっと手抜きで



 午前中は内視鏡書き、そして午后は地元歩きの選挙スケジュール。疲れがたまりすぎないようにという自分へのいいわけです。そうそう、裏の川原に顔を出したけど、珍しく草むしりなどの作業はサボりです。

 午后。で、夕方まで地元歩きにとどめました。なお、一部、区長さんにも手伝ってもらったけど、おっ、おっ、その反応の良さにビックリ。いや、ぼくでなく、区長さんへの信頼にビックリ。



 そして夜。明日が常任委員会なので、その資料にざっと目を通し、早寝(10:00)でありました。