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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
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                   編集子 K



2015年8月6日木曜日

終戦記念が近い折(~7日)



 知人まわりの日々だけど、それより気になるニュースが2つ。

 一つは、世界史と日本史を統合の「近現代史」の必修化。それから横浜市教委「育鵬社」の採択。ともにその意味はいわゆる自虐史観からの脱皮です。でも、思う。うーん、何も安保法案が騒がれている折、そして、終戦記念が近い折、何なんだ、このタイミング。

 ぼくみたいに、アジアのいろんな国を訪れては、現地の歴史の先生などと話をする人ならばだれでも知っている。たとえば、かれらが、ベトナムの方が、日本軍のおかげでフランスから独立できたこととか、インドシナの人が残留日本兵の指導で独立できたこととか熱く語るのを! でも、まずは、日頃、そうした情報を、もっともっと記事にしてくれ。そして政府もそうした”事実”を訴えてくれ。そうしたことの積み重ねの先がたとえば近現代史の必修化でしょう。それを抜きに必修化すれば、たんに、国は戦争を肯定してしまうことになるのです。あゝ、ここでも国は条件整備抜きの先走りです。政府はわかっているのでしょうか。



 そうそう、とか言っているボク、急用で来週ソウルへ出かけます。そのとき、知人の韓国の中学の社会の先生とも話し合うけど、かれの口ぐせは「インテリ層の人は日本のおかげで復興できた事実を知ってます」であります。韓国人がネトウヨを見て、日本人はみんな右翼と思われたら困るように、韓国人に、日本人がみんな左翼みたいに報道されると困ります。政府ってなんでしょう。そしてメディアってなんでしょう。毎年、この時期に考えさせられる理由です。