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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
現在、最新(2015年7月から)の更新はこちらで行っております。
2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2021年5月10日月曜日

●ブログ更新②

⑥清川村選挙です。ほぼ成功でしたか?初の女性候補と村民的ではなかった方が選挙カーもなく当選したのは快挙です。反面、実力者の低当選もあり、見識のある新人の落選もあり、それで、ほぼ成功と思います。気になるのが上位の新人2人です。4年活動できれば村に新しい風が吹きます。反対なら、むろん元のまま。責任は重いです。選挙は出発点にすぎないことを忘れずに。

⑦かく言うぼくは?訊かれても困ります。何か選挙があると「オマエ次はどうする?」と訊かれます。高齢でひがみやすい。つい「どういう意味?」と思ったりして。この機会に2つふれておきます。一つは「選挙」の意味です。辞書に、多数の中から選んであげる、とあります。主体は、ぼくではなく、他人です。いわば出る出ないを決めるのは他人です。ぼくにできるのは今の仕事に努力するだけ、健康に気をつけるだけ。どうするかは自分も分からない。あと一つ。もっと困るのは会派の仲間にそれを訊かれること。その会派は、代表や仲間に夢や理想などがあるかで選びました。だからどうするかは、ぼくでなく、会派の夢と理想との有無が決めます。とくに大切なのは、代表が何をしたいか、しているか。

⑧実録「はりぼて」良かったよりも・・・連休直前、相模原で「はりぼて」を観ました。あの14人も政務調査費を詐取した富山市議の記録。で、その感想です。じつは、当日、20年も市議の通信簿をつけた赤倉さんのトークがあるので行きました。その彼の感慨です。いくら通信簿をつけても、皆さんが議会を傍聴しないと議会はよくならない。空しさの吐露でしょうか。かれが傍聴をやめてから、例の議長によるパワーハラスメント事件がおきました。ぼくの感想です。いきつくところ、選挙が変わらないと議会は変わらない。政策と人柄で選ばれた方はざっぱに数人に一人です。

⑨土屋様、名切様。秘かに期待しています。報道で知る通り、昨年は湯河原の土屋さん、今年は厚木の名切さんの両議員が議会の運営について地裁に訴えをおこしました。そのご両名がどうも裁判所で知り合ったようです。「手を取り合い、頑張って」と秘かにエールを送る地方議員も多いでしょう。裁判にならないと見えないので知られていませんが、議会の運営にはそれなりの不条理がおきます。しかしそれと闘うと後が大変。だからふつう泣き寝入りです。じつはヘナチョコのぼくもその1人かも。先の赤倉さんのトークショーにもそんなヘナチョコが散見していて、ご両名が話題になりました。曰く「かの女たちは女性革命戦士か。裁判にならないと議会はよくならないネ」。ぼくたちが、後につづくためにも、勝訴を祈っているのです。頑張ってください。

⑩今月の推奨本。どれも目からウロコです。キリがないので今月のお奨め本です。

・『マンガ認知症』ウロコ落ちが一番。タイトルに「マンガ」とありますが、じつはマンガと解説とで構成。それ自体「分かってくれ」の気迫です。認知症者は1000万といわれるが、まだ理解されていません。読めばウロコで、介護する人は助かるし、何より介護される人が楽になるでしょう。因みにぼくも認知症と疑われているけど、きっとトバッチリ被害も減ると思います。ちくま新書発行で、880円。

・「コロナ自粛の大罪」フェイクなし。一年以上も巷はコロナで大騒ぎ。でも収まる気配がありません。ぼくも発信してきたが、焼け石に一滴の水です。なぜか。明白です。フェイクが世をふり回すから。折から出たのが上掲の本。読んでビックリ。医師界、自治、メディアのウソ(?)を多角的、体系的に整理し、正しい情報を提供しました。読んで不安とさよならしましょう。宝島新書発行で読みやすい。900円。

・「池田大作研究」不可能への挑戦か?高名の作家と同時にキリスト系の神学者でもある佐藤優氏が創価学会の本質に迫った本です。いまその学会の出先機関(?)の公明党の本質は外から見えません。それで読んだのですが600頁もの本で、考えさせられることぎっしりです。朝日新聞刊。2000円ですが内容は濃い。

ぼくはマスク不適応症ですが着けています。叱られるから。認知症者は介護人に耐えています。同じように病人は健常者、貧乏人は金持ち、権力のない者はある者に耐えてます。人を思いやるには、自分の想像力のなさに気づく必要があります。無知を知る必要があります。そして無知から脱出して余分な不安を脱げる必要があります。その意味で上の2冊を挙げました。3冊目は違う気持ちもあります。ぼくは佐藤さんにつねに敬意を払っています。でももしかしてかれはエラくて地方議員の実態はあまりしらない。学会は、本の帯にあるとおり「不可能の可能性に挑む」であったか。つまり公明党は挑んでいるか。皆さんもその視点で読んでくれたらなぁ、余分です。