コロナの折、読書しかないと思うけど、終息すればたぶん夏。きっと恒例でメディアは‟あの戦争”の話題です。でも、記事といえば8割が侵略戦争史観か、残りが解放史観で困ってしまう。ぼくも著者と同じに、50代の終わりからベトナム、ラオス、ミャンマー、インドネシア、フィリピンほかの僻地を歩きまわってきました。そこでいつも思うのは、日本の報道って、どこか変。調べれば調べるほどおかしい。そう考じている折、出たのがこの『アジア近現代史』です。きっと目からウロコの‟あの戦争”になるでしょう。ぜひ一読を!
なお、コロナといえば、今企業は中国はもちろん韓国から手をひき、南アジアへシフトしだしました。でもぼくも見てきました。その国の民族性はむろん、それぞれの国の‟あの戦争観”を知らないことによるトラブルのいかに多かったことか。当時はエコノミックアニマルと呼ばれたりして。その意味でもこの本を是非。