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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
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                   編集子 K



2015年6月17日水曜日

再び18歳選挙権

 ついに改正公職選挙法が、参院で可決され成立。まずはめでたいといいたいが、問題は少なくない。先般、条件整備しないで子どもに選挙権を与えて大丈夫かの不安を書いたが、心配はそれだけでない。成人年齢や少年法との矛盾をどうする。文科省の「高校生の政治活動の禁止」をどう扱うかの課題も。
 とくに気になるのは、選挙では18歳は大人の扱いで、犯罪は子どもの扱い。ムシがいい。
 とはいえ、成立したからには前向きに考えたい。18歳は未熟と思うけど、大人の未熟も少なくない。いや、多い。いまだに地区対抗戦みたいな、あるいは地縁・血縁選挙は変わってない。結局、かれらは町のなにも変えない。住民はあきれる。低投票率になるの悪循環です。
 そうだ、高校生の方が、まだ純粋だ。それを使わない手はない。4・5日前に立ち話した「明るい選挙を推進する会」の役員も嘆いていました。「投票率の低さはいきつくところ議員の質の低さだから打つ手がない」と。だが、そうじゃない。パソコンを覗けば、全国のいろいろな投票率UP策が出てくる。きっと高校生なら、そのあたりをうまくこなすだろう。さらにはそこに新しいアイディアを加えるに違いない。そして、その行為自体が、かれらの政治参加の意識を高めるだろう。
 その手がありました。ぼくはその役員が地元の高校とタイアップするよう奨めよう。