●会期は短いが ~中身は充実かも~
コロナで質問や議場での質疑が消え、会期まで3日減ったが、たぶん負い目からか町議の意識が変化した。たとえば「議員は質疑を軽んじていると思われたくない」とか、ごく一部に緊張感を欠く者もいたけど。ともあれ、その結果か、町の予算への質疑項目も時間も増えました。しかもただ答弁を訊き「はい、分かりました」で終わることもほぼなし。ぼくの所管は総務建設だが、教育民生も同様のムードだったらしい。ちなみに総務建設では47項目、教育民生では65項目にわたって町の事業の予算の根拠が質されました。いままでない熱気です。
これはコロナの禍い転じて福となるかもしれないが、今後もその線を願いたい。ぼくは、自分の立場を考えれば、常任委員会では休憩中でも答弁者側との雑談を控えてチェックする側だし。これも大切だと思う。
●動き出した議会改革 ~異常か正常か~
議会が新体制になり、そろそろ半年。その間もっとも進んだのが議会改革の気がします。まず各会派で何を変えたいか話し合い、つぎにその意見を検討委員会に持寄り、今は改革項目に優先順位をつけた段階にきています。ちなみにその改革目標は、検討会での項目と議運での項目に分かれるが、検討会の目標を3位まで挙げると、
①タブレット端末の導入 ②議員の定数と報酬の見直し ➂事業評価の推進と検討方法となります。
今まで改革していないので一歩前進と喜びたい。いや、待て、議会の役割が提案とチェックだから議員の能力の向上こそが最優先項目にちがいない。その意味ではまだ道遠しです。他人事ではない。ぼくも改革委員です。民主主義は面倒だけど、頑張るのでよろしくネ。
その他
3月議会には、愛川聖苑条例や水源地の観光と産業の拠点づくりの中間報告をどう扱うか、一般質問がなくなったけど「議だより」の紙面づくりをどうするか、5月の町民との意見交換会は延期か中止か、などなど悩ましい問題が山積みとなりました。ぼく的には、多忙な2・3月だったのです。