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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
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                   編集子 K



2015年8月31日月曜日

議会の初日は……



 議会の初日です。中身はどうか。決算議会は形式的にいつも同じなので、以下、参考のために触れます。

まず全員協議会が開かれ、そこで運営委員会委員長の報告があります。中身は主に9月議会の日程とか進め方です。それから議会改革委員会からの報告です。そして、あと一つ、教育長の任命と人権擁護委員の推薦についてです。人事案件は、本会議に入る前に、事前説明があるのです。全部で20分ほど。

 それから本会議です。会期や陳情は監査結果その他の報告があって、教育長の任命はここで採決されます。それから条例や決算や補正予算や決算の説明、その他もろもろ。なお、ふだんはここで検討員会の報告はしませんが、今回は任期の最後ということで、いままでの検討事項のまとめです。

 ところで、ここまでに気になること3つ、まずは、教育長人事です、大切なので、ぼくも候補者の専門性や教育の基本理念を尋ねたけど、あまり答えられませんでした。仕方ない、今までこんなこと伺う町議はいなかったし、いわば不意打ちだったわけだし。

 つぎは会期ですが、これは毎度のことです。今回は8月31日にスタートして、最終日が24日なので「25日間」と表現されたけど、その24日は予備日で、本会議の最終日は18日です。しかもその18日までに役場に毎日足を運ぶのは、委員会を含めて9回です。実質は9日間です。せめて、まあ、その間、勉強している方もいるから、「会期19日間」と表現してほしい。「25日間」はまるでウソっぽい。恥ずかしいです。

 そして、あと一つ、ナンバー制の中止または延期を求める陳情は「机上配布」扱いとなりました。「机上配布」とは、議員の机の上に陳情書を配るだけ、つまり審議しないということです。「もう法律ができちゃった後だから、審議しても無意味」というわけ。なんじゃ、これ! 議員は、国が決めたことになんでもOKか、それはないよネ。いま国民の多くが反対している安保法案もとおればそうなるのか。反対派の議員もOKするのか。まさに「国民主権」の否定です。ちなみにこのナンバー制も国民の多くが時期尚早と感じています。

 まあ、そんなことを思っている中、本会議が終わって、今度は「議員のみ全員協議会」です。こちらも任期の最後ということでしょうか。ほぼシャン、シャン、シャンで、質問も議論もほぼなくおしまい。でもネ、ここでも一つ気が引ける。それは実質的議会の最終日に町と議員の懇親会の開催を決めたこと。任期の最後だし、10月には議席を失ってる方もいるだろうから、趣旨は分かります。にしても、時は任期直前、ぼくたちは真剣に町民に自分の思いを伝えなくてはなりません。その時期、飲んでワイワイガヤガヤ。気の引ける理由です。しかし、欠席もまた角が立つ。酒を断って、慎ましく行きます。

 さて、戻って、午后であります。サポセンや久美堂(書店)などで所用をすませて、箕輪、田代区をまわって帰宅。夜は決算書とにらめっこです。気の引ける一日でした。