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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
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                   編集子 K



2015年9月3日木曜日

いつもどおりです。



 今日は、終日いつもどおりです。といっても、選挙前のことの「いつも」ですから、中身が違います。知人を求めての東奔西走でありました。

 ところで気になる今朝の新聞、「ナンバー制でDVの被害者の居所が加害者にバレる」とか、「資産のガラス張り化で被害者が出る」とかいろいろ思い当たるけど、一例。

 10年ほど前のことです。母子家庭で暴力をふるう精神障害の息子を抱えている方がおりました。その暴力が強まり、その方は過労で病気になり、働けなくなりました。このままだと共倒れです。子どもを施設に預けたいけど町は相談に乗ってくれません。そこでぼくは一計、「しばらく身を隠しなさい」 そしてかの女が消えてから、ぼくが匿名で町に通報一方。案の定、町は慌てて息子を精神病院に入所させました。

 が、今度はかの女の身の振り方の問題が残ります。今更現れ役場に相談できません。他市に移し、そこで生活保護を申請することにしました。高齢の病人ですから。しかし、ネックがあります。息子の医療費と葬式代のためにコツコツためたささやかな預金があります。が預金があると、申請できません。今度は解約させ、友人に託して、問題を解決しました。




 さてナンバー制ですが、居所不明についても、預金についても、それを守る国のガイダンスはありません。導入されるとどうなるか。このところ、国は前のめりかつ拙速な法律を次々作るけど不備だらけ。わけてもナンバー制はその見本です。ぼくが気にする理由です。

 思う。議会の最終日には、マイナンバー制に伴う条例の改正があるけれど、ぼくは反対しようかな。