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このページは愛川町議会議員玉利まさるのホームページです。
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2015年6月までの記事は玉利まさる@愛川町の内視鏡(旧ページ)に残しますので、どちらもよろしくおねがいします。
                   編集子 K



2022年10月9日日曜日

●活動報告書 これでいいですか愛川町(紙面版4ページ目)  

 ミニ・ノート  

●ふと山を見ると、あちこちにナラ枯れの暑い夏でした。気がつけば秋。ケモノたちはエサの激減を知り、どんな行動をするのでしょう。

●思えば、安倍さんが倒れ、国葬で夏は終りです。その賛否はおいて、菅さんの弔事は秀逸。中で引用された山県有朋が伊藤博文へ送った短歌、ぼくも半世紀も前に読んでいた。その格調に救われた方も多かったでしょう。

●1面前半の背景です。まずコロナ。ぼくは武漢で発生するや水際作戦を訴え、客船で出ると「閉じ込め」に非を鳴らしましたが、国だけでなく、メディアの騒ぎもつねに後手で、その後手は今も続いてます。世界が評価しているのにイデオロギーの違いで批判だし、賛成に根拠がなければ反対に根拠もないのに根拠騒ぎだし、自分たちも旧統一教会を放置してたのにそれを無視の騒ぎです。反論できない故人を叩くメディアって何様でしょうか。

●2面です。心血を注いだのが社会的弱者との共存です。といっても、かれらを理解して共存しよう、ではありません。まず理解するのがどれほど困難か。で、エピソード紹介です。昔、有吉佐和子さんが、「非色」を書きました。黒人は黒いからでなく、怠け者だから差別される、と。確かにシカゴを歩くとそう見える。しかし読んだ寂聴さんの感想は、「もしかの女が肌を黒くして歩いてたら小説は別のものになってたでしょうか」と。本当にそう言ったかは知りません。しかし、黒人をしてみないと黒人が分からないのは本当。あと一つ、やまゆり園に殺傷事件がありました。だが、犯人が勝手に障害者は無用と思った訳でなく、園自体にその空気がありました。だからトラブルは今もある。それほどに人が相手の立場になるのは難しい。ぼくはその自覚こそ共存の第一歩と訴えたかった。

●その延長が3面です。世の中、きっと、ぼくも含め、相手の身になることはできない。幅をきかすのは「みんながそう」とか「テレビで言っていた」とか言う多数派なのです。

●折から清川では良識者の議長が辞任。多数派は「良識」を見ないで、噂の重視でしょう。また厚木では「市長の次男逮捕」と騒がしい。むしろ「市長の」は余計です。そしてそしてそれと同一線上が国葬の騒ぎか。亡くなって反論もできない方の忌中に反対とか旧統一教会とか功績の有無とか。こうした多数派をぼくは信じない。

最後にお知らせ。

恒例、タウンカフェのよろず相談会は、10/15・11/19 ともに 13:00から。