16日の朝刊の大見出し「ギリシャ支援合意」です。やはり読めば、「なんじゃ、これ」でありました。中身のほとんどがギリシャの税制改革の話です。フン!
問いたい。EUは今までも支援しています。むろん、たんに財政支援だけでなく、行政改革や人件費改革も迫っています。それでなぜうまく行かなかったのか。たとえばポルトガルやアイルランドなどは危機を回避したけれど。
以下、調査中なので、無知を晒すが、彼の国に大観光資源はあるけれどほかの資源はない。というか、あるのは漁業か。農業はあるけど大したことなく、産業はダメ。かつての目玉の造船は衰退……。
いや、こんな雑な話は無用です。言いたいのは、あれもないこれもないの国に支援してギリシャはほんとうに立ち直れるか。どう産業を育成できるか。ぼくの知るギリシャのホテルのオーナーはドイツ人とユダヤ人。たとえばそうした構造に変わるのか、新聞の報道は対症療法の記事ばかりで”肝心”がない。読んでも単に「ああ、そうでっか」です。